35 / 134
第14章 安田尚子 幼少期
1話
しおりを挟む
児玉珠子は、5歳の児玉進一の手を引き、一緒に安田家を毎日のように訪れた。家族がいないナルミの子育てを珠子は気遣い介助のため訪れた。
「ナルミさんは大変よね、お母さんはいらっしゃらないの?」
ナルミが尚子の入浴をするのを、珠子は手伝った。
「母はわたしを産んですぐになく亡くなったし、昨年、父が亡くなったの。それで、身寄りのいないあたしは、母国を離れる決心をして、安田と日本に来たのよ」
「まあ、大変だったわねえ。そんな時期、安田さんもお仕事がお忙しそうで、寂しいわね。安田さん、外務省の課長さんですって?」
「帰りが遅くて困るわ。進ちゃんが尚子と親しくして、あやしてくれるから助かるわ」
風呂上がりでさっぱりした尚子はご機嫌でベビーベッドの上で、天井を見ながら、ニコニコ笑っている。そのそばで進一は寝転がりながら尚子の顔を眺めていた。尚子が歩けるようになると、進一は尚子の手を引いて、珠子の育てている農園の中をかくれんぼして遊んだ。やがて、月日は流れ、一般的、サラリーマンの父の収入で生活していた児玉家は、近所の公立小学校へ進一を入学させた。
安田家は、アラビアーナ人を日本へ移住させるために、尚子には政財界に君臨できる知識と教養を身につけさせる必要があった。ナルミはアラビアーナ人の中でも特殊な超能力を父から継承した。しかし、超能力を発揮できる条件があった。その条件が原因で、アラビアーナ国でも、なかなか、思うように移住準備が出来なかった。超能力を使うことができる条件は、二人にはかなり時間を使うことになった。というのも、ナルミが超能力を発揮できるときは、安田とセックスし、安田の性器がナルミの性器に挿入したときしか、能力を発揮できなかった。その逆で、安田もナルミと合体したときだけ、超能力を発揮できた。二人の脳内が官能のパワーに満たされ、脳から高周波を発生させることができた。ところが、二人は日本に来て、安田の官僚としての仕事は多忙を極めた。安田の帰りが深夜になり、二人は合体することがなくなっていた。それ故に、超能力を使うことがなかった。さらに、二人が特異な性癖を持っていたことにより、超能力を使える状態になるまでかなりの時間を要した。つまり、その異常性癖とは、安田がナルミをむちで打ち据えることにより、興奮が高まる。また、ナルミは安田からむちを打たれてうっとりした。安田はそのナルミの顔を見て興奮し射精した。そういう異常性癖の二人だった。興奮が高まるまでに、たっぷり、むち打ちをして痛めつけるまで、最低1時間以上掛けなければならなかった。だから、二人は次の世代はもっと簡単に興奮が高まり、交尾できる種に養育しなければならなかった。尚子はごく普通に日本の生活になじませ育てることで、安田家は教育方針が固まった。官庁が休みのある朝、安田は目を覚ますと、むちの手入れをする。ミンクオイルを革の表面にすり込み、なめして柔らかにする。
「おお、いい感じに油がしみたぞ」
安田が腕を振り上げ、むちを振るう。むちは丸い半円を描きながら、先端に移動していき、床に先をたたきつけた。ピシャ、乾いた音が響く。その音にナルミが反応する。
「アアーーー ご主人様、存分にわたしめの教育をきょうもお願いいたします」
ナルミは体をすぼめて額を床に付けて、安田にひれ伏して懇願した。
「貴様、なぜ、下着を着けている? 奴隷の身分で服を着るなど、おのれの地位が分かってないようだな!」
安田はそういうと、怒りをむちに込めて振る。安田が振り上げた腕のむちから先端に半円が蛇が進むように脈打って床で弾む。ピシャリ、乾いた音が響く。その音を聞くたび、ナルミは体を縮ませて震える。痛みが記憶していて体が自然に反応する。
「アア、ご主人様ーーー お許しーーー」
「ナルミさんは大変よね、お母さんはいらっしゃらないの?」
ナルミが尚子の入浴をするのを、珠子は手伝った。
「母はわたしを産んですぐになく亡くなったし、昨年、父が亡くなったの。それで、身寄りのいないあたしは、母国を離れる決心をして、安田と日本に来たのよ」
「まあ、大変だったわねえ。そんな時期、安田さんもお仕事がお忙しそうで、寂しいわね。安田さん、外務省の課長さんですって?」
「帰りが遅くて困るわ。進ちゃんが尚子と親しくして、あやしてくれるから助かるわ」
風呂上がりでさっぱりした尚子はご機嫌でベビーベッドの上で、天井を見ながら、ニコニコ笑っている。そのそばで進一は寝転がりながら尚子の顔を眺めていた。尚子が歩けるようになると、進一は尚子の手を引いて、珠子の育てている農園の中をかくれんぼして遊んだ。やがて、月日は流れ、一般的、サラリーマンの父の収入で生活していた児玉家は、近所の公立小学校へ進一を入学させた。
安田家は、アラビアーナ人を日本へ移住させるために、尚子には政財界に君臨できる知識と教養を身につけさせる必要があった。ナルミはアラビアーナ人の中でも特殊な超能力を父から継承した。しかし、超能力を発揮できる条件があった。その条件が原因で、アラビアーナ国でも、なかなか、思うように移住準備が出来なかった。超能力を使うことができる条件は、二人にはかなり時間を使うことになった。というのも、ナルミが超能力を発揮できるときは、安田とセックスし、安田の性器がナルミの性器に挿入したときしか、能力を発揮できなかった。その逆で、安田もナルミと合体したときだけ、超能力を発揮できた。二人の脳内が官能のパワーに満たされ、脳から高周波を発生させることができた。ところが、二人は日本に来て、安田の官僚としての仕事は多忙を極めた。安田の帰りが深夜になり、二人は合体することがなくなっていた。それ故に、超能力を使うことがなかった。さらに、二人が特異な性癖を持っていたことにより、超能力を使える状態になるまでかなりの時間を要した。つまり、その異常性癖とは、安田がナルミをむちで打ち据えることにより、興奮が高まる。また、ナルミは安田からむちを打たれてうっとりした。安田はそのナルミの顔を見て興奮し射精した。そういう異常性癖の二人だった。興奮が高まるまでに、たっぷり、むち打ちをして痛めつけるまで、最低1時間以上掛けなければならなかった。だから、二人は次の世代はもっと簡単に興奮が高まり、交尾できる種に養育しなければならなかった。尚子はごく普通に日本の生活になじませ育てることで、安田家は教育方針が固まった。官庁が休みのある朝、安田は目を覚ますと、むちの手入れをする。ミンクオイルを革の表面にすり込み、なめして柔らかにする。
「おお、いい感じに油がしみたぞ」
安田が腕を振り上げ、むちを振るう。むちは丸い半円を描きながら、先端に移動していき、床に先をたたきつけた。ピシャ、乾いた音が響く。その音にナルミが反応する。
「アアーーー ご主人様、存分にわたしめの教育をきょうもお願いいたします」
ナルミは体をすぼめて額を床に付けて、安田にひれ伏して懇願した。
「貴様、なぜ、下着を着けている? 奴隷の身分で服を着るなど、おのれの地位が分かってないようだな!」
安田はそういうと、怒りをむちに込めて振る。安田が振り上げた腕のむちから先端に半円が蛇が進むように脈打って床で弾む。ピシャリ、乾いた音が響く。その音を聞くたび、ナルミは体を縮ませて震える。痛みが記憶していて体が自然に反応する。
「アア、ご主人様ーーー お許しーーー」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説



アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選
上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。
一人用の短い恋愛系中心。
【利用規約】
・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。
・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。
・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる