「私は○○です」?!

咲駆良

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人間の世界へ

守護するもの3

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『【我、汝と共に在るものなり。我、汝に願うものなり。我が力、汝が示せ。】』 

「サキ殿?」

「お嬢さん、何をされるつも…」

『【氷河の縛り】!』

「なっ…!」

その瞬間、イクサ男爵を含めた反対派貴族の足元足元から胴体にかけて、氷の塊が覆った。

「サキ殿、今の魔法はまさか、神獣魔法では?」

「はい。あまりに彼らがうるさくて、ちょっと拘束しちゃいました。」

「そ、そうか…。」

「王様、いきなりすみませんでした。」

「いや、構わぬ。おかげで静かになったわ。」

「それなら、よかったです。」

そう言って、私は後ろに下がった。

ここからは、よっぽどじゃない限り手助け不要だろうからね。
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