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番外編〜節分〜
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ー2月3日ー
今日は節分。
実は私、1回も節分をしたことがない。
学校に行きだして友達の話を聞いて初めて知った。
「ねぇ、海今年は節分しよ?」
「節分ですか?」
「お、いいじゃん!
お嬢様、一緒に豆まきしましょう^^」
「そう、今年は瑠威もいるからみんなで豆まきしようよ!」
「いいですが、鬼は誰がやるんですか?」
ジィィ──(。¬д¬。)──ッ
「だって鬼と言えば」
「「ねぇー?」」
「それはどう言う事です(-ω-´
わかりましたよ(。´-д-)ハァ- 」
コンコンコンッ
「お嬢様、豆まきの豆をお持ちしました^^」
「佳奈!ありがとう!
佳奈も豆まきしようよ!」
「私もいいんですか?」
「もちろん!みんなでした方が楽しいでしょ?」
「海にぃ鬼は外でしょ?
ほら、行った行ったー」
「瑠威…お前…」
「海、鬼になるなら外でなって(笑)」
海はブツブツ文句を言いながら外に出ていった。
「さぁ、豆まきしましょう!
あ、鬼が来ましたよー。
鬼に向かって鬼は外ーって投げつけるんですよ♪」
「瑠威楽しそうだね^^;」
窓の外に鬼が…いや、鬼のお面をつけた海がこっちを見ていた。
投げつけて怒らないかなー^^;
なーんて思ってる間にもう瑠威は思いっきり投げつけていた。
せっかく初めての豆まきなんだもんね、楽しもう!
もう後のことは知ーらないっ(笑)
「鬼は~外っ!」
「おぉ、お嬢様上手っ!
俺も負けてられませんね(。-∀-)」
「佳奈も投げていいんだよ?」
「だって海様に投げつけるのはちょっと可哀想で^^;」
「佳奈は優しいね♪
今日は節分、海は鬼なんだからいいの。
ほら、鬼は~外っ!」
「じゃあ少しだけ…鬼は~外っ!」
「佳奈さん、強烈~(笑)」
佳奈は遠慮して投げてなかったけど、少しだけって言ってたわりに思いっきり豆を海に投げつけていた(笑)
海は我慢の限界だったのかお面を外してスタスタと中に戻ってきた。
あらら…かなりお怒りのようで^^;
「瑠威…お前なぁ。」
「わーっ、お嬢様鬼がっ!た、助けてっ!」
「誰が鬼だ、思いっきり投げつけてきやがって。」
「まぁまぁ、海落ち着いて。」
「お嬢様、楽しかったですか?」
「え?うん、すごい楽しかった!
海、怒ってる…?」
「それはそれは、良かったです。
そんな怒るわけないじゃないですか。
では、息抜きも出来たことですし、あっちのお部屋でたっぷりお勉強しましょうね^^」
「え、そんなぁ!佳奈~(´;ω;`)」
「頑張ってくださいね、お嬢様^^」
海、絶対怒ってるじゃん^^;
うわー、これは問題間違えずに解けるようになるまで解放してくれないパターンかな。
海に左手を引かれて部屋に連れて行かれてるんだけど、なんとか逃れようと右手で抵抗したら右手まで捕まってしまった。
「お嬢様、逃げようとしても無駄ですよ。
逃がしませんから。
楽しみですね、お勉強^^
出来るまで、分かるまでたっぷり教育してあげますからご心配なく。」
「うわー、海の鬼ーっ!(´;ω;`)」
その後、私が部屋で勉強してる間、瑠威も同じ部屋に連れてこられて、たっぷりトレーニングなどで扱かれていました。
私の鬼は、いつもすぐ傍にいます。
番外編~節分~ ーENDー
今日は節分。
実は私、1回も節分をしたことがない。
学校に行きだして友達の話を聞いて初めて知った。
「ねぇ、海今年は節分しよ?」
「節分ですか?」
「お、いいじゃん!
お嬢様、一緒に豆まきしましょう^^」
「そう、今年は瑠威もいるからみんなで豆まきしようよ!」
「いいですが、鬼は誰がやるんですか?」
ジィィ──(。¬д¬。)──ッ
「だって鬼と言えば」
「「ねぇー?」」
「それはどう言う事です(-ω-´
わかりましたよ(。´-д-)ハァ- 」
コンコンコンッ
「お嬢様、豆まきの豆をお持ちしました^^」
「佳奈!ありがとう!
佳奈も豆まきしようよ!」
「私もいいんですか?」
「もちろん!みんなでした方が楽しいでしょ?」
「海にぃ鬼は外でしょ?
ほら、行った行ったー」
「瑠威…お前…」
「海、鬼になるなら外でなって(笑)」
海はブツブツ文句を言いながら外に出ていった。
「さぁ、豆まきしましょう!
あ、鬼が来ましたよー。
鬼に向かって鬼は外ーって投げつけるんですよ♪」
「瑠威楽しそうだね^^;」
窓の外に鬼が…いや、鬼のお面をつけた海がこっちを見ていた。
投げつけて怒らないかなー^^;
なーんて思ってる間にもう瑠威は思いっきり投げつけていた。
せっかく初めての豆まきなんだもんね、楽しもう!
もう後のことは知ーらないっ(笑)
「鬼は~外っ!」
「おぉ、お嬢様上手っ!
俺も負けてられませんね(。-∀-)」
「佳奈も投げていいんだよ?」
「だって海様に投げつけるのはちょっと可哀想で^^;」
「佳奈は優しいね♪
今日は節分、海は鬼なんだからいいの。
ほら、鬼は~外っ!」
「じゃあ少しだけ…鬼は~外っ!」
「佳奈さん、強烈~(笑)」
佳奈は遠慮して投げてなかったけど、少しだけって言ってたわりに思いっきり豆を海に投げつけていた(笑)
海は我慢の限界だったのかお面を外してスタスタと中に戻ってきた。
あらら…かなりお怒りのようで^^;
「瑠威…お前なぁ。」
「わーっ、お嬢様鬼がっ!た、助けてっ!」
「誰が鬼だ、思いっきり投げつけてきやがって。」
「まぁまぁ、海落ち着いて。」
「お嬢様、楽しかったですか?」
「え?うん、すごい楽しかった!
海、怒ってる…?」
「それはそれは、良かったです。
そんな怒るわけないじゃないですか。
では、息抜きも出来たことですし、あっちのお部屋でたっぷりお勉強しましょうね^^」
「え、そんなぁ!佳奈~(´;ω;`)」
「頑張ってくださいね、お嬢様^^」
海、絶対怒ってるじゃん^^;
うわー、これは問題間違えずに解けるようになるまで解放してくれないパターンかな。
海に左手を引かれて部屋に連れて行かれてるんだけど、なんとか逃れようと右手で抵抗したら右手まで捕まってしまった。
「お嬢様、逃げようとしても無駄ですよ。
逃がしませんから。
楽しみですね、お勉強^^
出来るまで、分かるまでたっぷり教育してあげますからご心配なく。」
「うわー、海の鬼ーっ!(´;ω;`)」
その後、私が部屋で勉強してる間、瑠威も同じ部屋に連れてこられて、たっぷりトレーニングなどで扱かれていました。
私の鬼は、いつもすぐ傍にいます。
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