「私は○○です」?!

咲駆良

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揺れる世界

忘れられた存在 2

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ーサキ、リル…とま、って…

その時、急にヤエが止まって震えてたから、私達も走るのをやめた。

ーヤエ殿、何か感じたのか?

ーう、ん…。なんか、よくないのが、いる。


ーそか…じゃ、私だけで変身して、まずはそっと見てこようか。

ーそうだな。だが、気をつけてな。


ーサキ、ごめんね。

ー全然O.K.だよ。
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