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冒険者とお仕事
41ー2 入学前のひと時ー2
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◇◇ パリージア(アコルの母) ◇◇
「ごめんください。アコル君のお母さんはいらっしゃいますか?」と、店先で若い男性の声がした。
ちょうど出来上がったばかりのポーションを、店の棚に並べようと思っていた私は、店の奥から「はーい」と返事をしながら出ていく。
「あら、モンブラン商会の王都支店のバジルさん。ご無沙汰しています」
そこには、アコルが買ってくれたこの家を、引っ越すまでの間ずっと管理してくれていたアコルの友人であるバジルさんが立っていた。
「お母さん。今日は嬉しい報告を持ってきました。アコル君は、王立高学院の試験で1位になったんです。それと、アコル君が提案していた王宮花壇の管理、うちの商会に決まりました」
「えっ? アコルは確か、先日の推薦試験で合格していたんじゃなかったかしら?」
「ええ、そうなんですが、なんでも個室を確保するために、一般入試を受けろと指示されたみたいで、それで受験したら1位だったんです」
バジルさんはそう言いながら、王都新聞を広げて見せてくれた。
アコルったら、目立たないよう地味に学生するって言ってたのに、これじゃあ無理ね。それにしても1位って……どこまで規格外なのかしらうちの息子は。
「それじゃぁ、個室も確保できたのかしら?」
「そうみたいです。先程本店からマルク人事部長が来られて、私にいろいろと指示を出しながら教えてくださいました」
それは何よりだったわ。これで暫く魔法省とか軍とか王族の目は誤魔化せるわ。
「知らせてくださってありがとうございます。そう言えば王宮花壇の管理って、うちが受けるのかしら?」
「そうです。それで、王宮花壇の管理の仕事は支店が窓口になって、私が担当者になったんです。初めての担当がアコル君が取ってきた仕事だなんて、本当に嬉しいです。これからよろしくお願いします」
アコルから、初めてモンブラン商会で出来た大切な友達だと聞いていたから、きっと担当者に推薦したのね。アコルのそういうところ……父さんにそっくりだわ。
「こちらこそよろしくお願いします。王宮の仕事だなんて、アコルも無茶ぶりが過ぎるわね。それで、見積書とか計画書はあるのかしら?」
私はバジルさんを来客用のテーブルまで案内し、一緒に座って打ち合わせを始めることにした。
「はい勿論です。アコル君は絵も巧いので、とっても分かり易い指示書が届いています。出来れば明日にでも、王宮へ行って現場の確認をお願いしたいと思いますが、ご都合はいかがでしょうか?」
バジルさんは持ってきた沢山の書類を出しながら、本契約を先に結んでくださいとお願いし、王宮へ行く段取りまでしてくれる。
「明日の午前中なら大丈夫です。あ~っ!でもアコルったら、花の苗は何処で育てる気かしら」
「その件なら本店の不動産部から指示が出ています。
この建物は、アコル君が買った部分以外は賃貸になっているんですが、その部分と裏庭を含めて全てモンブラン商会が買い取りました。
そこで、この建物の屋上で苗を育てるようです。
次の休みにアコル君が帰って来て、土魔法で三階の廊下から階段を作り、屋上に出れるようにして補強もするとか・・・いつ聞いても、アコル君の魔法の力には驚きます。
私も手伝いに来ますので、それまでに必要な種や肥料などを買い出しに行きましょう。人件費以外の経費は、全てモンブラン商会が支払いします」
バジルさんは本当に嬉しそうに話しながら、商会員になって3年で、傘下の商団や商店の仕事を任されることは滅多とないので、つい実家の両親に自慢してしまったと、照れながら教えてくれた。
バジルさんのお父さんは下級地区の役人で、お母さんは中級学校の食堂で働いているそうだ。
来年からメイリが中級学校に行く予定だから、きっとお世話になるわね。
そして高学院入学前の休みに帰ってきたアコルは、信じられない速さと技術で、屋上までの階段を土魔法で作り、屋上にも小さな階段上の部屋を作ってしまった。
ちょっと見ない内に、どんどん常識から外れていく息子を眺めながら、一応は褒めたものの、つい大きな溜息を吐いてしまったのは仕方ないわよね。そう思うでしょう?父さん。
王都で雪が積もることは殆どないので、裏庭のない建物は、屋上が洗濯干し場になっている。だから突然現れた屋上の作業部屋に、近隣の建物の住人たちが驚いていた。
おまけに貯水槽まで土魔法でちょちょいと作り、バジルさんの魔法の訓練だと言って、コツコツ水を溜めるよう指導していた。
いくら同期生でも、4歳も年上のバジルさんに指導するのはどうなのかしらって、つい口を出してしまったら、「アコルは王立高学院を卒業したら、幹部候補として働くことになります。私はアコルの下で働きたいと思っています。だから、同期であっても、私の魔法の師匠であり、目標でもあるアコルの指示なら喜んで従います」って、キラキラした瞳で力説された。
……ああ、なんだか申し訳ないわ。でもアコルのことを認めて、大事に思ってくれている仲間が居るって、本当にありがたいわね。昼ご飯は腕を振るわなきゃ。
「ねえねえアコルお兄ちゃん。今度はいつ帰ってくるの?」
バジルさんと一緒に昼ご飯を食べていると、メイリがアコルに話し掛けた。
「そうだなあメイリ。月に二度は外泊可能な休みがあるから、10月の中頃かな」
「そうなんだ……あのね、あたしもいっぱいお勉強をして、絶対に王立高学院に入学するわ。モンブラン商会は女の子でも推薦してくれるかなあ?」
可愛い妹にデレデレしているアコルは、「いっぱい勉強したら大丈夫だぞ」って答えて、ポケットから飴を取り出した。
家に帰ってくる時は、必ず妹にお土産を買って帰るまめな兄である。
父親が居ない分、アコルはかなりメイリを甘やかせている。お兄ちゃん大好きなメイリは「将来お兄ちゃんのお嫁さんになる」と言って、アコルを泣かせている。
その光景を微笑ましそうに見ていたバジルさんは、以後うちに仕事で来るたび、必ずメイリにお菓子や文房具などのお土産をくれるようになる。
兄しか居ないバジルさんは、うちに来る度に「何故うちには妹が居ないんだ!」って叫ぶのが、お決まりのようになってしまうとは、この時は全く気付かなかったわね。
「ごめんください。アコル君のお母さんはいらっしゃいますか?」と、店先で若い男性の声がした。
ちょうど出来上がったばかりのポーションを、店の棚に並べようと思っていた私は、店の奥から「はーい」と返事をしながら出ていく。
「あら、モンブラン商会の王都支店のバジルさん。ご無沙汰しています」
そこには、アコルが買ってくれたこの家を、引っ越すまでの間ずっと管理してくれていたアコルの友人であるバジルさんが立っていた。
「お母さん。今日は嬉しい報告を持ってきました。アコル君は、王立高学院の試験で1位になったんです。それと、アコル君が提案していた王宮花壇の管理、うちの商会に決まりました」
「えっ? アコルは確か、先日の推薦試験で合格していたんじゃなかったかしら?」
「ええ、そうなんですが、なんでも個室を確保するために、一般入試を受けろと指示されたみたいで、それで受験したら1位だったんです」
バジルさんはそう言いながら、王都新聞を広げて見せてくれた。
アコルったら、目立たないよう地味に学生するって言ってたのに、これじゃあ無理ね。それにしても1位って……どこまで規格外なのかしらうちの息子は。
「それじゃぁ、個室も確保できたのかしら?」
「そうみたいです。先程本店からマルク人事部長が来られて、私にいろいろと指示を出しながら教えてくださいました」
それは何よりだったわ。これで暫く魔法省とか軍とか王族の目は誤魔化せるわ。
「知らせてくださってありがとうございます。そう言えば王宮花壇の管理って、うちが受けるのかしら?」
「そうです。それで、王宮花壇の管理の仕事は支店が窓口になって、私が担当者になったんです。初めての担当がアコル君が取ってきた仕事だなんて、本当に嬉しいです。これからよろしくお願いします」
アコルから、初めてモンブラン商会で出来た大切な友達だと聞いていたから、きっと担当者に推薦したのね。アコルのそういうところ……父さんにそっくりだわ。
「こちらこそよろしくお願いします。王宮の仕事だなんて、アコルも無茶ぶりが過ぎるわね。それで、見積書とか計画書はあるのかしら?」
私はバジルさんを来客用のテーブルまで案内し、一緒に座って打ち合わせを始めることにした。
「はい勿論です。アコル君は絵も巧いので、とっても分かり易い指示書が届いています。出来れば明日にでも、王宮へ行って現場の確認をお願いしたいと思いますが、ご都合はいかがでしょうか?」
バジルさんは持ってきた沢山の書類を出しながら、本契約を先に結んでくださいとお願いし、王宮へ行く段取りまでしてくれる。
「明日の午前中なら大丈夫です。あ~っ!でもアコルったら、花の苗は何処で育てる気かしら」
「その件なら本店の不動産部から指示が出ています。
この建物は、アコル君が買った部分以外は賃貸になっているんですが、その部分と裏庭を含めて全てモンブラン商会が買い取りました。
そこで、この建物の屋上で苗を育てるようです。
次の休みにアコル君が帰って来て、土魔法で三階の廊下から階段を作り、屋上に出れるようにして補強もするとか・・・いつ聞いても、アコル君の魔法の力には驚きます。
私も手伝いに来ますので、それまでに必要な種や肥料などを買い出しに行きましょう。人件費以外の経費は、全てモンブラン商会が支払いします」
バジルさんは本当に嬉しそうに話しながら、商会員になって3年で、傘下の商団や商店の仕事を任されることは滅多とないので、つい実家の両親に自慢してしまったと、照れながら教えてくれた。
バジルさんのお父さんは下級地区の役人で、お母さんは中級学校の食堂で働いているそうだ。
来年からメイリが中級学校に行く予定だから、きっとお世話になるわね。
そして高学院入学前の休みに帰ってきたアコルは、信じられない速さと技術で、屋上までの階段を土魔法で作り、屋上にも小さな階段上の部屋を作ってしまった。
ちょっと見ない内に、どんどん常識から外れていく息子を眺めながら、一応は褒めたものの、つい大きな溜息を吐いてしまったのは仕方ないわよね。そう思うでしょう?父さん。
王都で雪が積もることは殆どないので、裏庭のない建物は、屋上が洗濯干し場になっている。だから突然現れた屋上の作業部屋に、近隣の建物の住人たちが驚いていた。
おまけに貯水槽まで土魔法でちょちょいと作り、バジルさんの魔法の訓練だと言って、コツコツ水を溜めるよう指導していた。
いくら同期生でも、4歳も年上のバジルさんに指導するのはどうなのかしらって、つい口を出してしまったら、「アコルは王立高学院を卒業したら、幹部候補として働くことになります。私はアコルの下で働きたいと思っています。だから、同期であっても、私の魔法の師匠であり、目標でもあるアコルの指示なら喜んで従います」って、キラキラした瞳で力説された。
……ああ、なんだか申し訳ないわ。でもアコルのことを認めて、大事に思ってくれている仲間が居るって、本当にありがたいわね。昼ご飯は腕を振るわなきゃ。
「ねえねえアコルお兄ちゃん。今度はいつ帰ってくるの?」
バジルさんと一緒に昼ご飯を食べていると、メイリがアコルに話し掛けた。
「そうだなあメイリ。月に二度は外泊可能な休みがあるから、10月の中頃かな」
「そうなんだ……あのね、あたしもいっぱいお勉強をして、絶対に王立高学院に入学するわ。モンブラン商会は女の子でも推薦してくれるかなあ?」
可愛い妹にデレデレしているアコルは、「いっぱい勉強したら大丈夫だぞ」って答えて、ポケットから飴を取り出した。
家に帰ってくる時は、必ず妹にお土産を買って帰るまめな兄である。
父親が居ない分、アコルはかなりメイリを甘やかせている。お兄ちゃん大好きなメイリは「将来お兄ちゃんのお嫁さんになる」と言って、アコルを泣かせている。
その光景を微笑ましそうに見ていたバジルさんは、以後うちに仕事で来るたび、必ずメイリにお菓子や文房具などのお土産をくれるようになる。
兄しか居ないバジルさんは、うちに来る度に「何故うちには妹が居ないんだ!」って叫ぶのが、お決まりのようになってしまうとは、この時は全く気付かなかったわね。
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