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膀胱炎
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「怜央くん、ちょっとでいいからおしっこ出せない?^^;」
怜「いーやーだっ!」
母「怜央…(--;)」
名前は怜央くん5歳。
38度前後の熱が昨日から続いていて、トイレに行くのを嫌がるそうで。
腹痛もあるみたいで今日は受診してくれた。
まぁ、ほぼ膀胱炎で間違いないだろうけど、確実に診断しない事には薬も出せない。
尿検査だけでも頑張ってもらいたいところなんだけど、さっきからずっとこの調子。
排尿痛もあるんだろうな。
「先生もなるべく痛いことしたくないからさ、ちょっとだけ頑張ってこのコップにおしっこ取って来れない?」
怜「やだ!だって痛いもん…」
「んー困ったなぁ^^;」
お母さんは、困り顔ですみませんと申し訳なさそうに頭を下げている。
もう導尿してあげた方が怜央くんのためにはいいかもしれない。
確かに導尿は決して楽な処置とは言えないけど、長い間尿を溜めておくのも良くないし、時間かけても怜央くんの負担にもなる。
ここは導尿して、しっかり診断して早く楽にしてあげたほうがいいな。
「このまま時間をかけるのも怜央くんの負担になりますし、カテーテルを入れて排尿してあげようと思います。」
母「すみません、よろしくお願いします。」
「分かりました、では処置が終わりましたらお呼びしますので扉を出てすぐの椅子でお待ちくださいね。」
親がいると、これくらいの歳の子は甘えてなかなか処置出来ないことが多い。
お母さんには外で待ってもらって、抑制して導尿するから看護師さんの堺さん、濵田さんを呼んだ。
「怜央くん、じゃあベッドにゴロンしようか。よいしょ…はい、ゴローン^^」
怜「あっ、やだやだっ!」
濵「大丈夫、すぐ終わるからね~」
堺「これ頑張ったら楽になるから頑張るよ~」
怜「うわぁぁん(泣)」
看護師さんたちは上手く声掛けをしながら上半身をタオルで巻いて固定して足をしっかりと抑えてくれた。
怜央くんはヤダヤダと固定から逃れようとバタバタしてるものの、あっという間に固定され動けなくて泣き出してしまった。
すぐ終わらせるからな。
「ちょっと冷たいよー。」
怜「んっ……グスッ…ままぁ(泣)」
消毒をすると、もう逃げられないと思ったのか弱くなった泣き声。
堺「終わったらお母さんのとこ行こうねぇ。」
「じゃあちょっと気持ち悪いよー。」
怜「ビクッ)あっ…やっ……いたいぃー!!(泣)」
小児用の尿道カテーテルに潤滑剤を塗って挿入すると再び泣き声が大きくなった。
痛いよね、ごめんな。
濵「はい、頑張れー。
動かないよー。」
「…よし、奥まで入ったかな。
もうすぐ終わるからね。」
堺「上手、あとちょっとね^^」
しっかり溜まってたものが抜けたか触診して確認する。
うん、大丈夫そうかな。
「はーい、じゃあ抜くからね。
もう1回気持ち悪いよー。」
怜「んっ…グスッ……んんーっ!!(泣)」
堺「終わったー!
お利口さんでした^^」
「偉かった、頑張ったな^^
お母さん呼んでもらってもいい?」
濵「はい、お母様中へどうぞー。」
お母さんに入ってきてもらうと怜央くんはお母さんにすごい勢いで抱きついた。
怖かったもんね。
「お疲れ様でした、怜央くん頑張ってくれたので無事に排尿出来ました。
尿検査に今回してますのでいっぱい褒めてあげてください。
頑張ったもんね、怜央くん偉かったよ^^」
怜「グスッ……ふぇぇん(泣)」
母「すみません、ありがとうございます。
よしよし、もう泣かないの。」
尿検査の結果は、やっぱり膀胱炎で間違いなかった。
まだ腎臓にまでは炎症がいってなかったため、薬で様子を見ることに。
「じゃあ怜央くん、お薬飲んで、たくさんおしっこ出すんだよ?
頑張って出さないとまたさっきみたいに出してあげなきゃいけなくなるからね。」
怜「ん、もうしたくない…(泣)」
「そうだよね(笑)
じゃあ頑張ろう!」
怜「グスッ…うん…(泣)」
「よーし、お利口さん。
では、いっぱい水分とって出させてくださいね、それが1番早く治る方法なので^^」
母「はい、ありがとうございました!」
ちゃんと頑張ってトイレに行くと言ってくれた怜央くん。
早く治りますように(-人-。)
怜「いーやーだっ!」
母「怜央…(--;)」
名前は怜央くん5歳。
38度前後の熱が昨日から続いていて、トイレに行くのを嫌がるそうで。
腹痛もあるみたいで今日は受診してくれた。
まぁ、ほぼ膀胱炎で間違いないだろうけど、確実に診断しない事には薬も出せない。
尿検査だけでも頑張ってもらいたいところなんだけど、さっきからずっとこの調子。
排尿痛もあるんだろうな。
「先生もなるべく痛いことしたくないからさ、ちょっとだけ頑張ってこのコップにおしっこ取って来れない?」
怜「やだ!だって痛いもん…」
「んー困ったなぁ^^;」
お母さんは、困り顔ですみませんと申し訳なさそうに頭を下げている。
もう導尿してあげた方が怜央くんのためにはいいかもしれない。
確かに導尿は決して楽な処置とは言えないけど、長い間尿を溜めておくのも良くないし、時間かけても怜央くんの負担にもなる。
ここは導尿して、しっかり診断して早く楽にしてあげたほうがいいな。
「このまま時間をかけるのも怜央くんの負担になりますし、カテーテルを入れて排尿してあげようと思います。」
母「すみません、よろしくお願いします。」
「分かりました、では処置が終わりましたらお呼びしますので扉を出てすぐの椅子でお待ちくださいね。」
親がいると、これくらいの歳の子は甘えてなかなか処置出来ないことが多い。
お母さんには外で待ってもらって、抑制して導尿するから看護師さんの堺さん、濵田さんを呼んだ。
「怜央くん、じゃあベッドにゴロンしようか。よいしょ…はい、ゴローン^^」
怜「あっ、やだやだっ!」
濵「大丈夫、すぐ終わるからね~」
堺「これ頑張ったら楽になるから頑張るよ~」
怜「うわぁぁん(泣)」
看護師さんたちは上手く声掛けをしながら上半身をタオルで巻いて固定して足をしっかりと抑えてくれた。
怜央くんはヤダヤダと固定から逃れようとバタバタしてるものの、あっという間に固定され動けなくて泣き出してしまった。
すぐ終わらせるからな。
「ちょっと冷たいよー。」
怜「んっ……グスッ…ままぁ(泣)」
消毒をすると、もう逃げられないと思ったのか弱くなった泣き声。
堺「終わったらお母さんのとこ行こうねぇ。」
「じゃあちょっと気持ち悪いよー。」
怜「ビクッ)あっ…やっ……いたいぃー!!(泣)」
小児用の尿道カテーテルに潤滑剤を塗って挿入すると再び泣き声が大きくなった。
痛いよね、ごめんな。
濵「はい、頑張れー。
動かないよー。」
「…よし、奥まで入ったかな。
もうすぐ終わるからね。」
堺「上手、あとちょっとね^^」
しっかり溜まってたものが抜けたか触診して確認する。
うん、大丈夫そうかな。
「はーい、じゃあ抜くからね。
もう1回気持ち悪いよー。」
怜「んっ…グスッ……んんーっ!!(泣)」
堺「終わったー!
お利口さんでした^^」
「偉かった、頑張ったな^^
お母さん呼んでもらってもいい?」
濵「はい、お母様中へどうぞー。」
お母さんに入ってきてもらうと怜央くんはお母さんにすごい勢いで抱きついた。
怖かったもんね。
「お疲れ様でした、怜央くん頑張ってくれたので無事に排尿出来ました。
尿検査に今回してますのでいっぱい褒めてあげてください。
頑張ったもんね、怜央くん偉かったよ^^」
怜「グスッ……ふぇぇん(泣)」
母「すみません、ありがとうございます。
よしよし、もう泣かないの。」
尿検査の結果は、やっぱり膀胱炎で間違いなかった。
まだ腎臓にまでは炎症がいってなかったため、薬で様子を見ることに。
「じゃあ怜央くん、お薬飲んで、たくさんおしっこ出すんだよ?
頑張って出さないとまたさっきみたいに出してあげなきゃいけなくなるからね。」
怜「ん、もうしたくない…(泣)」
「そうだよね(笑)
じゃあ頑張ろう!」
怜「グスッ…うん…(泣)」
「よーし、お利口さん。
では、いっぱい水分とって出させてくださいね、それが1番早く治る方法なので^^」
母「はい、ありがとうございました!」
ちゃんと頑張ってトイレに行くと言ってくれた怜央くん。
早く治りますように(-人-。)
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