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初めてのBirthdayプレゼント
ー5話ー
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ーショッピングモールー
「プレゼント何が喜びそう?」
「んー何がいいかなぁ。」
今までプレゼントなんてしたこと無かったし。
海は何が喜ぶのかな。
佳奈が私にプレゼントをくれた時は、小さい時はおもちゃとか、大きくなってからは可愛いアクセサリーとかくれるけど、海にアクセサリーは…ないよなぁ(笑)
海は私の誕生日はサプライズでケーキや豪華なディナーを用意してくれたりして祝ってくれる。
でも男の人にプレゼントって分かんない。
「花蓮はいつもどんなのプレゼントしてる?」
「んー、私の執事はメガネかけてるから去年はメガネケースとかあげたよ。
プレゼントってね、なんでもいいんだよ?
凛の気持ちが入ってたら絶対喜ぶと思う!」
「そっか、じゃあ雑貨屋さん行こ!」
「うんうん、お店で色々見てみたらいいよ。」
相談しながら2人で近くの雑貨屋へ。
雑貨屋って色々便利なのあるんだなぁ。
男の人や女の人、お年寄りから子供までたくさんの人が見に来てる。
タオルとかペンとかそういうのがいいんかな。
でも海はタオルはたくさん持ってるし、ペンもいいペン持ってるし。
それ以上のものって選んで買える自信ない…
家で頼めば最高級のものとか取り寄せられると思うけど海通さないといけないしサプライズにならない。
悩みながら店内を見て回っていた時、黒に赤の線が入っているネクタイを見つけた。
あ、これ海が着けたら絶対かっこいい…//
よし、これにしよう!
「花蓮!これ海に似合いそうじゃない?
…って、あれ?花蓮?」
パッと後ろを振り返ってみたが花蓮が見当たらない。
選ぶのに夢中になりすぎてはぐれてしまったみたい。
とりあえず先に会計を済ませて、ラッピングをしてもらった。
花蓮どこ行っちゃったんだろう。
店内を一周探したが花蓮の姿は見当たらなかった。
他のところを探そうと店から出ようとした時、携帯で話しながら歩いていたガタイのいい大きな男の人とぶつかって私は転んでしまった。
「いってぇ…。
おいお前、いてぇじゃねぇか!」
「ご、ごめんなさい…。」
「あっ、俺の携帯!
電話切れてんじゃん!
彼女と電話してたのに、どうしてくれんだよ!」
「す、すみません…。」
「その制服、お前そこの学校か。
よし、特別に学校へは黙っといてやる。
その代わり今日は俺と一緒にこい。」
「えっ、や、やだ!
誰か…助けて!!」
「やだじゃねーんだよ!
ギャーギャーうるせぇな!」
何この人、怖いよ…。
手首を強く掴まれ、連れていかれそうになり、助けを求めた私を黙らせようと、男の人は私の顔をめがけて拳を振り下ろした。
殴られる!と思ってギュッと目を閉じたその時。
「お嬢様に何か御用がありましたら私を通してからにしてもらわないと。」
安心感がある聞きなれた声が聞こえた。
恐る恐る目を開けるとそこには、後ろからフワッと私を包み込んで拳を受け止めてくれている海がいた。
「プレゼント何が喜びそう?」
「んー何がいいかなぁ。」
今までプレゼントなんてしたこと無かったし。
海は何が喜ぶのかな。
佳奈が私にプレゼントをくれた時は、小さい時はおもちゃとか、大きくなってからは可愛いアクセサリーとかくれるけど、海にアクセサリーは…ないよなぁ(笑)
海は私の誕生日はサプライズでケーキや豪華なディナーを用意してくれたりして祝ってくれる。
でも男の人にプレゼントって分かんない。
「花蓮はいつもどんなのプレゼントしてる?」
「んー、私の執事はメガネかけてるから去年はメガネケースとかあげたよ。
プレゼントってね、なんでもいいんだよ?
凛の気持ちが入ってたら絶対喜ぶと思う!」
「そっか、じゃあ雑貨屋さん行こ!」
「うんうん、お店で色々見てみたらいいよ。」
相談しながら2人で近くの雑貨屋へ。
雑貨屋って色々便利なのあるんだなぁ。
男の人や女の人、お年寄りから子供までたくさんの人が見に来てる。
タオルとかペンとかそういうのがいいんかな。
でも海はタオルはたくさん持ってるし、ペンもいいペン持ってるし。
それ以上のものって選んで買える自信ない…
家で頼めば最高級のものとか取り寄せられると思うけど海通さないといけないしサプライズにならない。
悩みながら店内を見て回っていた時、黒に赤の線が入っているネクタイを見つけた。
あ、これ海が着けたら絶対かっこいい…//
よし、これにしよう!
「花蓮!これ海に似合いそうじゃない?
…って、あれ?花蓮?」
パッと後ろを振り返ってみたが花蓮が見当たらない。
選ぶのに夢中になりすぎてはぐれてしまったみたい。
とりあえず先に会計を済ませて、ラッピングをしてもらった。
花蓮どこ行っちゃったんだろう。
店内を一周探したが花蓮の姿は見当たらなかった。
他のところを探そうと店から出ようとした時、携帯で話しながら歩いていたガタイのいい大きな男の人とぶつかって私は転んでしまった。
「いってぇ…。
おいお前、いてぇじゃねぇか!」
「ご、ごめんなさい…。」
「あっ、俺の携帯!
電話切れてんじゃん!
彼女と電話してたのに、どうしてくれんだよ!」
「す、すみません…。」
「その制服、お前そこの学校か。
よし、特別に学校へは黙っといてやる。
その代わり今日は俺と一緒にこい。」
「えっ、や、やだ!
誰か…助けて!!」
「やだじゃねーんだよ!
ギャーギャーうるせぇな!」
何この人、怖いよ…。
手首を強く掴まれ、連れていかれそうになり、助けを求めた私を黙らせようと、男の人は私の顔をめがけて拳を振り下ろした。
殴られる!と思ってギュッと目を閉じたその時。
「お嬢様に何か御用がありましたら私を通してからにしてもらわないと。」
安心感がある聞きなれた声が聞こえた。
恐る恐る目を開けるとそこには、後ろからフワッと私を包み込んで拳を受け止めてくれている海がいた。
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