「私は○○です」?!

咲駆良

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ヘンカとヘンゲ

変化4

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「お二人も、あの光に包まれたのですね…。私の場合、その後この世界に来てからは、何もわからないうちから聖女として祀りあげられ、生活の保護を含めて王女としての立場になりました。あとは、あなた方がご存知の通りです。」

「そんな事情があったなんて…。」

「私は、だからこそあなた方に同じようになってほしくないのです。そうとは限らないかもしれませんが、どうしても伝えたくて、全魔力を使って映像に残しました。」

「ねぇ……あなたの、本当の名前、なんて、いうの?」

彼女の話を聞き終えた直後、隣にいるやっちゃんがふとそう呟いて聞いた。
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