32 / 77
第32話 授かる魔法、与える居場所
しおりを挟む
『ラクター様』
出発の準備を進める俺に、アルマディアが声をかけてきた。
振り返ると、大精霊ルウを先頭に、動物たちがずらりと並んでいる。魂動物たちも一緒だ。
魂動物たちは、大神木の結界内だとより長く存在し続けることができるようだ。同胞たちを護るためこの場所に残る決断をしたと、俺はリーニャから聞いている。
すまないな。俺がもっと力を付けていれば、他の奴らと同じように、自由に森の中を動けたはずなのに。
ルウが俺の前まで進み出る。
俺たちに、聖森林異変の原因を示してくれた彼女。だが、大神木の精霊であるルウは、この結界から外に出ることができないらしい。
アルマディアが言った。少し、無念さを感じさせる口調で。
『ルウ。あなた、やはりもう移動することもできないのですね……』
「そうですね~。少し前なら、それも可能だったのですが~」
例のドラゴンや、他の地域に遺棄された魔法生物の対処で、かなりの力を消費してしまったと教わった。
アルマディアが歯がゆく思う気持ちはわかる。
いっそ、ルウも俺を依り代にすることはできないのだろうか。
『ラクター様。お気持ちは立派ですが、どうかお考え直しください。いくらあなた様でも、神と同等の力を持つ存在をふたつも宿せば、魂に悪影響は避けられないでしょう』
「むう……」
『私たちのために、あなた様が苦しみ壊れる姿を見たくはありません』
わかったよ、とうなずく。
女神の力――【楽園創造者】であっても、ままならないことはたくさんあるなと、俺は改めて思い知った。
大精霊ルウは、相変わらず慈愛の微笑みを浮かべている。
「ラクター、ありがとうございます~」
「いや。礼を言うのはこちらの方だ。おかげで原因と目的地がはっきりした。ばっちり回復させてもらったしな」
「まだまだ~、お礼し足りません~」
そう言ってさらに近づいてくるルウ。圧倒的なボディライン。
さっきのセリフと相まって、非常に危険な匂いがする。
「主様。交尾か?」
『ラクター様。でしたらもう一日滞在されますか?』
「お前たち……」
素で間違いを犯させようとする頼もしい仲間どもを、俺は睨んだ。
ルウはわかっているのか、いないのか、微笑みを浮かべたまま小首を傾げる。
「もう少し実体化を強化した方がよいですかね~?」
「だあああ、もういい加減からかうのはやめてくれ! で!? なにか言いたいことがあるんだろ、ルウ!」
「はい~」
眠くなるような優しい声音で、大精霊が抱きついてきた。
圧倒的バブみという超絶破壊力を秘めた必殺技――おそらく無意識――を受け、俺は三度気が遠くなりそうになる。ええい、気をしっかり持て!
「本当は同行したいのですが~、わたしはついて行けません。なので、代わりにわたしの魔法をお伝えしようかと~」
「……なんだって? 魔法?」
「ラクターが眠っている間、アルマディアから聞きました~。神力を高めるため、さまざまな魔法を習得しようとしていると~」
『彼女は大精霊。私とは違う系統の魔法を使えるはずです。新しい刺激は、あなた様をより高みへと導くはず。どうかルウの餞別、お受け取りください』
アルマディアも真面目な口調で進言してくる。
俺に、否はない。
だが、どうやって?
「ラクターの身体は、気持ちいいですね~。癒やされます」
「……おいルウ。頼むからそういうのは」
「さあ、力を抜いてください~」
戸惑う俺にそう語りかける。
すると、俺たちの周りに大きな花びらが現れた。蕾のように俺とルウを内側に包み込む。
ルウの体温が心なしか上がった気がした。俺の全身に熱が伝わってくる。けど、それは決して不快なものではない。
「アルマディアほどではないですが~、この中でなら、あなたにわたしのイメージを伝えられます~」
こつん、とルウが額をくっつけてくる。
「わたしの胸元に注目してください~」
「無理」
訴えは無視される。
穏やかな息づかいがすぐ近くだ。
すると、視界に光を感じた。彼女の言葉通り、深くて大きな谷間に、光る種が浮き上がる。
密着した身体ごしに感じる。ルウの神力が凝縮され、種の形に生成されていく流れが。
種はひとつ、ふたつ、みっつと増えていく。
――ふと、大精霊と視線が重なった。
深い深い水の色をした瞳。そこに、俺はイメージを見た。
種のひとつは、発芽して四方へ伸びる蔓に。
別の種は、見たこともない豪奢な鳥へと変化。
そしてもうひとつの種は――派手に爆発した。
ルウがまばたきする。イメージが消え、元の優しげな目に戻る。気がつくと、胸元の種も消えていた。花びらの結界もすぅーっと薄れていく。
「今のが、私の魔法です~」
「あれが……。種に神力を込めて任意の効果を発動させる、ってとこだろうか」
実に大神木の精霊らしい。
イメージからすると……主に『召喚』と『爆弾』。後者が物騒すぎる。
まあ感情を抜きにすれば、非常に有用だ。アルマディアのグロース系魔法とは違い、魔法をあらかじめ準備して、携帯することができそうだ。用途の幅も広がるだろう。
『ラクター様。よろしければルウの魔法を『シード系魔法』と呼称したいのですが。いかがでしょう』
「ああ。いいね。わかりやすい」
コツはなんとなくつかんだ。いきなりルウほど上手くは使いこなせないだろうが、必ず役に立つはずだ。
「ありがとう。ルウ。大事に使わせてもらう」
「いいえ~。この魔法をわたしだと思って~、大事にしてください~」
「相変わらずのセリフだなあ」
いい加減呆れた俺だったが、ふと、閃くものがあった。
俺の方からルウの両肩を握る。
「あらあら~」
『積極的ですね。私は肯定します』
「主様。やっぱり交尾か?」
「集中するから黙りやがってください」
黄色い声を耳からキックし、呼吸を整える。
まずは、覚えたてのシード系魔法を発動。身体に巡る神力を集め、種の形に凝縮する。
GPゲージが数ミリ減った。種を作るだけならこれくらいで済むようだ。
俺はさらにGPをつぎ込む。種の大きさは変わらないが、まるで生きた心臓のように、種の中の光が脈動し始める。
込めるイメージは、召喚。
そして、もうひとつ。
――『楽園創造』。
シード系魔法発動に費やしたのと同じくらいのGPを使い、俺はこの小さな種をすっぽり包むような結界を創りだした。
俺とルウの間に、不思議な種が浮遊する。
虹色に薄く輝く綺麗な立方体の中心に、深い水色をした種が浮かぶ。ルウの瞳と同じ色だ。立方体は、大神木の結界と同じ姿――。
顔を上げると、初めて見るような驚きの表情をしたルウがいた。俺は彼女に言った。
「ルウ。この種を依り代にすれば、結界の外にも出られるんじゃないか?」
出発の準備を進める俺に、アルマディアが声をかけてきた。
振り返ると、大精霊ルウを先頭に、動物たちがずらりと並んでいる。魂動物たちも一緒だ。
魂動物たちは、大神木の結界内だとより長く存在し続けることができるようだ。同胞たちを護るためこの場所に残る決断をしたと、俺はリーニャから聞いている。
すまないな。俺がもっと力を付けていれば、他の奴らと同じように、自由に森の中を動けたはずなのに。
ルウが俺の前まで進み出る。
俺たちに、聖森林異変の原因を示してくれた彼女。だが、大神木の精霊であるルウは、この結界から外に出ることができないらしい。
アルマディアが言った。少し、無念さを感じさせる口調で。
『ルウ。あなた、やはりもう移動することもできないのですね……』
「そうですね~。少し前なら、それも可能だったのですが~」
例のドラゴンや、他の地域に遺棄された魔法生物の対処で、かなりの力を消費してしまったと教わった。
アルマディアが歯がゆく思う気持ちはわかる。
いっそ、ルウも俺を依り代にすることはできないのだろうか。
『ラクター様。お気持ちは立派ですが、どうかお考え直しください。いくらあなた様でも、神と同等の力を持つ存在をふたつも宿せば、魂に悪影響は避けられないでしょう』
「むう……」
『私たちのために、あなた様が苦しみ壊れる姿を見たくはありません』
わかったよ、とうなずく。
女神の力――【楽園創造者】であっても、ままならないことはたくさんあるなと、俺は改めて思い知った。
大精霊ルウは、相変わらず慈愛の微笑みを浮かべている。
「ラクター、ありがとうございます~」
「いや。礼を言うのはこちらの方だ。おかげで原因と目的地がはっきりした。ばっちり回復させてもらったしな」
「まだまだ~、お礼し足りません~」
そう言ってさらに近づいてくるルウ。圧倒的なボディライン。
さっきのセリフと相まって、非常に危険な匂いがする。
「主様。交尾か?」
『ラクター様。でしたらもう一日滞在されますか?』
「お前たち……」
素で間違いを犯させようとする頼もしい仲間どもを、俺は睨んだ。
ルウはわかっているのか、いないのか、微笑みを浮かべたまま小首を傾げる。
「もう少し実体化を強化した方がよいですかね~?」
「だあああ、もういい加減からかうのはやめてくれ! で!? なにか言いたいことがあるんだろ、ルウ!」
「はい~」
眠くなるような優しい声音で、大精霊が抱きついてきた。
圧倒的バブみという超絶破壊力を秘めた必殺技――おそらく無意識――を受け、俺は三度気が遠くなりそうになる。ええい、気をしっかり持て!
「本当は同行したいのですが~、わたしはついて行けません。なので、代わりにわたしの魔法をお伝えしようかと~」
「……なんだって? 魔法?」
「ラクターが眠っている間、アルマディアから聞きました~。神力を高めるため、さまざまな魔法を習得しようとしていると~」
『彼女は大精霊。私とは違う系統の魔法を使えるはずです。新しい刺激は、あなた様をより高みへと導くはず。どうかルウの餞別、お受け取りください』
アルマディアも真面目な口調で進言してくる。
俺に、否はない。
だが、どうやって?
「ラクターの身体は、気持ちいいですね~。癒やされます」
「……おいルウ。頼むからそういうのは」
「さあ、力を抜いてください~」
戸惑う俺にそう語りかける。
すると、俺たちの周りに大きな花びらが現れた。蕾のように俺とルウを内側に包み込む。
ルウの体温が心なしか上がった気がした。俺の全身に熱が伝わってくる。けど、それは決して不快なものではない。
「アルマディアほどではないですが~、この中でなら、あなたにわたしのイメージを伝えられます~」
こつん、とルウが額をくっつけてくる。
「わたしの胸元に注目してください~」
「無理」
訴えは無視される。
穏やかな息づかいがすぐ近くだ。
すると、視界に光を感じた。彼女の言葉通り、深くて大きな谷間に、光る種が浮き上がる。
密着した身体ごしに感じる。ルウの神力が凝縮され、種の形に生成されていく流れが。
種はひとつ、ふたつ、みっつと増えていく。
――ふと、大精霊と視線が重なった。
深い深い水の色をした瞳。そこに、俺はイメージを見た。
種のひとつは、発芽して四方へ伸びる蔓に。
別の種は、見たこともない豪奢な鳥へと変化。
そしてもうひとつの種は――派手に爆発した。
ルウがまばたきする。イメージが消え、元の優しげな目に戻る。気がつくと、胸元の種も消えていた。花びらの結界もすぅーっと薄れていく。
「今のが、私の魔法です~」
「あれが……。種に神力を込めて任意の効果を発動させる、ってとこだろうか」
実に大神木の精霊らしい。
イメージからすると……主に『召喚』と『爆弾』。後者が物騒すぎる。
まあ感情を抜きにすれば、非常に有用だ。アルマディアのグロース系魔法とは違い、魔法をあらかじめ準備して、携帯することができそうだ。用途の幅も広がるだろう。
『ラクター様。よろしければルウの魔法を『シード系魔法』と呼称したいのですが。いかがでしょう』
「ああ。いいね。わかりやすい」
コツはなんとなくつかんだ。いきなりルウほど上手くは使いこなせないだろうが、必ず役に立つはずだ。
「ありがとう。ルウ。大事に使わせてもらう」
「いいえ~。この魔法をわたしだと思って~、大事にしてください~」
「相変わらずのセリフだなあ」
いい加減呆れた俺だったが、ふと、閃くものがあった。
俺の方からルウの両肩を握る。
「あらあら~」
『積極的ですね。私は肯定します』
「主様。やっぱり交尾か?」
「集中するから黙りやがってください」
黄色い声を耳からキックし、呼吸を整える。
まずは、覚えたてのシード系魔法を発動。身体に巡る神力を集め、種の形に凝縮する。
GPゲージが数ミリ減った。種を作るだけならこれくらいで済むようだ。
俺はさらにGPをつぎ込む。種の大きさは変わらないが、まるで生きた心臓のように、種の中の光が脈動し始める。
込めるイメージは、召喚。
そして、もうひとつ。
――『楽園創造』。
シード系魔法発動に費やしたのと同じくらいのGPを使い、俺はこの小さな種をすっぽり包むような結界を創りだした。
俺とルウの間に、不思議な種が浮遊する。
虹色に薄く輝く綺麗な立方体の中心に、深い水色をした種が浮かぶ。ルウの瞳と同じ色だ。立方体は、大神木の結界と同じ姿――。
顔を上げると、初めて見るような驚きの表情をしたルウがいた。俺は彼女に言った。
「ルウ。この種を依り代にすれば、結界の外にも出られるんじゃないか?」
3
お気に入りに追加
2,055
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。

ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる