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第22章 学園長・田所平八郎
3話
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3日目の朝、櫻子は平八郎と激しいセックスをして絶叫するほどのあえぎ声を上げていて、その自分の声の大きさにびっくりして、目を覚ました。夢の中の平八郎は、いろいろな体位を試したい、どれが一番感じるのか、順番に試していきたい、と夢の中で平八郎は筋肉のみなぎるキン肉マンに変身していた。長け狂う平八郎の肉棒が櫻子の内臓に達するまで差し入れられ、ちつの壁を突き上げるたび、官能が嵐のように湧き上がり、よがり声、金切り声を挙げた。
「平八さん、す、す、すごいわ、す、ごすぎるわ…… ダメ、あたし、こわれちゃうー」
櫻子は声を枯らせながら、喜びながら苦しがる顔を平八郎に向けた。
「そうですか? いいですか? わたしもいいです。とてもいいです…… では、もう少し、楽しみましょう……」
平八郎は顔をゆがめながら、櫻子の両足首を高く持ち上げてさらに自分の腰を櫻子の股間に押し当てる。櫻子は肉棒の先をちつの奥深くで受けるたび、湧き上がる快感に全身が身震いした。
「ぁぁあーー ぁううぅーー」
櫻子は声を張り上げる。
「この寮には私たち二人だけですから、大きな声を出していいんですよ。これから、毎日、わたしの肉棒をほしくなるようにして差しあげますから」
そんな夢だった。いつもどおり、服を着替え、食堂に向かった。100人は座れるかと思われる広い空間である。かつての隆盛が忍ばれる。平八郎が朝食をテーブルの一角に配膳していた。櫻子が平八郎のところへ歩いて行く。
「平八さん、おはようございます」
「おお、おはよう。朝食をいっしょに食べましょう?」
ほほ笑んだ平八郎が櫻子のために椅子を引いてくれた。櫻子はありがとう、と言って、平八郎の頬にキスをしてから座った。平八郎が櫻子のキスに驚いていた。
櫻子は心のセックスを、この平八じいさんと、夢なんかではなく、本当に試してみたいと心から思った。実際、平八郎に夢で見たような肉体をのぞむことは難しい。学園に乗り込む前、この学園長を色仕掛けで味方に付ける、とりこにさせる、そう思っていた。今の社会で、味方にすれば千人力の教育者である。櫻子の超能力も超一流と言えた。学園長の能力、精神を瞬時に察知したのだから。平八郎は櫻子の隣の椅子に腰掛けると、両手を合唱した。
「それでは、いただきます」
平八郎は合唱したまま、軽く頭を前に傾けた。二人は並んで食事をする。
「櫻子さん、きみはとても美しい。きっと、いつも隠されている深い部分もきっと美しいに違いない。きみの美をこれからもっと見たい、見せてくれるかい?」
櫻子は平八郎の言葉の意味することを考えた。今朝の夢のことを引きずっていた櫻子はすぐに答えた。
「平八さん、あたしのを見て興奮するの? あたしの隠れたところを見て、興奮するの?」
「うーーん、興奮ねえ? ちょっと、違うかもね、心が元気になるかもしれない……」
学園長はそう言いながら、目を閉じた。
「ああ、興奮もするかもね…… こうやって目を閉じれば、櫻子さんを感じる」
しばらく目を閉じていた学園長が、ゆっくり目を開いた。学園長は櫻子を見つめて言った。
「さあ、この老体に見せてくれればすぐに分かることです…… 日本の教育はきっと変わるでしょう、期待してます……」
櫻子は学園長にそう言われて、心臓の鼓動が速まった。平八郎はじっと櫻子を見つめている。平八郎の息づかいを感じ、全身が熱くなってきた。生まれて初めて顔を赤くし恥ずかしい、と思った。人に見せてはいけない部分だから隠して服を身につけている。それを取り除いて、見せる。何言ってるの? この好色じじい、エロじじい! 変態親父、一昨日来やがれ、って、会ったときに言っていた今までの自分。そう思っていた自分がいたが、今は、違う。この人には違う感情がわき上がっている。この人にはすべて見てもらいたい。そう思いながらも、恥ずかしい。なぜだろう。そう思うと、自分の頭がどうか、なってしまったのか? 人は弱い部分を隠したい。見せたくない。弱い人間と思われたくない。醜い人間と思われたくない。櫻子はどうしたらいいのか分からなくなって、学園長に向けていた顔を伏せた。
(どうした? おまえ、最強の超能力者だろ? )
「平八さん、す、す、すごいわ、す、ごすぎるわ…… ダメ、あたし、こわれちゃうー」
櫻子は声を枯らせながら、喜びながら苦しがる顔を平八郎に向けた。
「そうですか? いいですか? わたしもいいです。とてもいいです…… では、もう少し、楽しみましょう……」
平八郎は顔をゆがめながら、櫻子の両足首を高く持ち上げてさらに自分の腰を櫻子の股間に押し当てる。櫻子は肉棒の先をちつの奥深くで受けるたび、湧き上がる快感に全身が身震いした。
「ぁぁあーー ぁううぅーー」
櫻子は声を張り上げる。
「この寮には私たち二人だけですから、大きな声を出していいんですよ。これから、毎日、わたしの肉棒をほしくなるようにして差しあげますから」
そんな夢だった。いつもどおり、服を着替え、食堂に向かった。100人は座れるかと思われる広い空間である。かつての隆盛が忍ばれる。平八郎が朝食をテーブルの一角に配膳していた。櫻子が平八郎のところへ歩いて行く。
「平八さん、おはようございます」
「おお、おはよう。朝食をいっしょに食べましょう?」
ほほ笑んだ平八郎が櫻子のために椅子を引いてくれた。櫻子はありがとう、と言って、平八郎の頬にキスをしてから座った。平八郎が櫻子のキスに驚いていた。
櫻子は心のセックスを、この平八じいさんと、夢なんかではなく、本当に試してみたいと心から思った。実際、平八郎に夢で見たような肉体をのぞむことは難しい。学園に乗り込む前、この学園長を色仕掛けで味方に付ける、とりこにさせる、そう思っていた。今の社会で、味方にすれば千人力の教育者である。櫻子の超能力も超一流と言えた。学園長の能力、精神を瞬時に察知したのだから。平八郎は櫻子の隣の椅子に腰掛けると、両手を合唱した。
「それでは、いただきます」
平八郎は合唱したまま、軽く頭を前に傾けた。二人は並んで食事をする。
「櫻子さん、きみはとても美しい。きっと、いつも隠されている深い部分もきっと美しいに違いない。きみの美をこれからもっと見たい、見せてくれるかい?」
櫻子は平八郎の言葉の意味することを考えた。今朝の夢のことを引きずっていた櫻子はすぐに答えた。
「平八さん、あたしのを見て興奮するの? あたしの隠れたところを見て、興奮するの?」
「うーーん、興奮ねえ? ちょっと、違うかもね、心が元気になるかもしれない……」
学園長はそう言いながら、目を閉じた。
「ああ、興奮もするかもね…… こうやって目を閉じれば、櫻子さんを感じる」
しばらく目を閉じていた学園長が、ゆっくり目を開いた。学園長は櫻子を見つめて言った。
「さあ、この老体に見せてくれればすぐに分かることです…… 日本の教育はきっと変わるでしょう、期待してます……」
櫻子は学園長にそう言われて、心臓の鼓動が速まった。平八郎はじっと櫻子を見つめている。平八郎の息づかいを感じ、全身が熱くなってきた。生まれて初めて顔を赤くし恥ずかしい、と思った。人に見せてはいけない部分だから隠して服を身につけている。それを取り除いて、見せる。何言ってるの? この好色じじい、エロじじい! 変態親父、一昨日来やがれ、って、会ったときに言っていた今までの自分。そう思っていた自分がいたが、今は、違う。この人には違う感情がわき上がっている。この人にはすべて見てもらいたい。そう思いながらも、恥ずかしい。なぜだろう。そう思うと、自分の頭がどうか、なってしまったのか? 人は弱い部分を隠したい。見せたくない。弱い人間と思われたくない。醜い人間と思われたくない。櫻子はどうしたらいいのか分からなくなって、学園長に向けていた顔を伏せた。
(どうした? おまえ、最強の超能力者だろ? )
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