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1 魔境の森
4.2
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拠点の作りは木の上だから、ツリーハウスをイメージする。
ツリーハウスを置くための木を選定、伐採した木と同じ種類の木にした。
元々巨木の奴だったので、上の方の枝でも十分持つ太さがあった。
ほぼ同等の太さの木材を橋掛けを出来るように木の枝にも木材にも加工していき、一本の木材を置くだけで日が暮れた。
二本目もほぼ一日掛かる。
この二本を基準に床の骨組を作っていく、水平に成る様に木を選び加工して橋掛けをしていった。
そうそう簡単には出来ずに、一日に三本しかできなかった。
六日間かけて、床の骨組が出来、次は板を張って行った。
この板が床に成り、今後の拠点つくりの要に成る。
翌日、床が出来た途端、魔物の猿達が襲撃された。
剣一振りの戦い方では、捌き切れなかった。
竹刀剣も取り出し二振り、飛天魔法でサポートしつつ二刀流で捌いた。
知恵が回るようで、棍棒とかも使う奴もいたが、二刀流に成ってからは圧倒的に優位になった。
分が悪となったのか逃げだす猿も出て来でた。
再び来られたら困るので、投擲剣を飛天魔法で飛ばして、倒した。
猿達を全滅させてることに成功した。
案外、木の上も安全ではない。
葉っぱが多く茂っているから、問題が無いと思っていたが、それでも用心をした方が良いと改めて痛感した。
猿達の死体を魔導鞄に入れ、血肉で汚れた床を水筒の水で洗い流し、用心のため他の木で一晩過ごした。
*
翌日から、ツリーハウスの壁をログハウス調にする事にしたので、木材を重ねていく。
ただ重ねるだけではなく、隙間なく崩れない様に加工してから積み重ねていく。
一壁いきなり重ねるのではなく、四方周りながら重ねていく、家の隅々の組み合わせが難しいが、一度慣れてしまえば後は簡単だった。
数日後、家の壁がほぼ完成した時に再び違う魔物に襲われた。
猿との戦闘経験が生かされ、問題なく全滅させることが出来た。
出入り口の玄関に窓を開け、壁には葉っぱが付いた枝を付けて偽装した。
これでも良かったのだが、ついでに最後まで作り上がる事にした。
つまり屋根の作成だ。
それには木材が足りなくなってきたので、もう二本目を調達から始まった。
二本目に成ると木を斬りおとすのも皮を剥ぐのも早くできるようになっていた。
桁や梁を掛け、屋根の骨組みを組立てていく・・・。
問題は屋根である、日本瓦は無理だし、茅葺にするか?
けどこの森では茅は無い・・・。
木瓦で対応した。
斬り残った材料でも十分使えるから、大量に木瓦を造った
数日後瓦も張り終わり、ようやく完成した・・・。
*
屋根が完成した翌日の朝から突然大粒の大雨が降り始めた。
今まで普通の雨だったら幾つもあっているが、こんなに大粒の雨は初めてだ。
これでは外での活動は出来ない・・・。
家の中で出来る事を行う事にした。
先ずは、雨戸や玄関ドアの作成だ。
意外と外からの風が冷たいので、付ける事にした。
日が変わっても、雨は降り続けており、次は寝床や椅子、テーブルとかを作った。
粗方作り終えたが、この数日間この大雨は止むことは無かった。
このツリーハウスが無かったらぞっとした。
寒さも増していき、魔物の解体も始めた。
特に毛皮が欲しかった。
初めは上手く行かなかったが、段々上手くなり寝る前には、一頭分がきれいに剥ぎ取ることが出来た。
寒さに震えて寝る事は無くなった。
翌日、外は長雨が収まり地面の方では、一部が河に成っていた。
家の痛みもなくホッとした。
木の実を取ろうとしたが、昨日までの大雨で木の実が全部落とされ、無くなっていた。
これは本格的にヤバく成って来た。
多少無理をしてでも、魔物狩りをして食糧を調達しなければならなくなった。
今まで気配を感じたら、逃げていたが今度からは向かって行けばいい、無論安全第一だ。
地面に降りると早速、背後からお出ましか・・・。
くまー!!
でか!?
おお振りで動きが鈍いかと思ったら、早い!
剣戟を与えようとするが、躱される。
それどころか、カウンター狙い!!
その爪が俺に迫ってくる!!!
石や短剣を飛ばして牽制をして攻撃を与えるが致命的な一撃だけは躱される。
そんでもって、クマの方がスタミナが有り、俺は無い・・・。
ヤバい、苛立ちが経ちはじめる。
そんな時、いきなりクマの動きが止まる。
理由が解らないが絶好のチャンスだった!
防御も反撃もカウンターもなく一撃で倒すことが出来た。
他の魔物も出てくると厄介なので、直ぐにクマを回収してその場から足し去った。
ツリーハウスを置くための木を選定、伐採した木と同じ種類の木にした。
元々巨木の奴だったので、上の方の枝でも十分持つ太さがあった。
ほぼ同等の太さの木材を橋掛けを出来るように木の枝にも木材にも加工していき、一本の木材を置くだけで日が暮れた。
二本目もほぼ一日掛かる。
この二本を基準に床の骨組を作っていく、水平に成る様に木を選び加工して橋掛けをしていった。
そうそう簡単には出来ずに、一日に三本しかできなかった。
六日間かけて、床の骨組が出来、次は板を張って行った。
この板が床に成り、今後の拠点つくりの要に成る。
翌日、床が出来た途端、魔物の猿達が襲撃された。
剣一振りの戦い方では、捌き切れなかった。
竹刀剣も取り出し二振り、飛天魔法でサポートしつつ二刀流で捌いた。
知恵が回るようで、棍棒とかも使う奴もいたが、二刀流に成ってからは圧倒的に優位になった。
分が悪となったのか逃げだす猿も出て来でた。
再び来られたら困るので、投擲剣を飛天魔法で飛ばして、倒した。
猿達を全滅させてることに成功した。
案外、木の上も安全ではない。
葉っぱが多く茂っているから、問題が無いと思っていたが、それでも用心をした方が良いと改めて痛感した。
猿達の死体を魔導鞄に入れ、血肉で汚れた床を水筒の水で洗い流し、用心のため他の木で一晩過ごした。
*
翌日から、ツリーハウスの壁をログハウス調にする事にしたので、木材を重ねていく。
ただ重ねるだけではなく、隙間なく崩れない様に加工してから積み重ねていく。
一壁いきなり重ねるのではなく、四方周りながら重ねていく、家の隅々の組み合わせが難しいが、一度慣れてしまえば後は簡単だった。
数日後、家の壁がほぼ完成した時に再び違う魔物に襲われた。
猿との戦闘経験が生かされ、問題なく全滅させることが出来た。
出入り口の玄関に窓を開け、壁には葉っぱが付いた枝を付けて偽装した。
これでも良かったのだが、ついでに最後まで作り上がる事にした。
つまり屋根の作成だ。
それには木材が足りなくなってきたので、もう二本目を調達から始まった。
二本目に成ると木を斬りおとすのも皮を剥ぐのも早くできるようになっていた。
桁や梁を掛け、屋根の骨組みを組立てていく・・・。
問題は屋根である、日本瓦は無理だし、茅葺にするか?
けどこの森では茅は無い・・・。
木瓦で対応した。
斬り残った材料でも十分使えるから、大量に木瓦を造った
数日後瓦も張り終わり、ようやく完成した・・・。
*
屋根が完成した翌日の朝から突然大粒の大雨が降り始めた。
今まで普通の雨だったら幾つもあっているが、こんなに大粒の雨は初めてだ。
これでは外での活動は出来ない・・・。
家の中で出来る事を行う事にした。
先ずは、雨戸や玄関ドアの作成だ。
意外と外からの風が冷たいので、付ける事にした。
日が変わっても、雨は降り続けており、次は寝床や椅子、テーブルとかを作った。
粗方作り終えたが、この数日間この大雨は止むことは無かった。
このツリーハウスが無かったらぞっとした。
寒さも増していき、魔物の解体も始めた。
特に毛皮が欲しかった。
初めは上手く行かなかったが、段々上手くなり寝る前には、一頭分がきれいに剥ぎ取ることが出来た。
寒さに震えて寝る事は無くなった。
翌日、外は長雨が収まり地面の方では、一部が河に成っていた。
家の痛みもなくホッとした。
木の実を取ろうとしたが、昨日までの大雨で木の実が全部落とされ、無くなっていた。
これは本格的にヤバく成って来た。
多少無理をしてでも、魔物狩りをして食糧を調達しなければならなくなった。
今まで気配を感じたら、逃げていたが今度からは向かって行けばいい、無論安全第一だ。
地面に降りると早速、背後からお出ましか・・・。
くまー!!
でか!?
おお振りで動きが鈍いかと思ったら、早い!
剣戟を与えようとするが、躱される。
それどころか、カウンター狙い!!
その爪が俺に迫ってくる!!!
石や短剣を飛ばして牽制をして攻撃を与えるが致命的な一撃だけは躱される。
そんでもって、クマの方がスタミナが有り、俺は無い・・・。
ヤバい、苛立ちが経ちはじめる。
そんな時、いきなりクマの動きが止まる。
理由が解らないが絶好のチャンスだった!
防御も反撃もカウンターもなく一撃で倒すことが出来た。
他の魔物も出てくると厄介なので、直ぐにクマを回収してその場から足し去った。
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