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第21章 学園
4話
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学園長が勃起しないのは、あたしの魅力がない? プライド高く生きてきた櫻子は、この先、どうやって、学園長のたくあんのように萎れた肉棒を元気120%まで、増大させられるであろうか。これからのセックスライフへの閉塞感に戸惑いがこみ上げてきた。
「先生、チャック下ろして、直に触れてもいいですよね? 絶対、固くして差し上げます。先生が簡単に承諾してくださったのって、あたしの体がほしいから…… ですよね……」
櫻子は学園長のパンツの上から触れていた肉棒をそっと包むようにして、手のひらを上下に移動させ刺激を開始した。すると、学園長が目をつむった。気持ちいいのだろうか? 櫻子は学園長の顔を見つめ様子を伺った。
「櫻子君、わしのは、もう、残念だが、肉体的な刺激を受けても、元気にはならんよ……」
櫻子はしばらく目をつぶって考えた。何? このおじいさん、じゃ、何が目的なの? 見返りがほしくないの? 櫻子は訳が分からなくなってきた。
「さっきも言ったように、わたしはこの学園がまた、昔のように元気になればいいのだよ。学園に通う少女たちも、また、元気になれる。そうすれば、わたしも元気になれる。この学園はあたしの子どもと同じなんだ。みんなが元気になる、そういう力を持った人、教育者を待っていたんだ。もう、あたしは年を取った…… あたしが死ねば、ここも死ぬ……」
櫻子は学園長の高尚な目標に自分の日本セックス漬け計画が恥ずかしく感じられた。そんな野望を持ったあたしを教育者なんて、買いかぶりすぎなんじゃない? 櫻子は学園長の言葉が、とても嬉しかった。自分はそんな大それた女ではない。いや、日本国を乗っ取ろうとしているのであるから大それた女かもしれない。学園長の志と櫻子の志が一致していないことが櫻子には分かった。
この人は、あたしのピチピチの肉体が目的ではなかった。高貴な人、聖人君子そのものなのだ、そう思った。
「先生、もう、あたし、なんか、ここが罪悪感でものすごく苦しいです」
櫻子は股間に両手を当てて、潤んだ目で学園長を見た。
「そうだ、わしのことは、これから、平八郎って、読んでくれればいいからね。そういう関係でいきましょう」
学園長が笑いながら、櫻子に言った。学園長の名前は田所平八郎、そういう名前と言うことを、今更ながら、知った。当初、櫻子は学園長の存在など、どうでもいいと考えていた。学園を乗っ取ったら、学園長は自分の女の魅力を使って、 蜃気楼の女がするように、男をセックス漬けにして、セックスのことしか興味を抱けない、唐変木の、廃人同然にしてやろう、と計画していた。そういう、展開を考えて学園に乗り込んだ。学園長だって気持ちがいいセックスライフを送れるのだから文句などないであろう、と考えていた。ところが、全く、計画通りに行かない展開になった。それどころか、あろうことか、だまそうとしていた高齢のおじいさんの魅力にはまりそうになっていることに、櫻子は気づき始めた。おじいさんって、あたしのタイプかもしれない? 今まで、そういう男性が周囲にいなかったから全く思い当たらないでいた。そう思いながら、櫻子は学園長の肉棒を味わえないことを知ると、ますます、うずく股間を静めるため、両手で押さえつけながら思った。
「ああ、このモヤモヤをどうしたらいいの?」
「先生、チャック下ろして、直に触れてもいいですよね? 絶対、固くして差し上げます。先生が簡単に承諾してくださったのって、あたしの体がほしいから…… ですよね……」
櫻子は学園長のパンツの上から触れていた肉棒をそっと包むようにして、手のひらを上下に移動させ刺激を開始した。すると、学園長が目をつむった。気持ちいいのだろうか? 櫻子は学園長の顔を見つめ様子を伺った。
「櫻子君、わしのは、もう、残念だが、肉体的な刺激を受けても、元気にはならんよ……」
櫻子はしばらく目をつぶって考えた。何? このおじいさん、じゃ、何が目的なの? 見返りがほしくないの? 櫻子は訳が分からなくなってきた。
「さっきも言ったように、わたしはこの学園がまた、昔のように元気になればいいのだよ。学園に通う少女たちも、また、元気になれる。そうすれば、わたしも元気になれる。この学園はあたしの子どもと同じなんだ。みんなが元気になる、そういう力を持った人、教育者を待っていたんだ。もう、あたしは年を取った…… あたしが死ねば、ここも死ぬ……」
櫻子は学園長の高尚な目標に自分の日本セックス漬け計画が恥ずかしく感じられた。そんな野望を持ったあたしを教育者なんて、買いかぶりすぎなんじゃない? 櫻子は学園長の言葉が、とても嬉しかった。自分はそんな大それた女ではない。いや、日本国を乗っ取ろうとしているのであるから大それた女かもしれない。学園長の志と櫻子の志が一致していないことが櫻子には分かった。
この人は、あたしのピチピチの肉体が目的ではなかった。高貴な人、聖人君子そのものなのだ、そう思った。
「先生、もう、あたし、なんか、ここが罪悪感でものすごく苦しいです」
櫻子は股間に両手を当てて、潤んだ目で学園長を見た。
「そうだ、わしのことは、これから、平八郎って、読んでくれればいいからね。そういう関係でいきましょう」
学園長が笑いながら、櫻子に言った。学園長の名前は田所平八郎、そういう名前と言うことを、今更ながら、知った。当初、櫻子は学園長の存在など、どうでもいいと考えていた。学園を乗っ取ったら、学園長は自分の女の魅力を使って、 蜃気楼の女がするように、男をセックス漬けにして、セックスのことしか興味を抱けない、唐変木の、廃人同然にしてやろう、と計画していた。そういう、展開を考えて学園に乗り込んだ。学園長だって気持ちがいいセックスライフを送れるのだから文句などないであろう、と考えていた。ところが、全く、計画通りに行かない展開になった。それどころか、あろうことか、だまそうとしていた高齢のおじいさんの魅力にはまりそうになっていることに、櫻子は気づき始めた。おじいさんって、あたしのタイプかもしれない? 今まで、そういう男性が周囲にいなかったから全く思い当たらないでいた。そう思いながら、櫻子は学園長の肉棒を味わえないことを知ると、ますます、うずく股間を静めるため、両手で押さえつけながら思った。
「ああ、このモヤモヤをどうしたらいいの?」
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