「私は○○です」?!

咲駆良

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揺れる世界

希望の先へ 2

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すると…片方のロングヘアな女の子が目を開けた。

「あぇ? きょきょ…?」

「さぁきぃ」

「ん…にゃに、やちゃ…ぇ、あんでちぢんじぇんの?」

ーふたりとも、幼子のような言葉しか話せない様だが、もしかして、サキとヤエ殿か?

「にゅ? いゆう?」

「ああ、リルだが、そなたら、どうしたのだ?」

「わきゃんにゃい…にゃんじぇ?」

3人は、ここで首を捻ってしまった。

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