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揺れる世界
願い~フェンリルの場合~ 3
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※フェンリル視点です。
私は、昔あいつと町で初めて会った時、ふざけるな、と思った。
俺の姿を見て怖がらないどころか、私が唸っている傍に来て、一番くすぐりに弱い場所をくすぐって来よった。
何をするんだ、と人の言葉で言ってみたものの、ヤツは歯を見せてにかっと笑っていた。
あれから何年経ったのか…その間に、アイツは私に
「おまえは、親友だよ。世界一最高の戦友だ。」
と言ってくれたことさえ、今は懐かしい。
私は、昔あいつと町で初めて会った時、ふざけるな、と思った。
俺の姿を見て怖がらないどころか、私が唸っている傍に来て、一番くすぐりに弱い場所をくすぐって来よった。
何をするんだ、と人の言葉で言ってみたものの、ヤツは歯を見せてにかっと笑っていた。
あれから何年経ったのか…その間に、アイツは私に
「おまえは、親友だよ。世界一最高の戦友だ。」
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