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第31章 慎之介の波
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植木は純子に言われて苦笑いしていた。
慶子は純子に誘われてうれしいが、うれしさを言葉に出しづらくて返事に困った。50過ぎの男性のものをなめるのは始めてなので気が引けた。まずかったらどうしょう、と慶子は心中で不安になった。純子さまはこれから植木係長のものを毎日のようになめることは分かっている。それをまずいと言っては、これからの関係に亀裂が入りそうでためらいがあった。しかし、彼女が結婚して、植木の全身をくまなくなめようとしているのだから美味しいに違いない、と思った慶子は植木に向かって言った。
「ぜひ、植木係長が嫌でなければお願いします」
「あら、やはり、慶子さんは食いしん坊さんね? じゃ、花山さんはシャワー浴びてくるといいわね。慶子さんも一緒にシャワーを浴びるといいわ。早くゲテモノを味わいたいでしょ? フフフ」
純子は人格が統合されてから女神から「悪魔入り女神」に変わっていた。昼の彼女の人格の明るい愛に、夜の人格から誕生した暗く重い愛とねっとり、ジメジメとした縛愛と爆愛も加わり、新生・純子は最強のメンタル愛とボディー愛を得た。
慶子は純子にエッチな話であおられて顔を真っ赤にしていた。純子は慶子を言葉で攻めた後の反応を見るのが大好きだった。進一は二人のやり取りを黙って聞いていたが、進一の分身はすっかり興奮して痛いくらいにたぎっていた。その進一の様子を察して純子が言った。
「進一さん、久しぶりにわたしとする?」
進一は純子の問い掛けにいつものように逆らえない。慶子と植木係長は二人でシャワーを浴びるため席を立った。進一は慶子の後ろ姿を黙って見送った。
「僕はもうダメだぁー 死ぬまで純子から離れられないんだぁー」
進一は慶子の愛に答えるために、純子の命令に抵抗したいが、長い二人の生活で純子には逆らえない体に条件反射のごとく反応するようになっていた。進一は分身が自分でも見違えるようにたけっていることが分かる。彼はそんな自分の反応をあさましいと感じた。
「進一さん、大丈夫よ、慶子さんは大きな愛で包んでくれる女性よ。私も同じ。安心するのよ。誰と結婚や同棲していても、私たちには関係ないことなの…… わたしたちが愛で満たされることこそ大切なのよ。あなたは抵抗できないのではないわ。あなたはたくさんの愛に寛容な体と心なだけなの。わたしはあなたに初めて会ったとき、そのことを感じていたわ…… あなたは優れた能力者なのよ、だから、どんな愛にも寛容でいいの、さあ、いつものようにわたしに体を委ねるといいわ。さあ、後ろを向いて」
そう言った純子は進一のネクタイを首から外すと進一の腕を後ろに引っ張り、手首をネクタイで縛り上げた。
「ほんと、進一さんも、久しぶりにワクワクするでしょ?」
進一の呼吸はすでに荒くなっていた。
「痛いよ、早く開放してほしい」
「進一さんもやはりワクワクしているのね? さあ、前を向いて、ベルトを外すから、すぐに開放されて気持ちが楽よ…… 慶子さんは大丈夫よ、花山さんにおまかせしましょう。慶子さんもあちらでワクワクしているはず。わたしたちはわたしたちで今を楽しみましょう……」
慶子は純子に誘われてうれしいが、うれしさを言葉に出しづらくて返事に困った。50過ぎの男性のものをなめるのは始めてなので気が引けた。まずかったらどうしょう、と慶子は心中で不安になった。純子さまはこれから植木係長のものを毎日のようになめることは分かっている。それをまずいと言っては、これからの関係に亀裂が入りそうでためらいがあった。しかし、彼女が結婚して、植木の全身をくまなくなめようとしているのだから美味しいに違いない、と思った慶子は植木に向かって言った。
「ぜひ、植木係長が嫌でなければお願いします」
「あら、やはり、慶子さんは食いしん坊さんね? じゃ、花山さんはシャワー浴びてくるといいわね。慶子さんも一緒にシャワーを浴びるといいわ。早くゲテモノを味わいたいでしょ? フフフ」
純子は人格が統合されてから女神から「悪魔入り女神」に変わっていた。昼の彼女の人格の明るい愛に、夜の人格から誕生した暗く重い愛とねっとり、ジメジメとした縛愛と爆愛も加わり、新生・純子は最強のメンタル愛とボディー愛を得た。
慶子は純子にエッチな話であおられて顔を真っ赤にしていた。純子は慶子を言葉で攻めた後の反応を見るのが大好きだった。進一は二人のやり取りを黙って聞いていたが、進一の分身はすっかり興奮して痛いくらいにたぎっていた。その進一の様子を察して純子が言った。
「進一さん、久しぶりにわたしとする?」
進一は純子の問い掛けにいつものように逆らえない。慶子と植木係長は二人でシャワーを浴びるため席を立った。進一は慶子の後ろ姿を黙って見送った。
「僕はもうダメだぁー 死ぬまで純子から離れられないんだぁー」
進一は慶子の愛に答えるために、純子の命令に抵抗したいが、長い二人の生活で純子には逆らえない体に条件反射のごとく反応するようになっていた。進一は分身が自分でも見違えるようにたけっていることが分かる。彼はそんな自分の反応をあさましいと感じた。
「進一さん、大丈夫よ、慶子さんは大きな愛で包んでくれる女性よ。私も同じ。安心するのよ。誰と結婚や同棲していても、私たちには関係ないことなの…… わたしたちが愛で満たされることこそ大切なのよ。あなたは抵抗できないのではないわ。あなたはたくさんの愛に寛容な体と心なだけなの。わたしはあなたに初めて会ったとき、そのことを感じていたわ…… あなたは優れた能力者なのよ、だから、どんな愛にも寛容でいいの、さあ、いつものようにわたしに体を委ねるといいわ。さあ、後ろを向いて」
そう言った純子は進一のネクタイを首から外すと進一の腕を後ろに引っ張り、手首をネクタイで縛り上げた。
「ほんと、進一さんも、久しぶりにワクワクするでしょ?」
進一の呼吸はすでに荒くなっていた。
「痛いよ、早く開放してほしい」
「進一さんもやはりワクワクしているのね? さあ、前を向いて、ベルトを外すから、すぐに開放されて気持ちが楽よ…… 慶子さんは大丈夫よ、花山さんにおまかせしましょう。慶子さんもあちらでワクワクしているはず。わたしたちはわたしたちで今を楽しみましょう……」
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