200 / 709
貴族たちの願望
114ー1 救援要請(3)ー1
しおりを挟む
【山斬りの一陣】 先鋒として圧倒的多数の魔獣を一振りで屠る。
《 横斬り 》 視界に捉えられる範囲(建物であれば城程度の大きさ)の物体を薙ぎ払う。
魔力量180を剣に籠め、詠唱と同時に魔法陣を起動させ、剣を魔法陣に通して魔剣に変化させる。
ミスリルを半分以上含む強度の剣でなければ、魔法陣は起動できない。
《 縦斬り 》 高さ10メートルまでの物体を一刀両断する。
魔力量150を剣に籠め、詠唱しながら剣を振る。
どのような剣であっても、使用後は消滅する。
斬る物体が軟質である場合、後方まで斬撃が飛ぶので注意する。
う~ん・・・縦斬りは、低空で飛んでいるドラゴンに使えるかな?
ミスリルの剣なんて持ってないから、横斬りは無理だ。
それにしても、山斬りって……ちょっと物騒だよな。
俺は急いで、縦斬りの詠唱の言葉を暗記する。そしてマジックバッグの中から、ギルマスに貰った剣を取り出す。
せっかく貰った剣だけど、他に持ってないから仕方ない。
練習したことがないから効果は定かじゃないけど、一振りで倒せるのなら理想的だ。
問題があるとしたら的を外さず剣を振り下ろさなきゃならないことだ。
「リーダーは集まれ、作戦会議だ!」とダルトンさんが大声で叫んだ。
卵を産んでいる個体がいたので、卵の処理を含む討伐になった。そのため作戦を練り直す必要があったのだ。
リーダー以外は川岸から目視できる範囲で、アイススネークの巣に卵が有るかどうかを再び確認するため、橋より上流側に向かった。
マギ領の冒険者パーティーによると、土や枯草を使って巣は作られており、大きさは直径2メートル程度のサラダボールのような形で、その中に卵があったと言う。
卵は焦げ茶色で、大きさは手のひらサイズだったそうだ。
卵を産んでいたらアイススネークはこの場を離れない。だから討伐中に他の場所に移動することはない。
討伐のことだけ考えれば、幸運なのかもしれない。
2度目の作戦会議では、卵を奪おうとすると必ずアイススネークがやってくるので、卵を奪うパーティーと、見張りをしながら現れたアイススネークを討伐するパーティーに分かれて、合同で作戦を決行することになった。
組分けは【王立高学院特別部隊】の2つのパーティーが組を作り、マギ領の冒険者とヘイズ領の冒険者パーティーが組を作る。
【宵闇の狼】はヘルプに回ることになった。
「多くの旅人のために、できるだけ早く討伐する必要がある。
しかし、土手から近付ける巣は2つだ。今日はその2つを狙う。
他の3匹の巣は川の中央の中洲に在るから、明日、遠距離攻撃を仕掛けておびき寄せることにする」
巣の中に卵の有無を確認した皆の報告を聞いたダルトンさんが、新しい作戦と討伐方法を説明し、土手に近い2つの巣には卵が確認されたので、今日の討伐目標は土手から近い場所から行うと指示を出した。
残念なことに変異種の巣は確認されていない。
俺とエイト君は、エクレアとトラジャ君を連れて変異種の巣を探しに、普通のアイススネークたちとは反対側の、橋より下流側に移動することにした。
橋の下流側には、大きな中洲が一箇所だけあった。
長さは100メートルくらいで幅は40メートルはあると思われる。
この中洲には木が数本生えていて、中には巨木になっているものもあるので、雨期でも中洲の半分は沈まないのかもしれない。
大河の中心に近い場所に在るので、舟でも出さないとたどり着けない。
「川岸からの攻撃も届かないし、橋の上からでも届かないよな」
「そうだねエイト君。エクレア、様子を見てこれる?」
『ええ、いいわよ』
エクレは仕事を与えられて嬉しそうに飛んでいった。
『アコル、確かに巨大な巣があったわ。でも、まだ卵はなかった。あの巨体だもの、産卵するための餌が足らないんじゃない?』
「それは良かった。卵が有ったら取りに行かなきゃいけないところだった」
俺は安堵の息を吐き、決戦は橋の上に誘い出し、移動させてからにすると覚悟を決めた。
夕日が王都ダージリンの方角に沈む少し前、4つのパーティーは悪戦苦闘しながら、なんとか2匹のアイススネークを討伐し、卵を回収していた。
討伐されたアイススネークを見ると、ベテラン冒険者二組の方は炎の攻撃で体の半分が黒く焦げており、止めを刺すために体中に切り傷や刺し傷があった。
……素材としては、全く役に立ちそうにないな。
【王立高学院特別部隊】の討伐したアイススネークの方は、ボンテンク先輩が新しく覚えたウインドカッターで頑張って、アイススネークを5分割していた。
こちらは十分にマジックバッグとして皮が使えそうだ。
それが分かっているので、全員いい笑顔で討伐したアイススネークから皮を剝ぎ取っている。
魔物の討伐に初めて参加したトーブル先輩も、おっかなびっくり顔を引きつらせながらも、懸命に小型ナイフで皮を剝いでいる。
今日はここまでにして、全員で直ぐ近くの町まで戻る。
雨期や大雨の時は橋の通行が制限されるので、足止めされる旅人や宿泊拠点として、川の両側には宿屋が数軒ある。
今回の件で足止めされている旅人が既に泊っていて、俺たちが部屋をとったら満室になった。
俺たちは食堂で夕食をとりながら、3つのパーティーから最近の魔獣の様子を訊いたり、サナへ領の被害について話したりして、食後は早目に就寝した。
日の出時刻に、警備隊の小隊と一緒に橋の前まで来ると、橋の中間より少し王都寄りの位置に、壊れた荷馬車と積み荷が見えた。
人の姿はないので、犠牲者の人数は分からない。
どうやら、通行禁止を無視して強行突破しようとした商人がいたようだ。
橋の入り口には警備隊の詰め所というか、小さな連絡所の建物があり、橋の両側から連絡できる拡声器に似た魔術具が設置されていた。
警備隊の小隊長は、直ぐに魔術具で連絡を取り、絶対に誰も通行させるなと念を押し、被害者を調べるよう指示を出した。
「よし、今日で方を付けるぞ! アコル、本当に変異種は任せていいんだな?」
「はいダルトンさん。倒すまで頑張ります。皆さんも頑張ってください」
《 横斬り 》 視界に捉えられる範囲(建物であれば城程度の大きさ)の物体を薙ぎ払う。
魔力量180を剣に籠め、詠唱と同時に魔法陣を起動させ、剣を魔法陣に通して魔剣に変化させる。
ミスリルを半分以上含む強度の剣でなければ、魔法陣は起動できない。
《 縦斬り 》 高さ10メートルまでの物体を一刀両断する。
魔力量150を剣に籠め、詠唱しながら剣を振る。
どのような剣であっても、使用後は消滅する。
斬る物体が軟質である場合、後方まで斬撃が飛ぶので注意する。
う~ん・・・縦斬りは、低空で飛んでいるドラゴンに使えるかな?
ミスリルの剣なんて持ってないから、横斬りは無理だ。
それにしても、山斬りって……ちょっと物騒だよな。
俺は急いで、縦斬りの詠唱の言葉を暗記する。そしてマジックバッグの中から、ギルマスに貰った剣を取り出す。
せっかく貰った剣だけど、他に持ってないから仕方ない。
練習したことがないから効果は定かじゃないけど、一振りで倒せるのなら理想的だ。
問題があるとしたら的を外さず剣を振り下ろさなきゃならないことだ。
「リーダーは集まれ、作戦会議だ!」とダルトンさんが大声で叫んだ。
卵を産んでいる個体がいたので、卵の処理を含む討伐になった。そのため作戦を練り直す必要があったのだ。
リーダー以外は川岸から目視できる範囲で、アイススネークの巣に卵が有るかどうかを再び確認するため、橋より上流側に向かった。
マギ領の冒険者パーティーによると、土や枯草を使って巣は作られており、大きさは直径2メートル程度のサラダボールのような形で、その中に卵があったと言う。
卵は焦げ茶色で、大きさは手のひらサイズだったそうだ。
卵を産んでいたらアイススネークはこの場を離れない。だから討伐中に他の場所に移動することはない。
討伐のことだけ考えれば、幸運なのかもしれない。
2度目の作戦会議では、卵を奪おうとすると必ずアイススネークがやってくるので、卵を奪うパーティーと、見張りをしながら現れたアイススネークを討伐するパーティーに分かれて、合同で作戦を決行することになった。
組分けは【王立高学院特別部隊】の2つのパーティーが組を作り、マギ領の冒険者とヘイズ領の冒険者パーティーが組を作る。
【宵闇の狼】はヘルプに回ることになった。
「多くの旅人のために、できるだけ早く討伐する必要がある。
しかし、土手から近付ける巣は2つだ。今日はその2つを狙う。
他の3匹の巣は川の中央の中洲に在るから、明日、遠距離攻撃を仕掛けておびき寄せることにする」
巣の中に卵の有無を確認した皆の報告を聞いたダルトンさんが、新しい作戦と討伐方法を説明し、土手に近い2つの巣には卵が確認されたので、今日の討伐目標は土手から近い場所から行うと指示を出した。
残念なことに変異種の巣は確認されていない。
俺とエイト君は、エクレアとトラジャ君を連れて変異種の巣を探しに、普通のアイススネークたちとは反対側の、橋より下流側に移動することにした。
橋の下流側には、大きな中洲が一箇所だけあった。
長さは100メートルくらいで幅は40メートルはあると思われる。
この中洲には木が数本生えていて、中には巨木になっているものもあるので、雨期でも中洲の半分は沈まないのかもしれない。
大河の中心に近い場所に在るので、舟でも出さないとたどり着けない。
「川岸からの攻撃も届かないし、橋の上からでも届かないよな」
「そうだねエイト君。エクレア、様子を見てこれる?」
『ええ、いいわよ』
エクレは仕事を与えられて嬉しそうに飛んでいった。
『アコル、確かに巨大な巣があったわ。でも、まだ卵はなかった。あの巨体だもの、産卵するための餌が足らないんじゃない?』
「それは良かった。卵が有ったら取りに行かなきゃいけないところだった」
俺は安堵の息を吐き、決戦は橋の上に誘い出し、移動させてからにすると覚悟を決めた。
夕日が王都ダージリンの方角に沈む少し前、4つのパーティーは悪戦苦闘しながら、なんとか2匹のアイススネークを討伐し、卵を回収していた。
討伐されたアイススネークを見ると、ベテラン冒険者二組の方は炎の攻撃で体の半分が黒く焦げており、止めを刺すために体中に切り傷や刺し傷があった。
……素材としては、全く役に立ちそうにないな。
【王立高学院特別部隊】の討伐したアイススネークの方は、ボンテンク先輩が新しく覚えたウインドカッターで頑張って、アイススネークを5分割していた。
こちらは十分にマジックバッグとして皮が使えそうだ。
それが分かっているので、全員いい笑顔で討伐したアイススネークから皮を剝ぎ取っている。
魔物の討伐に初めて参加したトーブル先輩も、おっかなびっくり顔を引きつらせながらも、懸命に小型ナイフで皮を剝いでいる。
今日はここまでにして、全員で直ぐ近くの町まで戻る。
雨期や大雨の時は橋の通行が制限されるので、足止めされる旅人や宿泊拠点として、川の両側には宿屋が数軒ある。
今回の件で足止めされている旅人が既に泊っていて、俺たちが部屋をとったら満室になった。
俺たちは食堂で夕食をとりながら、3つのパーティーから最近の魔獣の様子を訊いたり、サナへ領の被害について話したりして、食後は早目に就寝した。
日の出時刻に、警備隊の小隊と一緒に橋の前まで来ると、橋の中間より少し王都寄りの位置に、壊れた荷馬車と積み荷が見えた。
人の姿はないので、犠牲者の人数は分からない。
どうやら、通行禁止を無視して強行突破しようとした商人がいたようだ。
橋の入り口には警備隊の詰め所というか、小さな連絡所の建物があり、橋の両側から連絡できる拡声器に似た魔術具が設置されていた。
警備隊の小隊長は、直ぐに魔術具で連絡を取り、絶対に誰も通行させるなと念を押し、被害者を調べるよう指示を出した。
「よし、今日で方を付けるぞ! アコル、本当に変異種は任せていいんだな?」
「はいダルトンさん。倒すまで頑張ります。皆さんも頑張ってください」
4
お気に入りに追加
319
あなたにおすすめの小説

無能認定され王宮から追放された俺、実は竜の言葉が話せたのでSSS級最凶竜種に懐かれ、気がついたら【竜人王】になってました。
霞杏檎
ファンタジー
田舎の村から上京して王宮兵士となって1年半……
まだまだ新人だったレイクは自身がスキルもろくに発動できない『無能力者』だと周りから虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、『スキルが発動しない無能はこの王宮から出て行け』と自身が働いていたイブニクル王国の王宮から解雇・追放されてしまった。
そして挙げ句の果てには、道中の森でゴブリンに襲われる程の不遇様。
だが、レイクの不運はまだ続く……なんと世界を破壊する力を持つ最強の竜種"破滅古竜"と出会ってしまったのである!!
しかし、絶体絶命の状況下で不意に出た言葉がレイクの運命を大きく変えた。
ーーそれは《竜族語》
レイクが竜族語を話せると知った破滅古竜はレイクと友達になりたいと諭され、友達の印としてレイクに自身の持つ魔力とスキルを与える代わりにレイクの心臓を奪ってしまう。
こうしてレイクは"ヴィルヘリア"と名乗り美少女の姿へと変えた破滅古竜の眷属となったが、与えられた膨大なスキルの量に力を使いこなせずにいた。
それを見たヴィルヘリアは格好がつかないと自身が師匠代わりとなり、旅をしながらレイクを鍛え上げること決める。
一方で、破滅古竜の悪知恵に引っかかったイブニクル王国では国存続の危機が迫り始めていた……
これは"無能"と虐げられた主人公レイクと最強竜種ヴィルヘリアの師弟コンビによる竜種を統べ、レイクが『竜人王』になるまでを描いた物語である。
※30話程で完結します。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる