「私は○○です」?!

咲駆良

文字の大きさ
上 下
8 / 388
プロローグ

日常

しおりを挟む
ーカッ、カッ、カッ、カッ・・・

タイル張りな床に私のヒールの歩く音がよく響くわぁ。

それにしても、もうお昼・・・
お腹すいたなあ。

そんなことを考えていたら、後ろから馴染みの同僚が走ってくる音がした。

「咲!」

「やっちゃん。相変わらず、元気ねぇ。」

「むぅ、咲おばあちゃんみたい。同じ年齢なのに。」

「仕方ないでしょぉ、お昼でお腹ペコペコなんだから。」

「ほぉんと、咲って食いしん坊よねぇ。」

「えぇっ、やっちゃんだって食いしん坊じゃん。」

「咲には負けます。ほら、したらお昼さっさと行こ?」

「そうだねぇ。」

そう言って、私達はいつも行くカフェに向かって急いだ。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

黒い鍵の令嬢と陰陽師執事は、今夜も苦しむ魂を救う

柚木ゆず
児童書・童話
 罪のない者には救いを。罪を犯した者には罰を。  救いの力を持つ令嬢・宝城エリスと、陰陽師の力を持つ執事の青年・安倍(あべの)蓮。  2人は今夜も、誰かによって苦しめられている魂を救うのでした――。  ※8月5日に追記させていただきました。  少なくとも今週末まではできるだけ安静にした方がいいとのことで、しばらくしっかりとしたお礼(お返事)ができないため感想欄を閉じさせていただいております。

最後の魔導師

蓮生
児童書・童話
 11歳のニゲルは、毎日釣りに行く。  釣った魚は、晩のおかずにするのだ。  香ばしい皮に、自分で作ったソースをかけてかぶり付くと、中のジュワッとした身に甘辛いタレが絡んで本当においしいのだ。  そんなニゲルの住む小さな洞穴の家には弟と妹がいる。  最初からお父さんはいないけど、一年前この洞穴に引っ越してから、お母さんも突然居なくなった。だから、妹と弟は、お腹を空かして、ニゲルが帰ってくるまでずっと待っている。  何とかして魚を釣らないと、そんな弟達は今日も畑から掘った芋の煮っころがしだけになってしまうのだ。  だから1匹はだめだ。  何匹か捕まえてから帰ろう。  そう思っていた。  お兄さんに会うまでは……   これは11歳の男の子ニゲルが、伝説の魔導師に出会い、唯一の弟子となって自分の道を切り開いていくお話です。 *** 後々アレ?似てるっと思われる方がいらっしゃるかもしれませんので最初にお知らせいたしますが、第3章から出てくる地名や城は架空のものですがほぼ、スコットランドに存在する場所ですので、世界観は中世ヨーロッパです。

猫のモモタ

緒方宗谷
児童書・童話
モモタの出会う動物たちのお話。 毎月15日の更新です。 長編『モモタとママと虹の架け橋』が一番下にあります。完結済みです。

『完結』セプトクルール 勇者エルニスのワンダーランド

マイマイン
児童書・童話
 これは、すぐるがやってくる前の『幻想界』の物語です。ある日突然、平和な国『スピネル王国』にやってきた謎の少年エルニスが、平和を脅かす『魔王軍』に立ち向かう王道ファンタジーです。『セプトクルール』シリーズの始まりの物語をお楽しみください。

もう一つの小学校

ゆきもと けい
児童書・童話
パラレルワールドという世界をご存じだろうか・・・ 異世界や過去や未来とは違う現在のもう一つの世界・・・ これはパラレルワールドで、もう一つの別世界の同じ小学校へ行った先生と生徒たちの物語です。 同じ時間が流れているのに、自分たちが通っている小学校とは全く違う世界・・・ ここの自分たちが全く違うことに戸惑いながらも、現実としてそれを受け入れる生徒たち・・・ そして、元の世界に戻ってきた生徒たちが感じた事とは・・・ 読んで頂けてら幸いです。

MINKU エピソード2 SPACE MINKU

榊 直 (さかき ただし)
児童書・童話
コングが念願だった神の国へ行く方法が分かった。 ちいも無事に時空を再び超え、皆で神の国へ。 そこは、宇宙だった。 コング、ジル、キュー、ちい達の今度の冒険は宇宙! 宇宙にも黒の魔族がいて、支配していた。 今度は宇宙の平和を守れ!

見習いサンタの初恋【完結】

えりっく
児童書・童話
見習いサンタのふたりの少年 彼らはある日ひとりの少女に恋をする しかしサンタクロース協会のルールでは 人間に姿を見られてはいけなくて……。

毛の妖精

クラゲ散歩
児童書・童話
僕は うまれたての妖精    居心地の良い頭をさがして 今日も世界を旅する。 「さぁ〜次はどこにしょう♪」   毛の妖精がいたら?の話を 書きたくなったので  もう一つの毛の妖精の話をのせました。是非 読んでください。

処理中です...