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第35章 現代の安田邸
12話
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「ねえ、進ちゃん、しっかりしてーー」
進一は尚子の呼ぶ声を聞いて意識を覚醒した。体を動かそうとしたが、動かない。目を開けると、尚子の笑っている顔が目の前にあった。
「尚ちゃん……」
進一はやっと妄想が終わって、いつもの平穏な日常が始まったと確信した。それにしても、体が動かせないことが不思議だった。段々、意識がはっきりして行くに従って、周りの景色を見つめた。どうやら、尚子の部屋のような大きな空間にまだいることが分かった。少し、頭を持ち上げて周囲を見回し、尚子がいた。尚子を見て進一は驚いた。尚子が裸だったからだ。
(エェ?? 目を覚ましたのにまだ妄想の世界にいるよー どうなっているの?)
裸になっている尚子が、進一を見下ろしてにこにこしていた。
「フゥフフフゥーー 進ちゃんの心棒が東京スカイツリーみたいだねぇー 最高にかっこいいよぉー これからはいつも使っているドールと、進ちゃんが交代だよぉーー フフフゥフー」
そう言って、鼻歌を歌っている尚子の顔は楽しそうだ。仰向けに寝ている進一の胸の上に頬を近づけると、ほおを進一の胸にピタリとつけた。
「進ちゃんの肌ってぇー 超ぅー気持ちいいわぁーー」
胸に乗せた顔を進一に向けてうれしそうな顔をする。その尚子の行動を見た進一は、上半身の服がないことに気が付いた。頭を上げて、自分の体の状況を確認した。裸の尚子が顔を胸に乗せている。自分は服を着ていない。尚子が邪魔で、下半身がどうなっているのか見えない。でも、なんだか、下半身の風通しがとてもいい。見えないがジュニアに圧迫感がない感覚から服を着ていないようだ。
「うぅー 裸だぁー」
「そーよ、これでフェアな関係になったわぁー」
尚子は相変わらず胸に顔を乗せて鼻歌を歌いながら進一の顔を見つめ楽しそうだ。進一は尚子の顔をつかもうとしても、体が動かせない訳を探る。顔を上部に向けると、手を上げて万歳をしている腕は、手首を何か布のようなもので作業台の隅にくくりつけられていた。真っ赤な色の革ひもが一直線に作業台の角に向かって伸びていた。
「進ちゃんがあたしに意地悪するからよぉーー あたしも負けてないもんねぇーー」
きょうの尚子は本当に楽しそうに進一には見えた。尚子は胸に乗せた顔を進一に向けて甘えるように言った。尚子は人差し指を進一の乳首の先に持って行くと、ちょんと、指の先で突いた。
「あれれー 進ちゃん、なんか、すごくさっきより乳首がとがったみたいーー もしかして、進ちゃんもこういうの好きなのかしらぁ?」
そう言いながら尚子はすでに舌を大きく伸ばし、目の前の乳首をなめようとしてほおを移動させている。舌の先を移動させながら胸に触れるか触れないか、先端をヒクヒク震わせながら移動させている。ときどき、進一の肌に当たる舌の先が、なんとも言えない刺激を与え気持ちがいい。
「進ちゃん、さっき、あたしにドールにしていることを見せろって言ったわね。そんな回りくどいことなんかしないで、進ちゃんが最初からドールになればいいのよ、そのほうが尚子はいいわ。だって、ドールを進ちゃんと思っていつもしていたのよ。進ちゃんが目の前にいてくれているのに、ドールを使う必要ないでしょ? 進ちゃんが、そんな意地悪するなら…… あたしも進ちゃんにするもーーーん……」
尚子はそう言いながら、手のひらでそそり立ちへそに張り付くようにたぎった肉棒の裏筋に指の腹を乗せた。尚子の顔が邪魔で見えないが、指でこすっているのは間違いない。そのさわり方が、なんとも、中途半端で、もどかしくて、進一の肉棒が脈を激しく打ち、はち切れそうに固さを増すのが分かる。進一は、もっと強く触ってほしくて、ひくひく腰を動かしていた。尚子がその状態を眺めてから、進一の顔をのぞき込んできた。
「進ちゃんの…… ずいぶん固くなっちゃったねぇ。ほら、もう、かちんこちんよぉーー」
尚子は肉棒に乗せていた手のひらを先端に移動させ、くびれの部分に人差し指がさしかかると、手のひら全体でゆるく包んだ。
「あ? また、固くなったぁ? なんかぬるぬるしているものも、先っぽから出てるよぉーー」
尚子が進一の心棒の先端を指の腹でたたいた。
「わーー…… 何これ? まだまだ、いっぱい出てくるよぉー あっ、おなかに垂れたーー やだー まだ、まだー あぁーー いっぱい出てくるよぉーー」
そう言いながら尚子は指の腹で心棒をこねる。
進一は尚子の呼ぶ声を聞いて意識を覚醒した。体を動かそうとしたが、動かない。目を開けると、尚子の笑っている顔が目の前にあった。
「尚ちゃん……」
進一はやっと妄想が終わって、いつもの平穏な日常が始まったと確信した。それにしても、体が動かせないことが不思議だった。段々、意識がはっきりして行くに従って、周りの景色を見つめた。どうやら、尚子の部屋のような大きな空間にまだいることが分かった。少し、頭を持ち上げて周囲を見回し、尚子がいた。尚子を見て進一は驚いた。尚子が裸だったからだ。
(エェ?? 目を覚ましたのにまだ妄想の世界にいるよー どうなっているの?)
裸になっている尚子が、進一を見下ろしてにこにこしていた。
「フゥフフフゥーー 進ちゃんの心棒が東京スカイツリーみたいだねぇー 最高にかっこいいよぉー これからはいつも使っているドールと、進ちゃんが交代だよぉーー フフフゥフー」
そう言って、鼻歌を歌っている尚子の顔は楽しそうだ。仰向けに寝ている進一の胸の上に頬を近づけると、ほおを進一の胸にピタリとつけた。
「進ちゃんの肌ってぇー 超ぅー気持ちいいわぁーー」
胸に乗せた顔を進一に向けてうれしそうな顔をする。その尚子の行動を見た進一は、上半身の服がないことに気が付いた。頭を上げて、自分の体の状況を確認した。裸の尚子が顔を胸に乗せている。自分は服を着ていない。尚子が邪魔で、下半身がどうなっているのか見えない。でも、なんだか、下半身の風通しがとてもいい。見えないがジュニアに圧迫感がない感覚から服を着ていないようだ。
「うぅー 裸だぁー」
「そーよ、これでフェアな関係になったわぁー」
尚子は相変わらず胸に顔を乗せて鼻歌を歌いながら進一の顔を見つめ楽しそうだ。進一は尚子の顔をつかもうとしても、体が動かせない訳を探る。顔を上部に向けると、手を上げて万歳をしている腕は、手首を何か布のようなもので作業台の隅にくくりつけられていた。真っ赤な色の革ひもが一直線に作業台の角に向かって伸びていた。
「進ちゃんがあたしに意地悪するからよぉーー あたしも負けてないもんねぇーー」
きょうの尚子は本当に楽しそうに進一には見えた。尚子は胸に乗せた顔を進一に向けて甘えるように言った。尚子は人差し指を進一の乳首の先に持って行くと、ちょんと、指の先で突いた。
「あれれー 進ちゃん、なんか、すごくさっきより乳首がとがったみたいーー もしかして、進ちゃんもこういうの好きなのかしらぁ?」
そう言いながら尚子はすでに舌を大きく伸ばし、目の前の乳首をなめようとしてほおを移動させている。舌の先を移動させながら胸に触れるか触れないか、先端をヒクヒク震わせながら移動させている。ときどき、進一の肌に当たる舌の先が、なんとも言えない刺激を与え気持ちがいい。
「進ちゃん、さっき、あたしにドールにしていることを見せろって言ったわね。そんな回りくどいことなんかしないで、進ちゃんが最初からドールになればいいのよ、そのほうが尚子はいいわ。だって、ドールを進ちゃんと思っていつもしていたのよ。進ちゃんが目の前にいてくれているのに、ドールを使う必要ないでしょ? 進ちゃんが、そんな意地悪するなら…… あたしも進ちゃんにするもーーーん……」
尚子はそう言いながら、手のひらでそそり立ちへそに張り付くようにたぎった肉棒の裏筋に指の腹を乗せた。尚子の顔が邪魔で見えないが、指でこすっているのは間違いない。そのさわり方が、なんとも、中途半端で、もどかしくて、進一の肉棒が脈を激しく打ち、はち切れそうに固さを増すのが分かる。進一は、もっと強く触ってほしくて、ひくひく腰を動かしていた。尚子がその状態を眺めてから、進一の顔をのぞき込んできた。
「進ちゃんの…… ずいぶん固くなっちゃったねぇ。ほら、もう、かちんこちんよぉーー」
尚子は肉棒に乗せていた手のひらを先端に移動させ、くびれの部分に人差し指がさしかかると、手のひら全体でゆるく包んだ。
「あ? また、固くなったぁ? なんかぬるぬるしているものも、先っぽから出てるよぉーー」
尚子が進一の心棒の先端を指の腹でたたいた。
「わーー…… 何これ? まだまだ、いっぱい出てくるよぉー あっ、おなかに垂れたーー やだー まだ、まだー あぁーー いっぱい出てくるよぉーー」
そう言いながら尚子は指の腹で心棒をこねる。
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