窓の枠の向こうへ 大丈夫、明日はきっと晴れる

どうしてこんなに、生きづらいのか?
社会に違和感を抱き、人間に対して恐怖を抱える。

まるで「窓の枠」につかまっているかのような宙ぶらりんな人生を送る自分は、本当に取るに足らない人間なのだろうか?

内向的な真一は、自己と向き合いながら、次第に人生を乗り越えるコツを見出していく――

生きる勇気が湧いてくる渾身の自伝的小説。

いろんなことを言われました。その言葉の一つ一つに僕は傷ついた。そして、ますます人を嫌悪し、自分を嫌悪し、人に恐怖した。まるで「窓の枠」につかまっているようだ。窓の外側にはいろいろな可能性が広がっている。窓の内側には閉塞された世界のみ。

「窓の枠」にしがみつき、仕方なく片足ずつを両方へかけている。
そして、どっちの世界にも行こうとしない。僕はそういう人間である。

でも、それでも、生きていく。
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