「私は○○です」?!

咲駆良

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人間の世界へ

守護するもの

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「戻りました。」

「おお、サキ殿、ご苦労であった。結界陣をありがとう。」

「いえ、お役に立ててよかったです。」

「さて、そろそろお客さん来る頃のようだ。サキ殿、もう一仕事、頼みましたぞ。」

「わかりました。」

そう、反対派貴族の足音が近くに聞こえていた私は、すぐに身構えた。
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