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第6話 女神アルマディアの眷属
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――カリファの聖森林。
王都スクードの北東に広がる聖なる森だ。
女神アルマディアの導きにより、俺はこの聖森林に入っていた。
彼女の眷属に会うためである。
「俺も何度かクエストで聖森林に来たことはあるが、こんなに広かったんだな」
道なき道を進みながら、感心する。
転生前の世界ではまず見られない、『ザ・原生林』って感じだ。スケールがでかい。
「そういえばアルマディア。あんたの眷属って、どんなヤツなんだ?」
『……』
「アルマディア?」
『え……? あ……、も、申し訳ありませんラクター様。私の眷属のこと、ですね』
慌てて我に返ったようにアルマディアが返事をする。
そういえば、聖森林に入ってからだんだんと彼女の様子が変になっている気がする。上の空というか。
『私の眷属は、オルランシアと呼ばれる神獣族です。太古よりカリファの聖森林を守護してきた一族。最近、代替わりを果たしたので、眷属の誓いを確認するためにも彼らと会う必要があったのですが……』
「目聡い勇者たちに見つかった、と」
『まさか人の勇者が聖森林の深部にやってくるとは思ってもみませんでした』
そういえば、以前言っていたな。カリファの聖森林を攻略すると。
聖域の奥ならば、きっと誰も見たことのない宝や魔物がいるはず。名声をさらに高めるチャンスだ――とか、言っていたっけ。俺は足手まといだと留守番させられたが。
あのとき、聖森林から帰還した勇者たちはひどく上機嫌だった。今思い返すと、アルマディアだけでなく他にもろくでもないことをしでかしていたのかもしれない。
アルマディアは、眷属が普段寝床にしている聖地まで案内してくれるという。
――しばらく歩いて、ふたつ気付いたことがあった。
ひとつは、アルマディアの口数が減り、どこか気落ちしていること。
もうひとつは、以前、聖森林に入ったときよりも周囲が荒れていることだ。
樹々はところどころ乱暴に伐採され、地面の草花は焼かれた跡があった。動物たちの声も、あまり聞こえない。息を潜めるように静まり返っている。
『なんということでしょう……』
不意に、アルマディアが嘆息した。
俺は立ち止まり、辺りを見渡す。
ここは小高い丘の上だった。正面の開けた場所から、森の様子が見渡せる。
一言で表現すれば――ひどい有様だった。
地面はところどころ抉れ、丘の際は岩が剥き出しの崖になってしまっている。
まるでケーキを拳で叩き潰したよう。
もとは開けた場所だったであろう草地には、根元から折れた大木が横たわっている。大木の周りには大小の石。よく見れば、草地には何箇所か、石の塔が立っていた。ほとんど基礎しか残っていないから、おそらく、散乱した石は塔から崩れ落ちたものだろう。
生き物の姿は、ない。
絶句したままの女神に、俺は語りかけた。
「アルマディア。もしかしてここが、お前の眷属がいたという場所なのか?」
『……はい』
消え入るような声。
神獣族オルランシアの聖地であり故郷でした、と彼女は続けた。
『彼らは誇り高い一族。聖地とも言えるこの場所を守れなかったということは、彼らはもう……』
「万が一ということもあるだろう。生き残りの気配は、感じないのか?」
『……、わかりません』
辛い返事をさせてしまった。
オルランシアの聖地跡を歩く。
『彼らは献身的でした。強く、気高い、真の守護者。功を求めず、ただ自らの使命に忠実で、懸命だった。それなのに、私は――』
「過去形で話すのは止めろアルマディア。あと自分を責めるのも、だ。お前がやったわけじゃないだろう」
そう。
女神の眷属であり神獣族の本拠地を、ここまで完膚なきまでに蹂躙できる存在は多くないハズだ。
おそらくは――。
握り拳を作る。
一生懸命、使命のために生きていた奴らを。その故郷を。このままにしておくなんてできるわけない。
俺はアルマディアの名を呼んだ。
「お前の眷属のことなら、この聖地が元はどんな姿だったかわかるだろう」
『はい』
「だったら俺に見せてくれ。俺の中にいるお前なら、できるだろ?」
『ラクター様。なにを』
「さっき、気付いたことがあるんだ」
俺の信念――一生懸命に生きる奴をリスペクトする。
一生懸命に生きる奴は、何も人間だけじゃないよな。
アルマディアによって、俺の頭の中にイメージが浮かぶ。
緑豊かで、美しい聖地の姿。
「俺は【楽園創造者】」
神力を全身に巡らせる。
「大切にしたい奴らのために、楽園を創る男だ」
神の力が広がっていく。
空気の淀みが消えた。
倒れていた木が元の雄々しい姿に戻った。
地形が復元され、青々とした下草が、鮮やかな花々が蘇った。
風が吹く。力尽きた者が息を吹き返すように。
『聖地が、復活した。ラクター様!』
「きっとお前の眷属はどこかで生きてるよ。なら、帰る場所は作っておかないと、な……」
くらり、と来た。
やはりまだ、楽園創造の力を何度も使うのはキツいか。回復も追いついていない感じだ。
身体に力が入らず、膝を突く。
そのまま固い地面にまともに倒れ込む――が、あれ? 痛くない。
地面を触る。いつの間にか草が生長して、クッションのように俺を包み込んでいた。
それだけじゃない。動けない俺の周りで、次々と新しい花が咲き始めた。そこから気持ちを落ち着かせる良い匂いが漂ってくる。
『聖地があなたを認めたのです。ラクター様』
「はは……まるで天然のベッドだな」
『今はお休みください。我が眷属オルランシア、そして女神アルマディアの名において、限りない感謝を』
そんなの、今更気にする必要はないだろうが。
苦笑する。
気を抜いたのが引き金になったのだろう。俺はそのまま意識を失った。
◆◇◆
――どのくらい、時間が経ったか。
頬に温かい感触を感じて、俺は覚醒した。
何だろう。飼っていた猫に舐められているみたいな感じだ。
目を開ける。
目の前に、獣耳姿の美少女がいた。
右半身に温かい感触。添い寝されていると気付くまで数秒かかった。
「……んん!?」
『リーニャ! 生きていたのですね!』
狼狽える俺の脳裏に、女神アルマディアの喜びの声が響く。
獣耳姿の女の子が上にのしかかる。とろんとした目で、俺を見つめてくる。
「女神様の匂い。あなたは、私の主様?」
おい、待て。まさかこの子……!
『はい、ラクター様。この子はリーニャ。神獣族オルランシアの新しいリーダーとなった娘です』
き、聞いてないぞ。
お前の眷属って――女の子だったのかよ!?
王都スクードの北東に広がる聖なる森だ。
女神アルマディアの導きにより、俺はこの聖森林に入っていた。
彼女の眷属に会うためである。
「俺も何度かクエストで聖森林に来たことはあるが、こんなに広かったんだな」
道なき道を進みながら、感心する。
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「そういえばアルマディア。あんたの眷属って、どんなヤツなんだ?」
『……』
「アルマディア?」
『え……? あ……、も、申し訳ありませんラクター様。私の眷属のこと、ですね』
慌てて我に返ったようにアルマディアが返事をする。
そういえば、聖森林に入ってからだんだんと彼女の様子が変になっている気がする。上の空というか。
『私の眷属は、オルランシアと呼ばれる神獣族です。太古よりカリファの聖森林を守護してきた一族。最近、代替わりを果たしたので、眷属の誓いを確認するためにも彼らと会う必要があったのですが……』
「目聡い勇者たちに見つかった、と」
『まさか人の勇者が聖森林の深部にやってくるとは思ってもみませんでした』
そういえば、以前言っていたな。カリファの聖森林を攻略すると。
聖域の奥ならば、きっと誰も見たことのない宝や魔物がいるはず。名声をさらに高めるチャンスだ――とか、言っていたっけ。俺は足手まといだと留守番させられたが。
あのとき、聖森林から帰還した勇者たちはひどく上機嫌だった。今思い返すと、アルマディアだけでなく他にもろくでもないことをしでかしていたのかもしれない。
アルマディアは、眷属が普段寝床にしている聖地まで案内してくれるという。
――しばらく歩いて、ふたつ気付いたことがあった。
ひとつは、アルマディアの口数が減り、どこか気落ちしていること。
もうひとつは、以前、聖森林に入ったときよりも周囲が荒れていることだ。
樹々はところどころ乱暴に伐採され、地面の草花は焼かれた跡があった。動物たちの声も、あまり聞こえない。息を潜めるように静まり返っている。
『なんということでしょう……』
不意に、アルマディアが嘆息した。
俺は立ち止まり、辺りを見渡す。
ここは小高い丘の上だった。正面の開けた場所から、森の様子が見渡せる。
一言で表現すれば――ひどい有様だった。
地面はところどころ抉れ、丘の際は岩が剥き出しの崖になってしまっている。
まるでケーキを拳で叩き潰したよう。
もとは開けた場所だったであろう草地には、根元から折れた大木が横たわっている。大木の周りには大小の石。よく見れば、草地には何箇所か、石の塔が立っていた。ほとんど基礎しか残っていないから、おそらく、散乱した石は塔から崩れ落ちたものだろう。
生き物の姿は、ない。
絶句したままの女神に、俺は語りかけた。
「アルマディア。もしかしてここが、お前の眷属がいたという場所なのか?」
『……はい』
消え入るような声。
神獣族オルランシアの聖地であり故郷でした、と彼女は続けた。
『彼らは誇り高い一族。聖地とも言えるこの場所を守れなかったということは、彼らはもう……』
「万が一ということもあるだろう。生き残りの気配は、感じないのか?」
『……、わかりません』
辛い返事をさせてしまった。
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そう。
女神の眷属であり神獣族の本拠地を、ここまで完膚なきまでに蹂躙できる存在は多くないハズだ。
おそらくは――。
握り拳を作る。
一生懸命、使命のために生きていた奴らを。その故郷を。このままにしておくなんてできるわけない。
俺はアルマディアの名を呼んだ。
「お前の眷属のことなら、この聖地が元はどんな姿だったかわかるだろう」
『はい』
「だったら俺に見せてくれ。俺の中にいるお前なら、できるだろ?」
『ラクター様。なにを』
「さっき、気付いたことがあるんだ」
俺の信念――一生懸命に生きる奴をリスペクトする。
一生懸命に生きる奴は、何も人間だけじゃないよな。
アルマディアによって、俺の頭の中にイメージが浮かぶ。
緑豊かで、美しい聖地の姿。
「俺は【楽園創造者】」
神力を全身に巡らせる。
「大切にしたい奴らのために、楽園を創る男だ」
神の力が広がっていく。
空気の淀みが消えた。
倒れていた木が元の雄々しい姿に戻った。
地形が復元され、青々とした下草が、鮮やかな花々が蘇った。
風が吹く。力尽きた者が息を吹き返すように。
『聖地が、復活した。ラクター様!』
「きっとお前の眷属はどこかで生きてるよ。なら、帰る場所は作っておかないと、な……」
くらり、と来た。
やはりまだ、楽園創造の力を何度も使うのはキツいか。回復も追いついていない感じだ。
身体に力が入らず、膝を突く。
そのまま固い地面にまともに倒れ込む――が、あれ? 痛くない。
地面を触る。いつの間にか草が生長して、クッションのように俺を包み込んでいた。
それだけじゃない。動けない俺の周りで、次々と新しい花が咲き始めた。そこから気持ちを落ち着かせる良い匂いが漂ってくる。
『聖地があなたを認めたのです。ラクター様』
「はは……まるで天然のベッドだな」
『今はお休みください。我が眷属オルランシア、そして女神アルマディアの名において、限りない感謝を』
そんなの、今更気にする必要はないだろうが。
苦笑する。
気を抜いたのが引き金になったのだろう。俺はそのまま意識を失った。
◆◇◆
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頬に温かい感触を感じて、俺は覚醒した。
何だろう。飼っていた猫に舐められているみたいな感じだ。
目を開ける。
目の前に、獣耳姿の美少女がいた。
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「……んん!?」
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獣耳姿の女の子が上にのしかかる。とろんとした目で、俺を見つめてくる。
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