「私は○○です」?!

咲駆良

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揺れる世界

その頃… 2

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「王め…フェンリルに接触しよったわい」

「困りましたねえ…」

「フリをするのも、疲れるから、もうイヤー」

「こらこら、妖精族は小さいからバレないと言ったのは、誰だ?」

「私だけどさーでもー」

「まあまあ。我らの乗っ取りは順調やから、もう少しさね」

「うむ。では、騎士どもをそろそろ操るとするか。」

「頼んだぞ」

「ふふふふ…」

……。
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