「私は○○です」?!

咲駆良

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揺れる世界

壊れる未来、残った遺物 3

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しばらく長いろうかを、2人分の足音をさせながら進むと、何かが動く音が近づいてきた。

ーシュ…サラ…

「グワウゥッ」

「さき…」

ーコクッ

「うん、行ってみよう」

ース…ト、ト、ト、…

「グルルルゥ、誰だっ」

そして、その音の主人は、低い声で威嚇しながら、まだ姿をみせていないはずのこちらに問いてきた。



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