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第22章 学園長・田所平八郎
4話
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そう思いながら櫻子は、平八郎の前では無力同然になっていた。止めどもなく、櫻子の目から涙がこぼれた。この気持ちって何? エロじじいをそそのかし、取り込もうと思っていた野望はどこかに消し飛んでしまった。櫻子はそんなよこしまな気持ちを抱いていたことが恥ずかしくて、後悔している。そんな気持ちがあるからなのか、止めどもなく流れる自分の涙に驚いた。日本を乗っ取ろうとする非道な魔性の女には似合わない涙だ。よこしまな考えがこの涙と一緒に体の外にすべて流れて、平八郎のおかげできれいな心と体を取り戻せる気がしてきた。
「櫻子さん、ごめんよ…… 無理なお願いをして…… こんな老人の夢…… でも、こんな気持ち、わたしは…… 久しく感じていなかった…… どうして、こんな気持ちになったのか? きみともう一度新しい人生をやりたくなったからかもしれない。一緒に生きるには、君のすべてを知り、一緒に歩んでいきたい。そう思った…… この老体にきみのすべてを見せてほしい……」
櫻子は席を立つと、平八郎のところへ近づいた。学園長のところで腰をかがめ、平八郎の唇にそっとキスした。
「平八さん、今、あたしの全部、見せてあげるわ……」
そういった櫻子は、この人をあたし愛している、大切にしたい、と思った。心とは反対に憎まれ口を吐いてしまった。
「フフ、元気なおじいさんね? 元気すぎて、もう、これって、変態ですよ? あたしの隠れた部分、これから見せてあげる、だから、あたしも平さんの…… 見たいな……」
「ああ、もちろんさ。優しさ、弱さを隠し、強がるところ、そういうところも含め、きみのすべてが好きだよ……」
平八郎に言われた櫻子は、平八郎の膝の上に尻を乗せて左腕を平八郎の肩から後ろの首に掛けて奥の方に左手を乗せた。右手で、ワンピースの前ボタンを上から一個一個外していく。前が開いてピンクのブラジャーを付けた乳房が現れた。両肩の服を右手を使って肩から外すと、ワンピースが平八郎のももの上に落下した。櫻子の下着を付けただけの乳房が出現した。
「あたしの胸、見てくださる?」
櫻子は平八郎に乗せていたももから尻を外し、立ち上がった。
「……見たいなら、平八さんが、外してくださって……」
「櫻子さん……」
そう言った平八郎は櫻子のブラの上側をつかんで下に引いた。豊かな乳房がプルンと音を立てるように飛び出した。
「せ、先生、ぁああ…… み、、見てくれていますか?」
恥ずかしさで目を閉じていた櫻子は、平八郎に見られていると思うと、心臓の鼓動が速まって爆発しそうだ。声が上ずってしまって、自分の声ではない。今までになくうろたえている自分に、櫻子は驚いた。櫻子は下着の上からヴァギナに左手を当てた。すでに割れ目から愛液があふれていてこう門まで流れ、パンティーにしみ出していて気持ちが悪い。
「平八さん、このまま、見られているだけなんて、あたし、おかしくなりそう……」
櫻子はヴァギナに当てていた左手の人差し指と中指の二本を、割れ目に沿って上下左右に移動させていた。
「アアアーーー 先生、ここ、ここ…… せめて…… 指でさすっていただけますか? でないと、あたし、おかしくなりそうです……」
「わ、、分かりました……」
乳房に顔を近づけていた平八郎は、櫻子の胸に頬を押し当てた。
「櫻子さんは筋肉質ですけど、ここはまるでマシュマロですよ……」
そういった平八郎は乳房に押し当てていた頬を移動させていくと、乳首を口に含んで舌で転がした。櫻子の乳首はコリコリに固くなっていた。
「アアアアアアーーーー 感じちゃうぅぅー」
櫻子は愛する男から愛される。それが相乗効果となって官能の嵐を増幅させる。櫻子は生まれて初めて経験する幸福の絶頂期に突入した。ラービアを支配しようとする邪心が抹消された瞬間だ。アラビアーナ国の神殿をゆるがせた櫻子の念動力。制御が不可能である邪悪な心。ラービアを宮殿に置くこと、アラビアーナ国に置くことは、娘の強い力を押さえられない。国王でも有り、父でもあるマスウードは、自分の国を破壊することになる。それほど、娘の念動力は化け物のように成長し押さえられない。マスウードは自分の国を守るため、日本国を犠牲にする決心をした。ラービアを日本に行かせ、日本とともに消滅する。児玉進一がラービアを救ってくれれば、日本も助かるだろう。そうならなければ、そこで終えんである。それだけのことだ。アラビアーナ民族を存続させてきたマスウードの苦渋の決断だった。
「櫻子さん、ごめんよ…… 無理なお願いをして…… こんな老人の夢…… でも、こんな気持ち、わたしは…… 久しく感じていなかった…… どうして、こんな気持ちになったのか? きみともう一度新しい人生をやりたくなったからかもしれない。一緒に生きるには、君のすべてを知り、一緒に歩んでいきたい。そう思った…… この老体にきみのすべてを見せてほしい……」
櫻子は席を立つと、平八郎のところへ近づいた。学園長のところで腰をかがめ、平八郎の唇にそっとキスした。
「平八さん、今、あたしの全部、見せてあげるわ……」
そういった櫻子は、この人をあたし愛している、大切にしたい、と思った。心とは反対に憎まれ口を吐いてしまった。
「フフ、元気なおじいさんね? 元気すぎて、もう、これって、変態ですよ? あたしの隠れた部分、これから見せてあげる、だから、あたしも平さんの…… 見たいな……」
「ああ、もちろんさ。優しさ、弱さを隠し、強がるところ、そういうところも含め、きみのすべてが好きだよ……」
平八郎に言われた櫻子は、平八郎の膝の上に尻を乗せて左腕を平八郎の肩から後ろの首に掛けて奥の方に左手を乗せた。右手で、ワンピースの前ボタンを上から一個一個外していく。前が開いてピンクのブラジャーを付けた乳房が現れた。両肩の服を右手を使って肩から外すと、ワンピースが平八郎のももの上に落下した。櫻子の下着を付けただけの乳房が出現した。
「あたしの胸、見てくださる?」
櫻子は平八郎に乗せていたももから尻を外し、立ち上がった。
「……見たいなら、平八さんが、外してくださって……」
「櫻子さん……」
そう言った平八郎は櫻子のブラの上側をつかんで下に引いた。豊かな乳房がプルンと音を立てるように飛び出した。
「せ、先生、ぁああ…… み、、見てくれていますか?」
恥ずかしさで目を閉じていた櫻子は、平八郎に見られていると思うと、心臓の鼓動が速まって爆発しそうだ。声が上ずってしまって、自分の声ではない。今までになくうろたえている自分に、櫻子は驚いた。櫻子は下着の上からヴァギナに左手を当てた。すでに割れ目から愛液があふれていてこう門まで流れ、パンティーにしみ出していて気持ちが悪い。
「平八さん、このまま、見られているだけなんて、あたし、おかしくなりそう……」
櫻子はヴァギナに当てていた左手の人差し指と中指の二本を、割れ目に沿って上下左右に移動させていた。
「アアアーーー 先生、ここ、ここ…… せめて…… 指でさすっていただけますか? でないと、あたし、おかしくなりそうです……」
「わ、、分かりました……」
乳房に顔を近づけていた平八郎は、櫻子の胸に頬を押し当てた。
「櫻子さんは筋肉質ですけど、ここはまるでマシュマロですよ……」
そういった平八郎は乳房に押し当てていた頬を移動させていくと、乳首を口に含んで舌で転がした。櫻子の乳首はコリコリに固くなっていた。
「アアアアアアーーーー 感じちゃうぅぅー」
櫻子は愛する男から愛される。それが相乗効果となって官能の嵐を増幅させる。櫻子は生まれて初めて経験する幸福の絶頂期に突入した。ラービアを支配しようとする邪心が抹消された瞬間だ。アラビアーナ国の神殿をゆるがせた櫻子の念動力。制御が不可能である邪悪な心。ラービアを宮殿に置くこと、アラビアーナ国に置くことは、娘の強い力を押さえられない。国王でも有り、父でもあるマスウードは、自分の国を破壊することになる。それほど、娘の念動力は化け物のように成長し押さえられない。マスウードは自分の国を守るため、日本国を犠牲にする決心をした。ラービアを日本に行かせ、日本とともに消滅する。児玉進一がラービアを救ってくれれば、日本も助かるだろう。そうならなければ、そこで終えんである。それだけのことだ。アラビアーナ民族を存続させてきたマスウードの苦渋の決断だった。
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