「私は○○です」?!

咲駆良

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プロローグ

日常4

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その帰宅途中、私はコンビニに寄ってビールと摘み物を購入した。

やっぱ、ビールにはおつまみなくっちゃね。

「咲ぃ、お疲れ様。」

「あ、やっちゃん。お疲れ様ぁ。」

「咲がこの時間にきっちり帰れるのって久し振りじゃない?」

「確かにねぇ、このところ処理しなきゃならないの多くて。」

「しかも部長代理だものねぇ。ご苦労様。」

「やっちゃんも、部長レベルじゃないけど、その代理の営業マン達のまとめ役みたいなのやっててすごいと思うよ。お互いにお疲れ様。」

「ありがとう。あれ、その手に持ってるのは、もしかしてビール?」

「あ、これ? うん、そうなの。久し振りに週末だし卓飲みしようかな、って。」

「じゃあさ、私も一緒に飲んでもいいかな?」

「ほんとっ? 実はひとりでさびしかったの。」

「あはは、咲かわいい」

「かわいい、って照れるよ。やっちゃんの方が美人なのに。」

「よく言うよ。」

そうして私達は、お互いに微笑みながら、途中コンビニで追加のビールと摘み物を買って、私の自宅へと向かっていった。
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