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修学旅行
ー13話ー
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実は私たちの高校は明日から修学旅行。
昨日の今日で海に合わせる顔がない。
でも今日は修学旅行の前日だから学校でも準備して話聞いて、帰ってきてからも行く準備して…
とにかく大変なの。
休むわけにはいかないもんね。
体調は薬のおかげか気分もよく調子がいい。
朝早く目が覚めて寝坊してないし、自分でサッと着替えてリビングへ。
「おはようございます、お嬢様。
今日は早く起きれたんですね^^
朝食準備できてますよ、どうぞ?」
「あ…うん…。」
え…海いつも通りじゃん。
何もなかったかのように。
なんでそんなに普通にいられるの?
「お嬢様?どうされました?
早く食べないと冷めてしまいますよ?」
「なんで…」
「はい?」
「なんで海はそんなに普通でいられるの?
私のパンツとお腹見たんでしょ…?」
「はい、見ましたが…
あっもしかしてそれで気にされてたんですか?
気にすることないのに(笑)
お嬢様が小さい頃とかいつも見てたんですから^^」
「っ…///」
そういう問題じゃないっ!
そりゃ小さい頃は着替えさせてもらったりしてたから見てたでしょうけど。
私の気持ちなんてちっとも考えてくれてない。
「海のバカ!
もうご飯いらない!
今日は自分で行くから、行ってきます!」
「あっ、お嬢様!」
私は、恥ずかしくて朝食も食べずに屋敷を飛び出した。
佳奈が呼んでたけど…まぁいっか。
帰ったら謝ろう。
外はパラパラと雪が降っていた。
飛び出してきたからマフラーとか手袋つけてくるの忘れた。
歩いて学校に向かってるものの、いつも車だから歩くと遠いな…
このままだと遅刻しそう。
うぅ…さむい。
ぶるぶる震えながら学校に向かって歩いていると、後ろから普通車が来て私の前に停車した。
その車から降りてきたのはなんと、瑠威だった。
「お嬢様っ、大丈夫ですか?
はい、マフラーと手袋です、佳奈さんから預かりました^^
私の車でよろしければ学校までお送りしますよ。」
「ありがとう。
…瑠威、いいの…?」
「ふふ、もちろんです^^
ではお送りしますね。」
それから瑠威に学校まで送ってもらって無事に学校へ到着できた。
瑠威のおかげで遅刻せずに済んだ。
「着きましたよ。
お嬢様、大丈夫ですか?
海にぃ怒っときますから(笑)
安心していってらっしゃいませ。」
「ふふっ、ありがとう瑠威^^
行ってきます!」
その頃、屋敷では…
「海様、女の子のことに関しては本当にダメですね。
あんな言い方したらダメでしょう?
もうこれ以上お嬢様傷つけたら私が許しませんからね!」
「あ…はい、すみません。
俺なりに気を使って言ったのに…」
「全然お嬢様の気持ち分かってないです!
もっと勉強してください。」
「はい…。」
あれ…?
なんで俺怒られてんだ?
女心は難しい…(--;)
昨日の今日で海に合わせる顔がない。
でも今日は修学旅行の前日だから学校でも準備して話聞いて、帰ってきてからも行く準備して…
とにかく大変なの。
休むわけにはいかないもんね。
体調は薬のおかげか気分もよく調子がいい。
朝早く目が覚めて寝坊してないし、自分でサッと着替えてリビングへ。
「おはようございます、お嬢様。
今日は早く起きれたんですね^^
朝食準備できてますよ、どうぞ?」
「あ…うん…。」
え…海いつも通りじゃん。
何もなかったかのように。
なんでそんなに普通にいられるの?
「お嬢様?どうされました?
早く食べないと冷めてしまいますよ?」
「なんで…」
「はい?」
「なんで海はそんなに普通でいられるの?
私のパンツとお腹見たんでしょ…?」
「はい、見ましたが…
あっもしかしてそれで気にされてたんですか?
気にすることないのに(笑)
お嬢様が小さい頃とかいつも見てたんですから^^」
「っ…///」
そういう問題じゃないっ!
そりゃ小さい頃は着替えさせてもらったりしてたから見てたでしょうけど。
私の気持ちなんてちっとも考えてくれてない。
「海のバカ!
もうご飯いらない!
今日は自分で行くから、行ってきます!」
「あっ、お嬢様!」
私は、恥ずかしくて朝食も食べずに屋敷を飛び出した。
佳奈が呼んでたけど…まぁいっか。
帰ったら謝ろう。
外はパラパラと雪が降っていた。
飛び出してきたからマフラーとか手袋つけてくるの忘れた。
歩いて学校に向かってるものの、いつも車だから歩くと遠いな…
このままだと遅刻しそう。
うぅ…さむい。
ぶるぶる震えながら学校に向かって歩いていると、後ろから普通車が来て私の前に停車した。
その車から降りてきたのはなんと、瑠威だった。
「お嬢様っ、大丈夫ですか?
はい、マフラーと手袋です、佳奈さんから預かりました^^
私の車でよろしければ学校までお送りしますよ。」
「ありがとう。
…瑠威、いいの…?」
「ふふ、もちろんです^^
ではお送りしますね。」
それから瑠威に学校まで送ってもらって無事に学校へ到着できた。
瑠威のおかげで遅刻せずに済んだ。
「着きましたよ。
お嬢様、大丈夫ですか?
海にぃ怒っときますから(笑)
安心していってらっしゃいませ。」
「ふふっ、ありがとう瑠威^^
行ってきます!」
その頃、屋敷では…
「海様、女の子のことに関しては本当にダメですね。
あんな言い方したらダメでしょう?
もうこれ以上お嬢様傷つけたら私が許しませんからね!」
「あ…はい、すみません。
俺なりに気を使って言ったのに…」
「全然お嬢様の気持ち分かってないです!
もっと勉強してください。」
「はい…。」
あれ…?
なんで俺怒られてんだ?
女心は難しい…(--;)
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