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揺れる世界
忘れられた希望
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書斎でリル達3人が手紙を読んでいた頃、ある部屋から男の呻き声がしていた。
「ぐ…グァォァッ」
その声の主は、フリー王のものだった。
なぜ、苦しそうなのか、それは本人にもわかっていなかった。
それ程に、彼は黒いカタマリに心が喰われていたのだ。
「ぐ…グァォァッ」
その声の主は、フリー王のものだった。
なぜ、苦しそうなのか、それは本人にもわかっていなかった。
それ程に、彼は黒いカタマリに心が喰われていたのだ。
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