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現実と理想
203ー1 混乱と前進(1)ー1
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龍山から氾濫した魔獣の討伐がひと段落したのは、俺とランドルが子供のグレードラゴンを討伐した日から5日が過ぎた夕方だった。
マギ領とサナへ領に到着した【覇王軍】と【魔獣討伐専門部隊】は、これまでとは違う数に翻弄された。
避難する住民を守りながらの戦いで、負傷者を多く出し苦戦した。
龍山の至る所から下山した魔獣たちは、上位種から逃げるため、できるだけ遠くへ移動しようとしたので、広範囲で討伐を行わねばならなかったのだ。
原則、【覇王軍】は最低でも二人組で行動し、【魔獣討伐専門部隊】は四人組以上の人数で行動する。
どれだけ少人数で対応しても、元々の人数が少ないので、広大な龍山を囲むように人員を配置することなど不可能だった。
そこで俺はランドルに乗って、上空から魔獣の動きを監視し、妖精のエクレアとユテを使って地上に居る仲間たちに指示を出した。
もちろん俺とランドルも魔獣が村や町に向かわぬよう、上空から攻撃を行った。
サナへ領側は木々が殆どないので、魔獣の動きが目視できるが、マギ領側は木々が茂っており魔獣を発見するのが難しい。
三日目にラリエスとエリスが龍山に戻って来たので、サナへ領側を担当してもらった。
高学院を出発してから8日後、覇王軍の主要メンバーの半分が戻って来た。
王都にドラゴンが飛来し、被害が出たと報告がきたからだ。
「ここまで苦戦したのは初めてです」
マギ領側で指揮を執っていたエイトが、王立高学院に戻って直ぐ、疲れた顔をして俺の執務室で報告を始めた。
一緒にマギ領で指揮を執っていたマサルーノ先輩は、まだ安心できる状態ではないと判断し、冒険者ギルド龍山支部に残ってくれている。
「サナへ領も状況は良くありません。
龍山の魔獣対策が全くできていなかったので、冒険者ギルドも領軍も、領都サナへから駆け付けるのに、一日半も掛かりました。
龍山の麓で暮らす領民は、避難訓練もしておらず、避難場所も無かった。
3つのシルバーウルフの群が、別々に村や牧場を襲い、被害は甚大です」
サナへ領で指揮を執っていたボンテンクは、8つの村が半壊、2つの村が全滅していたと報告し、新しく冒険者ギルドを設置すべきだと提案する。
サナへ領には、まだルフナ王子もトゥーリス先輩も残っていて、【王立高学院特別部隊】は、全員が暫く帰れそうにないと追加報告をした。
「被害が広範囲に広がっているので、マギ領に向かった【王立高学院特別部隊】も、暫く帰れないと思います。
夏なので食料は不足していませんが、ケガ人が多いので医療チームの派遣が必要です」
エイトは学院長の方を向いて、医療チームの派遣を要請する。
それならばサナへ領にもお願いしますと、ボンテンクが同様に要請する。
「王都もいつどうなるか分からない。全員を出すことは出来ないが、教師と医学生の半分をマギ領とサナへ領に向かわせよう。護衛はどうしたらいいでしょうか?」
学院長は教師と学生の派遣を決定し、護衛をどうすべきかと俺の顔を見ながら訊いてきた。
「魔獣討伐専門部隊も暫く戻れません。
マギ公爵とサナへ侯爵には、自領に戻って被害状況の確認と、被災者をどうするのか決めて貰わなきゃいけないので、領主の護衛と一緒に向かわせればいいでしょう」
王都に居ても大して役に立ちませんから……という言葉は口には出さず、俺は学院長に領主を戻らせろと指示を出す。
自領の民は自分で守るという気概くらい、領主なら見せて欲しい。
「覇王様、王様や大臣たちから、【覇王軍】か【魔獣討伐専門部隊】のどちらかでいいので、王都で指揮が執れる人材を数人、常に残しておいて欲しいと要請がありました」
どこか申し訳なさそうに、一般軍大臣であるハシム殿が王宮からの要望を伝えてきた。
……王都くらい自分たちで守れ! と言いたいのは山々だが、瓦礫と化した教会を見たら、人々のショックや衝撃も大きかったろうから、仕方ないだろう。
「それで結局、ドラゴンを攻撃したのは誰だったのですか?」と、リーマス王子がハシム殿に質問する。
「はい、攻撃したのはデミル公爵の子息と元王子マロウのようです。
マロウ王子……いえ、元王子は、デミル公爵を頼ったようで、仲の良い側近だったデミル公爵の三男が、マロウを本教会で匿うよう命令し、最近は王都で暮らしていたとか・・・」
大きな溜息とともに、ハシム殿は重くなりそうな口を開いて、調べたことの真相を語っていく。
ドラゴンが本教会の大聖堂に降りる直前、教会に居た者は全員、地下室に逃げ込んでいた。
しかし、動く気配のないドラゴンの様子に、デミル公爵の子息が今ならドラゴンを背後から攻撃し、倒すことができるかもしれないと言い出した。
首尾よく倒すか大きな傷を負わせれば、マロウ王子の罪は許され、自分と王子は王都をドラゴンから救った英雄になるだろうと、頭のネジの緩いデミル公爵の子息は考えた。
ドラゴンが王都に飛来した時に指揮を執るのが誰なのか、何故誰も攻撃しようとしないのかということを、魔獣と戦ったことなどない二人は、全く考えようともしなかった。
簡単にドラゴンを討伐できると思った二人は、自分たちが教会と王都を守ってやると宣言し、教会の司教たちが止めるのも聞かず、地下室から抜け出してしまった。
その結果、教会は大聖堂も本教会も失い、飛ばされた教会のレンガなどで家や店を壊された建物は百軒以上。
避難していたのでケガ人は少なかったが、それでも住民50人以上が負傷した。
その後、ドラゴンは上級地区の城壁を壊し、上級地区に居を構えていた高位貴族の住居5軒を半壊させ、王城の天守塔の4つの内2つを崩落させた。
気が済んだ感じのドラゴン2頭は、それから北に向かって飛び去った。
マギ領とサナへ領に到着した【覇王軍】と【魔獣討伐専門部隊】は、これまでとは違う数に翻弄された。
避難する住民を守りながらの戦いで、負傷者を多く出し苦戦した。
龍山の至る所から下山した魔獣たちは、上位種から逃げるため、できるだけ遠くへ移動しようとしたので、広範囲で討伐を行わねばならなかったのだ。
原則、【覇王軍】は最低でも二人組で行動し、【魔獣討伐専門部隊】は四人組以上の人数で行動する。
どれだけ少人数で対応しても、元々の人数が少ないので、広大な龍山を囲むように人員を配置することなど不可能だった。
そこで俺はランドルに乗って、上空から魔獣の動きを監視し、妖精のエクレアとユテを使って地上に居る仲間たちに指示を出した。
もちろん俺とランドルも魔獣が村や町に向かわぬよう、上空から攻撃を行った。
サナへ領側は木々が殆どないので、魔獣の動きが目視できるが、マギ領側は木々が茂っており魔獣を発見するのが難しい。
三日目にラリエスとエリスが龍山に戻って来たので、サナへ領側を担当してもらった。
高学院を出発してから8日後、覇王軍の主要メンバーの半分が戻って来た。
王都にドラゴンが飛来し、被害が出たと報告がきたからだ。
「ここまで苦戦したのは初めてです」
マギ領側で指揮を執っていたエイトが、王立高学院に戻って直ぐ、疲れた顔をして俺の執務室で報告を始めた。
一緒にマギ領で指揮を執っていたマサルーノ先輩は、まだ安心できる状態ではないと判断し、冒険者ギルド龍山支部に残ってくれている。
「サナへ領も状況は良くありません。
龍山の魔獣対策が全くできていなかったので、冒険者ギルドも領軍も、領都サナへから駆け付けるのに、一日半も掛かりました。
龍山の麓で暮らす領民は、避難訓練もしておらず、避難場所も無かった。
3つのシルバーウルフの群が、別々に村や牧場を襲い、被害は甚大です」
サナへ領で指揮を執っていたボンテンクは、8つの村が半壊、2つの村が全滅していたと報告し、新しく冒険者ギルドを設置すべきだと提案する。
サナへ領には、まだルフナ王子もトゥーリス先輩も残っていて、【王立高学院特別部隊】は、全員が暫く帰れそうにないと追加報告をした。
「被害が広範囲に広がっているので、マギ領に向かった【王立高学院特別部隊】も、暫く帰れないと思います。
夏なので食料は不足していませんが、ケガ人が多いので医療チームの派遣が必要です」
エイトは学院長の方を向いて、医療チームの派遣を要請する。
それならばサナへ領にもお願いしますと、ボンテンクが同様に要請する。
「王都もいつどうなるか分からない。全員を出すことは出来ないが、教師と医学生の半分をマギ領とサナへ領に向かわせよう。護衛はどうしたらいいでしょうか?」
学院長は教師と学生の派遣を決定し、護衛をどうすべきかと俺の顔を見ながら訊いてきた。
「魔獣討伐専門部隊も暫く戻れません。
マギ公爵とサナへ侯爵には、自領に戻って被害状況の確認と、被災者をどうするのか決めて貰わなきゃいけないので、領主の護衛と一緒に向かわせればいいでしょう」
王都に居ても大して役に立ちませんから……という言葉は口には出さず、俺は学院長に領主を戻らせろと指示を出す。
自領の民は自分で守るという気概くらい、領主なら見せて欲しい。
「覇王様、王様や大臣たちから、【覇王軍】か【魔獣討伐専門部隊】のどちらかでいいので、王都で指揮が執れる人材を数人、常に残しておいて欲しいと要請がありました」
どこか申し訳なさそうに、一般軍大臣であるハシム殿が王宮からの要望を伝えてきた。
……王都くらい自分たちで守れ! と言いたいのは山々だが、瓦礫と化した教会を見たら、人々のショックや衝撃も大きかったろうから、仕方ないだろう。
「それで結局、ドラゴンを攻撃したのは誰だったのですか?」と、リーマス王子がハシム殿に質問する。
「はい、攻撃したのはデミル公爵の子息と元王子マロウのようです。
マロウ王子……いえ、元王子は、デミル公爵を頼ったようで、仲の良い側近だったデミル公爵の三男が、マロウを本教会で匿うよう命令し、最近は王都で暮らしていたとか・・・」
大きな溜息とともに、ハシム殿は重くなりそうな口を開いて、調べたことの真相を語っていく。
ドラゴンが本教会の大聖堂に降りる直前、教会に居た者は全員、地下室に逃げ込んでいた。
しかし、動く気配のないドラゴンの様子に、デミル公爵の子息が今ならドラゴンを背後から攻撃し、倒すことができるかもしれないと言い出した。
首尾よく倒すか大きな傷を負わせれば、マロウ王子の罪は許され、自分と王子は王都をドラゴンから救った英雄になるだろうと、頭のネジの緩いデミル公爵の子息は考えた。
ドラゴンが王都に飛来した時に指揮を執るのが誰なのか、何故誰も攻撃しようとしないのかということを、魔獣と戦ったことなどない二人は、全く考えようともしなかった。
簡単にドラゴンを討伐できると思った二人は、自分たちが教会と王都を守ってやると宣言し、教会の司教たちが止めるのも聞かず、地下室から抜け出してしまった。
その結果、教会は大聖堂も本教会も失い、飛ばされた教会のレンガなどで家や店を壊された建物は百軒以上。
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その後、ドラゴンは上級地区の城壁を壊し、上級地区に居を構えていた高位貴族の住居5軒を半壊させ、王城の天守塔の4つの内2つを崩落させた。
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