窓野枠 短編傑作集 7

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地球侵略

　飼い主と愛犬･太郎が公園でフリスビーを投げて遊んでいた。飼い主のフリスビーが茂みの中に飛んでいった。そこに、地球侵略の偵察のために降り立っていたＵＦＯ（未確認飛行物体）が潜んでいた。

犬　　「ご主人様、きょうは２つのフリスビーなんですね？　持って行くのは、どっちでもいいのでしょうか？」

UFO「何だ？　こいつ、我々を捕獲するつもりか？　とんでもないどう猛な種族だ。こんな星、侵略は不可能だ」

　地球侵略に来た未確認飛行物体は、飼い犬・太郎によって、阻止されたのであった。