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第30章 尚子と橋本の決意
5話
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「だって、それは、この前までのことよ、おじさんが嫌だって言うから止めたのよ。でも、今は、あたしが見つめていたら、キスしたいって、思ってくれているもの」
そう言った尚子は橋本の唇に唇を重ねてきた。橋本はもう拒まなかった。尚子の柔らかな唇を確かめるように身を委ねた。尚子は橋本の唇をかき分けるように舌を入れた。橋本も尚子の舌に自分の舌を絡めた。しばらくして、尚子が舌を戻して言った。
「おじさん、やっと、友だちになれたね……」
「あぁーー そうだな…… 尚子、好きだよ…… 」
「えっ、おじさん、うれしーー あたしも好きよ、あっ、もう、あたしは今まで何度もおじさんに言っていたわね……」
尚子は恥ずかしそうに言ってから、小さく笑った。
「ああ、何度でも言ってくれ。きみのような子に、そう言われると、うれしいよ……」
そう言うと、寝ている橋本は尚子の両腕をつかんで引き寄せた。橋本の胸の上に乗った尚子を強く抱きしめた。尚子は橋本に体を乗せてうつろな目をして眺めた。
「おじさんはまだ、あたしだけのおじさんね……」
「どういう意味だ?」
「だんだんとおじさんは学園長の記憶と意思を受け継ぐわ。学園長は結婚してもいいくらい櫻子様が好きだった。
でも、お年で、気持ちだけだった。体はやはりお年寄り。でも、おじさんの若い体を得たから、きっと、櫻子様の体を求めると思うの。だから、今のうち、おじさんだけの愛をあたしに注いでほしい……」
「それは、俺が田所さんの脳にのまれると言うことか? きみの説明では意思、記憶だけが受け継がれる、という話だろ?」
「あたしにもおじさんがどうなるのか、よく、分からないの……このプログラムの開発者ではあるけど…… 何でも結果を予測して作っているわけではないの…… 発明って、ほとんど、予測した結果とは違う、副産物的なものが多いのよ…… だから、細かな未来は分からないの。ごめんなさい……」
橋本の顔を間近に見ながら、尚子は橋本に軽くキスをしながら言った。
「でも、今のおじさんは、間違いなく、あたしだけのおじさんよね…… この唇も、あたしのものよ。そのおじさんがあたしにキスしたいって思ってくれたんだもの…… こんなにうれしいことはないわ。だから、あたし…… こんな気持ちになるなら、学園長のメモリの移植をするんじゃなかったな……あたしだけのおじさんでいてほしかった…… これ、櫻子様への嫉妬かな? あたし、純粋なアラビアーナ人じゃないからかな…… こんな気持ちになるの…… 」
そう言ってから、尚子はほおを赤くした。
「おじさんの愛が櫻子様に、全部、取られてしまいそうで不安なの…… だから、今だけでも、あたしだけにキスしてくれるおじさんの唇の感触を覚えておきたいの……」
橋本はそんなことを言う尚子を抱き寄せてキスをして口をふさいだ。
「俺はきみが好きだ。年の離れた若いきみを愛してしまうなんて信じられないよ…… 今は尚子が好きだ。この気持ちは今の正直な気持ちだよ……」
尚子は橋本の言葉を聞いて、うれしくて橋本にキスをすると、唇を無我夢中で吸って吸って吸った。
尚子はやがて、唇を離し、寝ている橋本の上に両足をまたがらせて乗った。橋本の体を挟んで膝を置くと、腰を挟みながら締め付けた。橋本の厚い大胸筋の上に両手を置いた。橋本の顔を上から見下ろしにらみつけた。
「おじさん…… 目をつむって……」
そう言った尚子は橋本の唇に唇を重ねてきた。橋本はもう拒まなかった。尚子の柔らかな唇を確かめるように身を委ねた。尚子は橋本の唇をかき分けるように舌を入れた。橋本も尚子の舌に自分の舌を絡めた。しばらくして、尚子が舌を戻して言った。
「おじさん、やっと、友だちになれたね……」
「あぁーー そうだな…… 尚子、好きだよ…… 」
「えっ、おじさん、うれしーー あたしも好きよ、あっ、もう、あたしは今まで何度もおじさんに言っていたわね……」
尚子は恥ずかしそうに言ってから、小さく笑った。
「ああ、何度でも言ってくれ。きみのような子に、そう言われると、うれしいよ……」
そう言うと、寝ている橋本は尚子の両腕をつかんで引き寄せた。橋本の胸の上に乗った尚子を強く抱きしめた。尚子は橋本に体を乗せてうつろな目をして眺めた。
「おじさんはまだ、あたしだけのおじさんね……」
「どういう意味だ?」
「だんだんとおじさんは学園長の記憶と意思を受け継ぐわ。学園長は結婚してもいいくらい櫻子様が好きだった。
でも、お年で、気持ちだけだった。体はやはりお年寄り。でも、おじさんの若い体を得たから、きっと、櫻子様の体を求めると思うの。だから、今のうち、おじさんだけの愛をあたしに注いでほしい……」
「それは、俺が田所さんの脳にのまれると言うことか? きみの説明では意思、記憶だけが受け継がれる、という話だろ?」
「あたしにもおじさんがどうなるのか、よく、分からないの……このプログラムの開発者ではあるけど…… 何でも結果を予測して作っているわけではないの…… 発明って、ほとんど、予測した結果とは違う、副産物的なものが多いのよ…… だから、細かな未来は分からないの。ごめんなさい……」
橋本の顔を間近に見ながら、尚子は橋本に軽くキスをしながら言った。
「でも、今のおじさんは、間違いなく、あたしだけのおじさんよね…… この唇も、あたしのものよ。そのおじさんがあたしにキスしたいって思ってくれたんだもの…… こんなにうれしいことはないわ。だから、あたし…… こんな気持ちになるなら、学園長のメモリの移植をするんじゃなかったな……あたしだけのおじさんでいてほしかった…… これ、櫻子様への嫉妬かな? あたし、純粋なアラビアーナ人じゃないからかな…… こんな気持ちになるの…… 」
そう言ってから、尚子はほおを赤くした。
「おじさんの愛が櫻子様に、全部、取られてしまいそうで不安なの…… だから、今だけでも、あたしだけにキスしてくれるおじさんの唇の感触を覚えておきたいの……」
橋本はそんなことを言う尚子を抱き寄せてキスをして口をふさいだ。
「俺はきみが好きだ。年の離れた若いきみを愛してしまうなんて信じられないよ…… 今は尚子が好きだ。この気持ちは今の正直な気持ちだよ……」
尚子は橋本の言葉を聞いて、うれしくて橋本にキスをすると、唇を無我夢中で吸って吸って吸った。
尚子はやがて、唇を離し、寝ている橋本の上に両足をまたがらせて乗った。橋本の体を挟んで膝を置くと、腰を挟みながら締め付けた。橋本の厚い大胸筋の上に両手を置いた。橋本の顔を上から見下ろしにらみつけた。
「おじさん…… 目をつむって……」
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