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第8話 楽園創造で新衣装
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リーニャによって呆気なく撃退された野盗たち。
彼らを念入りに縛ってから、俺は腕組みをした。
……さて。こいつらどうしようか。
「主様。どうしたの?」
俺の左腕にぴったりと寄り添い、リーニャがたずねてくる。彼女の獣耳が動くたび俺をなでて、こそばゆい。
黄金色の瞳がこちらをじっと見上げてくる。
さっきまで鬼のような形相で屈強な男どもを殴り倒していた子とは思えない。あどけなさが残る妹みたいだ。
スカルのようにはならないぞ、と心に固く誓いながら、俺は答える。
「この野盗たちをどうしようかと思ってな。このままオルランシアの聖地に放置するわけにもいかない」
「ふーん」
リーニャは人差し指を顎に当てて、何かを考えている。尻尾の先が小さくピコピコ動いていた。
おもむろに、彼女は空に向かって声を挙げた。遠吠えにしては可愛らしい声が遠く響き渡る。
すると――。
「うおっ!? こいつら、オオカミ!?」
茶色の体毛をした獣が、どこからか次々と現れる。
リーニャを見ると、彼女はドヤ顔を決めていた。
「この子たち、リーニャの家来。母様からリーダーを受け継いで、リーニャ、ますます偉くなったから」
「お、おう。すごいな」
薄い胸を張る神獣少女に、俺は曖昧な笑みで答える。
けど確かに、現れたオオカミたちはリーニャに従順だ。威嚇の声もなく、大人しく座っている。ドッグトレーナーになった気分だった。
リーニャが俺に抱きついたまま宣言する。
「みんな。この人間がリーニャの新しい主様。だからみんなの大主様。この人の言うことは絶対に聞くこと」
わふっ! と元気の良い吠え声が揃って返ってくる。
リーニャは上機嫌だった。
「主様ができたこと、とってもめでたい。けど主様はちょっと困ってる。だから両方解決するために、これから宴を開こうと思う」
「わふっ!」
「縛ってるそこの人間、みんなで食べちゃおう」
「わふっ!」
「ちょっと待った!」
慌てた俺はリーニャの肩をつかんだ。
オルランシアの少女は不思議そうに首を傾げる。
「宴にお肉。嬉しくないの? 主様?」
「彼らは食糧じゃない。なにより俺が食べたくない」
「むぅ」
良い考えだと思ったのに、とリーニャは頬を膨らませた。
やっぱりこの辺は人間と考え方が違うのだろうなと思う。
俺は咳払いをし、オオカミたちに向き直った。
「あー、皆に頼みがある。この縛った人間たちを、近くの街道まで運んでくれないか。この状態で街道沿いに転がしておけば、通りがかりの商人が通報するだろう」
言葉が通じるだろうか、と思ったが、考えすぎだった。彼らはしっかり返事をすると、野盗たちを器用に背中へ乗せ、走り去って行った。
「そいつらがまた森へ戻らないよう、見張りも頼む!」
わおーん、と遠吠えが返ってきた。どうやら本当に大丈夫そうだ。森の生き物は本当に賢い。
しかし、彼らを顎で使うような真似をして大丈夫だったのかね……。
『問題はないでしょう。彼らもまた誇り高い者たち。忠義を捧げるに値しない主には従いません。彼らが従順なのはラクター様への信頼の証。あなたを仕えるべき主だと認識したからですよ』
心のぼやきを読んだのか、アルマディアがフォローしてくれる。隣でリーニャも「うんうん」とうなずいていた。
まあ、彼らがいいと言うなら。
それにしても、リーニャの力は大したものだ。
圧倒的なスピード、パワー、そして森の動物たちに対する統率力。
さすが、女神が眷属とする神獣、オルランシアのリーダーだ。
こんな娘が俺を主と慕うなんて……ちょっと今でも実感が湧かない。
ふと、リーニャが俺に抱きつきながら、もじもじしていることに気がついた。
「どうしたリーニャ」
「ん……」
俺から視線を逸らし、頬がやや赤くなっている。獣耳があちこちの向きに落ち着きなく動いている。
なんだ?
『交尾の時季が近いのでしょうか』
「アルマディア……」
『冗談です』
こんなときに茶目っ気を披露しないで欲しい。心臓に悪い。
さっきからずっとリーニャの体温を感じていて、かつほぼゼロ距離なんだからな。
「主様……」
「なんだ。どうした」
「リーニャ……この服、ちょっと苦手」
もじもじ。胸元を押しつけたり、股を擦り合わせたりしている。
彼女が身につけているのは麻のトップスにショートパンツ。まるで奴隷の服装だ。おそらく、野盗どもが捕らえた『獲物』に着せていたものだろう。
「感触が気持ち悪いし、なんかヘンな臭いがするし」
なるほど、それでか。
「さっきまで我慢してたけど、主様の匂いを感じたら安心して、逆にコレ我慢できなくなってきちゃった」
「……」
他人が聞いたら誤解しそうな台詞。ギリギリである。
とはいえ、もじもじリーニャをこのままにしておくのも目の毒だ。
「主様。脱いでいい?」
とんでもないことを言い出す神獣少女に、首を横に振って答える。「じゃあ我慢する」とうなだれるリーニャに少し、心が痛んだ。
仕方ない。
「アルマディア。眷属として従えていたお前なら、オルランシア族の服装はイメージできるだろ? 人化できるってことは、ちゃんとした服もあるってことだよな?」
『はい。ただ、儀式用にはなりますが』
「教えてくれ。できるだけ詳細に」
浮かび上がるイメージ。
俺の要求通り、本当に細部まで映し出してくれたので平常心を保つのが大変だった。
大きく深呼吸。
「リーニャ。そこに立って。動くなよ」
指示に大人しく従う神獣少女。
俺は再び神力を全身に巡らせた。
さすがに何度も楽園創造を発動させたせいか、神力の巡り具合はスカスカだ。
リーニャの立っている場所だけに限定して、力を解放する。
イメージは、妖精が自分の望んだ衣装に着替えさせてくれる世界。
お伽噺そのものの空間を、ここに現出させる。
――【楽園創造】。
奴隷服がはらりと解ける。
いくつもの光の粒が神獣少女の周りを巡り始める。
あらかじめ目を閉じていた俺は、リーニャの驚きの声を聞きながら神力の維持に集中した。
『もう大丈夫ですよ。ラクター様』
倦怠感とともにアルマディアの声を聞く。
目を開けた俺は、目を丸くした。
白と黒のコントラストが鮮烈な衣装。ハイソックス、ミニスカートに、胸部の軽鎧と一体化した白毛皮のマント。
イメージはしていたが、実際にリーニャが身に纏っているのを見ると神々しささえ感じる。
あと――事前に分かっていたとはいえ、奴隷服とあんまり露出度が変わらないのはどうしたものか。
リーニャ本人は露出などまったく気にしていないのだろう。むしろ感激で目を潤ませていた。
「これ、母様が着ていたのと同じ! 匂いも! 触り心地も!」
「気に入ってもらえてよかった」
安堵する俺に、アルマディアが言った。
『お見事です、ラクター様。これぞまさしくオルランシアの聖なる衣装。着脱自由自在の神のまといです』
着脱自由自在という一言が気になったが、まあいいとしよう。
「本当にありがとう! 主様!」
リーニャの満面の笑みが見られたのなら、この力を使った甲斐があるというものだ。
彼らを念入りに縛ってから、俺は腕組みをした。
……さて。こいつらどうしようか。
「主様。どうしたの?」
俺の左腕にぴったりと寄り添い、リーニャがたずねてくる。彼女の獣耳が動くたび俺をなでて、こそばゆい。
黄金色の瞳がこちらをじっと見上げてくる。
さっきまで鬼のような形相で屈強な男どもを殴り倒していた子とは思えない。あどけなさが残る妹みたいだ。
スカルのようにはならないぞ、と心に固く誓いながら、俺は答える。
「この野盗たちをどうしようかと思ってな。このままオルランシアの聖地に放置するわけにもいかない」
「ふーん」
リーニャは人差し指を顎に当てて、何かを考えている。尻尾の先が小さくピコピコ動いていた。
おもむろに、彼女は空に向かって声を挙げた。遠吠えにしては可愛らしい声が遠く響き渡る。
すると――。
「うおっ!? こいつら、オオカミ!?」
茶色の体毛をした獣が、どこからか次々と現れる。
リーニャを見ると、彼女はドヤ顔を決めていた。
「この子たち、リーニャの家来。母様からリーダーを受け継いで、リーニャ、ますます偉くなったから」
「お、おう。すごいな」
薄い胸を張る神獣少女に、俺は曖昧な笑みで答える。
けど確かに、現れたオオカミたちはリーニャに従順だ。威嚇の声もなく、大人しく座っている。ドッグトレーナーになった気分だった。
リーニャが俺に抱きついたまま宣言する。
「みんな。この人間がリーニャの新しい主様。だからみんなの大主様。この人の言うことは絶対に聞くこと」
わふっ! と元気の良い吠え声が揃って返ってくる。
リーニャは上機嫌だった。
「主様ができたこと、とってもめでたい。けど主様はちょっと困ってる。だから両方解決するために、これから宴を開こうと思う」
「わふっ!」
「縛ってるそこの人間、みんなで食べちゃおう」
「わふっ!」
「ちょっと待った!」
慌てた俺はリーニャの肩をつかんだ。
オルランシアの少女は不思議そうに首を傾げる。
「宴にお肉。嬉しくないの? 主様?」
「彼らは食糧じゃない。なにより俺が食べたくない」
「むぅ」
良い考えだと思ったのに、とリーニャは頬を膨らませた。
やっぱりこの辺は人間と考え方が違うのだろうなと思う。
俺は咳払いをし、オオカミたちに向き直った。
「あー、皆に頼みがある。この縛った人間たちを、近くの街道まで運んでくれないか。この状態で街道沿いに転がしておけば、通りがかりの商人が通報するだろう」
言葉が通じるだろうか、と思ったが、考えすぎだった。彼らはしっかり返事をすると、野盗たちを器用に背中へ乗せ、走り去って行った。
「そいつらがまた森へ戻らないよう、見張りも頼む!」
わおーん、と遠吠えが返ってきた。どうやら本当に大丈夫そうだ。森の生き物は本当に賢い。
しかし、彼らを顎で使うような真似をして大丈夫だったのかね……。
『問題はないでしょう。彼らもまた誇り高い者たち。忠義を捧げるに値しない主には従いません。彼らが従順なのはラクター様への信頼の証。あなたを仕えるべき主だと認識したからですよ』
心のぼやきを読んだのか、アルマディアがフォローしてくれる。隣でリーニャも「うんうん」とうなずいていた。
まあ、彼らがいいと言うなら。
それにしても、リーニャの力は大したものだ。
圧倒的なスピード、パワー、そして森の動物たちに対する統率力。
さすが、女神が眷属とする神獣、オルランシアのリーダーだ。
こんな娘が俺を主と慕うなんて……ちょっと今でも実感が湧かない。
ふと、リーニャが俺に抱きつきながら、もじもじしていることに気がついた。
「どうしたリーニャ」
「ん……」
俺から視線を逸らし、頬がやや赤くなっている。獣耳があちこちの向きに落ち着きなく動いている。
なんだ?
『交尾の時季が近いのでしょうか』
「アルマディア……」
『冗談です』
こんなときに茶目っ気を披露しないで欲しい。心臓に悪い。
さっきからずっとリーニャの体温を感じていて、かつほぼゼロ距離なんだからな。
「主様……」
「なんだ。どうした」
「リーニャ……この服、ちょっと苦手」
もじもじ。胸元を押しつけたり、股を擦り合わせたりしている。
彼女が身につけているのは麻のトップスにショートパンツ。まるで奴隷の服装だ。おそらく、野盗どもが捕らえた『獲物』に着せていたものだろう。
「感触が気持ち悪いし、なんかヘンな臭いがするし」
なるほど、それでか。
「さっきまで我慢してたけど、主様の匂いを感じたら安心して、逆にコレ我慢できなくなってきちゃった」
「……」
他人が聞いたら誤解しそうな台詞。ギリギリである。
とはいえ、もじもじリーニャをこのままにしておくのも目の毒だ。
「主様。脱いでいい?」
とんでもないことを言い出す神獣少女に、首を横に振って答える。「じゃあ我慢する」とうなだれるリーニャに少し、心が痛んだ。
仕方ない。
「アルマディア。眷属として従えていたお前なら、オルランシア族の服装はイメージできるだろ? 人化できるってことは、ちゃんとした服もあるってことだよな?」
『はい。ただ、儀式用にはなりますが』
「教えてくれ。できるだけ詳細に」
浮かび上がるイメージ。
俺の要求通り、本当に細部まで映し出してくれたので平常心を保つのが大変だった。
大きく深呼吸。
「リーニャ。そこに立って。動くなよ」
指示に大人しく従う神獣少女。
俺は再び神力を全身に巡らせた。
さすがに何度も楽園創造を発動させたせいか、神力の巡り具合はスカスカだ。
リーニャの立っている場所だけに限定して、力を解放する。
イメージは、妖精が自分の望んだ衣装に着替えさせてくれる世界。
お伽噺そのものの空間を、ここに現出させる。
――【楽園創造】。
奴隷服がはらりと解ける。
いくつもの光の粒が神獣少女の周りを巡り始める。
あらかじめ目を閉じていた俺は、リーニャの驚きの声を聞きながら神力の維持に集中した。
『もう大丈夫ですよ。ラクター様』
倦怠感とともにアルマディアの声を聞く。
目を開けた俺は、目を丸くした。
白と黒のコントラストが鮮烈な衣装。ハイソックス、ミニスカートに、胸部の軽鎧と一体化した白毛皮のマント。
イメージはしていたが、実際にリーニャが身に纏っているのを見ると神々しささえ感じる。
あと――事前に分かっていたとはいえ、奴隷服とあんまり露出度が変わらないのはどうしたものか。
リーニャ本人は露出などまったく気にしていないのだろう。むしろ感激で目を潤ませていた。
「これ、母様が着ていたのと同じ! 匂いも! 触り心地も!」
「気に入ってもらえてよかった」
安堵する俺に、アルマディアが言った。
『お見事です、ラクター様。これぞまさしくオルランシアの聖なる衣装。着脱自由自在の神のまといです』
着脱自由自在という一言が気になったが、まあいいとしよう。
「本当にありがとう! 主様!」
リーニャの満面の笑みが見られたのなら、この力を使った甲斐があるというものだ。
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