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第14話 森林探索の目的
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――レオンさんといったん別れてから、四日が経過した。
俺はリーニャとともに、森の中をあちこち歩き回っていた。
目的はいくつかある。
「主様。あっちに珍しい植物があるよ」
「お。どれどれ……えーと、この花と葉っぱの特徴は、ルケミア草か?」
『次のページのアルルカ草ではありませんか?』
「むむ、本当だ」
――目的のひとつめは、レオンさんから譲り受けた魔法の植物図鑑を片手に、フィールドワーク的な観察を行うこと。
アルマディアが言うように、【楽園創造者】の力はイメージが大事。より詳細でバリエーション豊かな楽園を創るためには、いろいろな知識が必要。
つまりは、お勉強だ。
これが意外と楽しい。
魔法の植物図鑑は、さほど重くないので持ち運びしやすい上、俺が知ってる紙の本よりも検索機能が段違いに高いので、すぐに目的のものを調べられる。例えるなら文字入力不要のスマホ……いや、某国民的ゲームのなんとか図鑑みたいな感じか。
転生前はひたすらPCの前にかじりついて仕事をする生活だったから、こうして自分の足と目で調べ、学ぶ作業はとても充実感がある。
もっとも、転生後に培ったスカウト能力も似たような作業の繰り返しだったから、ある意味、慣れ親しんでたというのも大きいだろうな。
それに、今は俺の中にアルマディアもいる。俺が見聞きしたものは彼女も覚えているのだ。もしうっかり忘れてしまっても、アルマディアなら適切にフォローしてくれる。まるで優秀なサポートAIだ。まんまゲームの世界である。
あ、いや。AIなんて言ったら彼女に失礼か。すまん。
――話を戻して、ふたつめの目的。
【楽園創造者】の力で、荒れた森を元通りにすることだ。
勇者スカル・フェイスの尻拭い、と言った方が正確かもしれない。
いつぞや好き放題暴れた彼らのせいで、カリファ聖森林はところどころ、地面がむき出しになっていたり、大穴が空いてしまったり、焦土と化していたりしている場所がある。
それを、楽園創造で再び活性化させるのだ。
こっちは難しい。なにせ、俺は元の植生を知らない。何度か失敗もした。
例えば、周りは樹と苔ばかりの場所に、ぜんぜん雰囲気の違うキラキラの花畑を創ってしまった、とか。
植物だって生き物だ。彼らは彼らの居場所で、彼らのルールで生きている。
キラキラ花畑は『ラクター・パディントンが想像する楽園』であって、ここの植物たちにとっての楽園では必ずしもないはずだ。
難しい。けど魔法の植物図鑑で知識を仕入れていけば、いずれ森に優しい楽園を創れるようになると思う。
森を生き返らせる。
そういう目に見える目標があるのは、楽しい。
――そして、みっつめの大きな目的。
「アルマディア。今、俺のステータスはどんな感じだ?」
『最大GP143、残り86。レベルは7といったところですね。グラフを表示しますのでご確認ください』
アルマディアがそう告げると、俺の視界隅に円形のグラフと各種数値が現れる。
FPSの体力ゲージみたいな奴だ。コレこそまんまゲームである。
GPとは『神力』のこと。俺が楽園創造等に使える限界値と残りを可視化したものだ。確かガーデンポイントとゴッドポイントをかけている、とか言ってたな。
そしてレベルは熟練度的な意味らしい。この値が高くなればなるほど、より大規模で強力な楽園を創ったり、神力を魔法として使えるようなったりする、と。
ちなみにGPもステータス表示も、皆アルマディアが考案し、作ったものである。
きっかけは俺のぼやき――「自分の限界が目に見えたらやりやすいのになあ。ゲームみたいにさ」――をアルマディアが真に受けたから。
俺と一体化した女神は、どうやら俺の転生前の記憶も参照できるらしい。で、俺が昔ハマっていたゲームの記憶を引っ張り出して、アレンジしたのだとか。
なにそれ恥ずかしい。
もちろん、俺の神力限界値なんてバッチリ把握済み。『モニターは任せてください』と嬉しそうに言っていた。
つーかさ。
なに現代日本の知識にしれっと馴染んでるんですか女神様。ぜんぜん違和感ないんだけどナニコレ。おかげで俺もすっかりノリノリだよまったく。
とにかく。
このステータス表示のおかげで、俺は自分の限界と成長を数値で確認できるようになった。
ステータスは、さまざまな要因で上昇するとアルマディアは言う。
新しい楽園の創造。
未知なる知識の習得。
あるいは、俺自身の精神的な成長。
【楽園創造者】として生きていく上でのあらゆることが、俺の強さに繋がる。
カリファ聖森林の探索も、その一環。
これがみっつめの目的だ。
これほど充実感を覚えた日々は記憶にない。
改めて、アルマディアには感謝しないといけないな。
「ねえねえ主様」
……しばらくぼんやりしていたようだ。リーニャに袖を引かれて振り返る。
ちなみに、リーニャや他の人たちのステータスを見ることはできない。元々が勝手に作った数値だから当然と言えば当然。『いずれは他の人々のステータス表示もできるとよいですね』とやっぱり嬉しそうにアルマディアは言っていた。
気を取り直してたずねる。
「どうしたリーニャ」
「向こうに生娘がいるよ」
「……!?!!?」
「食べる? リーニャ狩ってこようか?」
食べません。
俺はリーニャとともに、森の中をあちこち歩き回っていた。
目的はいくつかある。
「主様。あっちに珍しい植物があるよ」
「お。どれどれ……えーと、この花と葉っぱの特徴は、ルケミア草か?」
『次のページのアルルカ草ではありませんか?』
「むむ、本当だ」
――目的のひとつめは、レオンさんから譲り受けた魔法の植物図鑑を片手に、フィールドワーク的な観察を行うこと。
アルマディアが言うように、【楽園創造者】の力はイメージが大事。より詳細でバリエーション豊かな楽園を創るためには、いろいろな知識が必要。
つまりは、お勉強だ。
これが意外と楽しい。
魔法の植物図鑑は、さほど重くないので持ち運びしやすい上、俺が知ってる紙の本よりも検索機能が段違いに高いので、すぐに目的のものを調べられる。例えるなら文字入力不要のスマホ……いや、某国民的ゲームのなんとか図鑑みたいな感じか。
転生前はひたすらPCの前にかじりついて仕事をする生活だったから、こうして自分の足と目で調べ、学ぶ作業はとても充実感がある。
もっとも、転生後に培ったスカウト能力も似たような作業の繰り返しだったから、ある意味、慣れ親しんでたというのも大きいだろうな。
それに、今は俺の中にアルマディアもいる。俺が見聞きしたものは彼女も覚えているのだ。もしうっかり忘れてしまっても、アルマディアなら適切にフォローしてくれる。まるで優秀なサポートAIだ。まんまゲームの世界である。
あ、いや。AIなんて言ったら彼女に失礼か。すまん。
――話を戻して、ふたつめの目的。
【楽園創造者】の力で、荒れた森を元通りにすることだ。
勇者スカル・フェイスの尻拭い、と言った方が正確かもしれない。
いつぞや好き放題暴れた彼らのせいで、カリファ聖森林はところどころ、地面がむき出しになっていたり、大穴が空いてしまったり、焦土と化していたりしている場所がある。
それを、楽園創造で再び活性化させるのだ。
こっちは難しい。なにせ、俺は元の植生を知らない。何度か失敗もした。
例えば、周りは樹と苔ばかりの場所に、ぜんぜん雰囲気の違うキラキラの花畑を創ってしまった、とか。
植物だって生き物だ。彼らは彼らの居場所で、彼らのルールで生きている。
キラキラ花畑は『ラクター・パディントンが想像する楽園』であって、ここの植物たちにとっての楽園では必ずしもないはずだ。
難しい。けど魔法の植物図鑑で知識を仕入れていけば、いずれ森に優しい楽園を創れるようになると思う。
森を生き返らせる。
そういう目に見える目標があるのは、楽しい。
――そして、みっつめの大きな目的。
「アルマディア。今、俺のステータスはどんな感じだ?」
『最大GP143、残り86。レベルは7といったところですね。グラフを表示しますのでご確認ください』
アルマディアがそう告げると、俺の視界隅に円形のグラフと各種数値が現れる。
FPSの体力ゲージみたいな奴だ。コレこそまんまゲームである。
GPとは『神力』のこと。俺が楽園創造等に使える限界値と残りを可視化したものだ。確かガーデンポイントとゴッドポイントをかけている、とか言ってたな。
そしてレベルは熟練度的な意味らしい。この値が高くなればなるほど、より大規模で強力な楽園を創ったり、神力を魔法として使えるようなったりする、と。
ちなみにGPもステータス表示も、皆アルマディアが考案し、作ったものである。
きっかけは俺のぼやき――「自分の限界が目に見えたらやりやすいのになあ。ゲームみたいにさ」――をアルマディアが真に受けたから。
俺と一体化した女神は、どうやら俺の転生前の記憶も参照できるらしい。で、俺が昔ハマっていたゲームの記憶を引っ張り出して、アレンジしたのだとか。
なにそれ恥ずかしい。
もちろん、俺の神力限界値なんてバッチリ把握済み。『モニターは任せてください』と嬉しそうに言っていた。
つーかさ。
なに現代日本の知識にしれっと馴染んでるんですか女神様。ぜんぜん違和感ないんだけどナニコレ。おかげで俺もすっかりノリノリだよまったく。
とにかく。
このステータス表示のおかげで、俺は自分の限界と成長を数値で確認できるようになった。
ステータスは、さまざまな要因で上昇するとアルマディアは言う。
新しい楽園の創造。
未知なる知識の習得。
あるいは、俺自身の精神的な成長。
【楽園創造者】として生きていく上でのあらゆることが、俺の強さに繋がる。
カリファ聖森林の探索も、その一環。
これがみっつめの目的だ。
これほど充実感を覚えた日々は記憶にない。
改めて、アルマディアには感謝しないといけないな。
「ねえねえ主様」
……しばらくぼんやりしていたようだ。リーニャに袖を引かれて振り返る。
ちなみに、リーニャや他の人たちのステータスを見ることはできない。元々が勝手に作った数値だから当然と言えば当然。『いずれは他の人々のステータス表示もできるとよいですね』とやっぱり嬉しそうにアルマディアは言っていた。
気を取り直してたずねる。
「どうしたリーニャ」
「向こうに生娘がいるよ」
「……!?!!?」
「食べる? リーニャ狩ってこようか?」
食べません。
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