308 / 358
魔王城 前編
307.魔王城の入り口
しおりを挟む
「ここが例の入り口か・・・」
敵兵士を倒しながら前へと進んでいくと大きな敷地へと出れた。そこには無数の兵士と二足歩行の巨大な魔物の姿が確認出来た。
多分ここが入り口だろう。守りも一段と強化されているのはそういうことだろう。
「ここまで・・・防衛陣は何をしてたんだ!城付近で警備している魔物と兵士を集めるんだ!」
兵士達は至急に呼びかけ始める。複数の兵士達がそれに従うように左右へと移動を開始した。城内からも何名か出てきては武器を手に握られていた。
「流石にそう簡単に突破はさせてくれないか」
魔物も行動を開始した瞬間に、兵士達は一斉に走り出した。魔物の速度は遅く、兵士達は次々と抜かしていった。
両手に持っていた剣で走り出す。一人目が斬りに掛かった時、それを防いだ時にもう片方の剣で心臓付近を斬る。
1人を倒した時、その後方には何人も迫っている。
次々と斬りに掛かってきているため、攻撃を受け止めては次々と斬っていく。
ここの兵士達は一筋縄ではいかないか。兵士の中でも上級兵士と言うべきか。他の兵士達と比べると剣の腕が高いように思える。
一撃一撃が重いからだ。受け止めて分かるのはそれだからだ。兵士の中でも微妙な一撃の重さがあったが、今回の兵士は明らかに他の兵士とは実力が違った。
どこかで見破けるポイントでもあればいいが、なかなか見破れないか。
「一応、実力があるな。だが、この人数で勝てるとでも思うか!」
一瞬動きが止まったと思ったら、走り出す。兵士3人を斬った時に、魔物が急激に走り出す。
べローグの強化型の魔物だろう。刀と盾を持ちながら、それを地面へと勢い良く振り下ろしてくる。
それにより地面へと当たった時、衝撃波が辺りへと散らばる。
やはり肉体系の魔物だ。破壊力だけは大きい。避けるのは楽だが、最初のノロイ動きはフェイクで、本来は素早く動ける魔物ってわけか。
同じ魔物が2体もいる。更には腕の立つ兵士が何人もいる。
「流石にこの剣じゃ、割に合わないか・・・」
少し離れた後に、両手に持っていた剣を投げ捨てる。それに反応するかのように、兵士達が突如と足を止めた。
「警戒だ!何かしてくるぞ!」
流石にそれくらいは分かってくるか。だが、気付いたとしても遅いがな。
右手から聖剣を生成し、それを持つ。その後手にチェーンブレードを生成した後に走り出す。それと同時に兵士達と魔物が一斉に走り出した。
聖剣で地面へと叩き込み、それを元に上空へと上る。魔物もそれを見て、勢い良くジャンプをしてきた。俺の位置までジャンプしてきた所を剣で攻撃してくるが、それを聖剣で防ぎながらチェーンで攻撃する。
その後にそいつを踏み台にし、後ろの魔物もそれにより踏み台でジャンプする。
空高く飛んだ時、魔物は地面へと落ちていった。俺はその時にチェーンを分離させ、それを地面へと倒れ込んでいる魔物へと何個も刃を飛ばし、爆破させる。
それにより、周辺にいた魔物も巻き添えを食らった。
「さて、これからどうするかだ」
上空を飛びながら、俺はチェーンブレードを再度生成した。
敵兵士を倒しながら前へと進んでいくと大きな敷地へと出れた。そこには無数の兵士と二足歩行の巨大な魔物の姿が確認出来た。
多分ここが入り口だろう。守りも一段と強化されているのはそういうことだろう。
「ここまで・・・防衛陣は何をしてたんだ!城付近で警備している魔物と兵士を集めるんだ!」
兵士達は至急に呼びかけ始める。複数の兵士達がそれに従うように左右へと移動を開始した。城内からも何名か出てきては武器を手に握られていた。
「流石にそう簡単に突破はさせてくれないか」
魔物も行動を開始した瞬間に、兵士達は一斉に走り出した。魔物の速度は遅く、兵士達は次々と抜かしていった。
両手に持っていた剣で走り出す。一人目が斬りに掛かった時、それを防いだ時にもう片方の剣で心臓付近を斬る。
1人を倒した時、その後方には何人も迫っている。
次々と斬りに掛かってきているため、攻撃を受け止めては次々と斬っていく。
ここの兵士達は一筋縄ではいかないか。兵士の中でも上級兵士と言うべきか。他の兵士達と比べると剣の腕が高いように思える。
一撃一撃が重いからだ。受け止めて分かるのはそれだからだ。兵士の中でも微妙な一撃の重さがあったが、今回の兵士は明らかに他の兵士とは実力が違った。
どこかで見破けるポイントでもあればいいが、なかなか見破れないか。
「一応、実力があるな。だが、この人数で勝てるとでも思うか!」
一瞬動きが止まったと思ったら、走り出す。兵士3人を斬った時に、魔物が急激に走り出す。
べローグの強化型の魔物だろう。刀と盾を持ちながら、それを地面へと勢い良く振り下ろしてくる。
それにより地面へと当たった時、衝撃波が辺りへと散らばる。
やはり肉体系の魔物だ。破壊力だけは大きい。避けるのは楽だが、最初のノロイ動きはフェイクで、本来は素早く動ける魔物ってわけか。
同じ魔物が2体もいる。更には腕の立つ兵士が何人もいる。
「流石にこの剣じゃ、割に合わないか・・・」
少し離れた後に、両手に持っていた剣を投げ捨てる。それに反応するかのように、兵士達が突如と足を止めた。
「警戒だ!何かしてくるぞ!」
流石にそれくらいは分かってくるか。だが、気付いたとしても遅いがな。
右手から聖剣を生成し、それを持つ。その後手にチェーンブレードを生成した後に走り出す。それと同時に兵士達と魔物が一斉に走り出した。
聖剣で地面へと叩き込み、それを元に上空へと上る。魔物もそれを見て、勢い良くジャンプをしてきた。俺の位置までジャンプしてきた所を剣で攻撃してくるが、それを聖剣で防ぎながらチェーンで攻撃する。
その後にそいつを踏み台にし、後ろの魔物もそれにより踏み台でジャンプする。
空高く飛んだ時、魔物は地面へと落ちていった。俺はその時にチェーンを分離させ、それを地面へと倒れ込んでいる魔物へと何個も刃を飛ばし、爆破させる。
それにより、周辺にいた魔物も巻き添えを食らった。
「さて、これからどうするかだ」
上空を飛びながら、俺はチェーンブレードを再度生成した。
0
お気に入りに追加
710
あなたにおすすめの小説
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる