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第2章
マクド鳴門店
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「いらっしゃいませ」
明るくはきはきとした口調で挨拶された。健康的な体型をした顔立ち、性格の良さそうな清楚な感じの女の子だ。年の頃は25歳くらいだろうか? 誠一はカウンターの前に進んだ。置いてあるメニューを見て女性店員に声を掛けた。
「注文いいですか? 」
「いらっしゃいませ、どうぞお願いします」
「コーヒーを……」
「アイス、ホットどちらになさいますか? 」
「……アイスを……」
「アイスコーヒーがおひとつ……」
彼女は小気味よい受け答えをすると、機敏な動作で端末のキーを打った。彼女はレジの操作を終えると、誠一をにらみつけるように見つめた。
「ねえ、おにいさん、って、店へ入る前、外で変なことしていましたよね? 」
「変? ……変て…… さて、何のことかなあ? 」
「ふふ、あたし、ここから窓越しに見てたんですよ。何か気になったから、もしかして、第六感っていう奴? おにいさん、外で変な格好してニヤニヤしていましたね、口からよだれ垂らしていなかったですか? 」
「えっ…… もしかして、あれのことを言ってるのかな? だとしたらさ、あれ、運動、エクササイズね、軽いエクササイズだから……」
「ええー……、あ、あれはどうみても、エッチな、淫らな、そんな格好でしたよ。おまけに、もむもむ、って大きな声で叫んでいましたよ…… 」
「ええ……まいったなあ…… 君が見ていたなんて…… でも、きみをさわっていたわけではないし、全然、問題ないだろ? 」
誠一はさっきからにらみ付ける目をした女を改めて見つめた。
明るくはきはきとした口調で挨拶された。健康的な体型をした顔立ち、性格の良さそうな清楚な感じの女の子だ。年の頃は25歳くらいだろうか? 誠一はカウンターの前に進んだ。置いてあるメニューを見て女性店員に声を掛けた。
「注文いいですか? 」
「いらっしゃいませ、どうぞお願いします」
「コーヒーを……」
「アイス、ホットどちらになさいますか? 」
「……アイスを……」
「アイスコーヒーがおひとつ……」
彼女は小気味よい受け答えをすると、機敏な動作で端末のキーを打った。彼女はレジの操作を終えると、誠一をにらみつけるように見つめた。
「ねえ、おにいさん、って、店へ入る前、外で変なことしていましたよね? 」
「変? ……変て…… さて、何のことかなあ? 」
「ふふ、あたし、ここから窓越しに見てたんですよ。何か気になったから、もしかして、第六感っていう奴? おにいさん、外で変な格好してニヤニヤしていましたね、口からよだれ垂らしていなかったですか? 」
「えっ…… もしかして、あれのことを言ってるのかな? だとしたらさ、あれ、運動、エクササイズね、軽いエクササイズだから……」
「ええー……、あ、あれはどうみても、エッチな、淫らな、そんな格好でしたよ。おまけに、もむもむ、って大きな声で叫んでいましたよ…… 」
「ええ……まいったなあ…… 君が見ていたなんて…… でも、きみをさわっていたわけではないし、全然、問題ないだろ? 」
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