20 / 78
2 そうだ、王都に行こう
15
しおりを挟む
「嬢ちゃん、済まないがオジサンたちと一緒に旅しないかい?」
数日後、街道に入る前に、着ている服を着替えた。
普通の旅人の服に、いつもの普通の何時の鞄を背負い剣を肩にかけた。
ここから、タイミング的に合わせるための行動であった。
都市に近くなると一日一日泊まれるように宿が点在し街道の人通りも増えてきたので街道に入ったのだが・・・。
夜に近づくとさすがに治安和悪くなり、お金と体を求める盗賊や奴隷狩りが頭を出してくる。
「断る!」
と言って身なりが悪い短剣を握っている大人たちに言い返した。
正直言ってすこぶる弱いので、剣を抜くまでもない。
無理やり、押さえつけたら言う事を聞くだろうと言う短絡的な行動に出てくる大人たちに、軽く体を避ける。
「この餓鬼!!」
と強がるが、片手で一人を腹パンして横から来た人を蹴りで一撃、体を半回転をしてエルボーして三人目
少し間が空いていたが、即行で距離を詰めてストレートで沈める。
最後の一人になったところで、
「誰がお嬢ちゃん?俺は男だぞ。」
と言ってアッパーで沈めた。
こいつらの金に服や武器など、すべての物を頂いてたち去った。
だって、お金が対して持っていなかったもん!
村に入り無理をせずに宿に泊まった。
俺の様な子供も色々と事情を抱えて旅をしているようで、内情を聞かれずに宿に泊まれるが料金によって対応が変わる。
資金的には、魔境の魔人が持っていた財布からお金を拾っているが、今のご時世の通貨に対応できるのかが不安になる。
だが、竜侯騎士団から貰った鞄の中にもお金が入っていた。
気付いた時には山麓で一泊をしている時であった。
今は、素直に使っとく事にした。
魔物を狩ってギルドに向かえばそれなりの資金は得ることが出来るが、何せ子供が大量の魔物の素材を持ってきたら顔を憶えられるため、避けたかった。
それにギルドカードを持っていなければ、かなり安い値段で交渉される。
それはともかく・・・。
宿に泊まっていると、女の子に勘違いされる。
そりゃ、面倒なので髪を伸ばしているままに成っているが、もう少し見たら男ってわかるだろうが!!
だが、男と言いあって料金が高くなるのも困るので、敢えて否定も肯定もしずに、そのまま泊まって行った。
そんなこんなで、三日後にはコンコード伯爵領の領都に到着した。
ギルドカードが無かったため、お金を取られたが問題なく中に入る事が出来た。
*
さてここから何処に向かうのかが問題に成ってくる。
中央大通りには各領地に向かうための看板が立っており、何処に向かう事が出来るのか、コンパスを見ながらメモして、宿屋に入った。
借りた部屋の中で地図とコンパスとメモを広げて、今後の予定を決めていく。
この地図は今までの所有者が訪れた事がある場所には明確に書かれている。
だが、ここまでの彷徨ってい無いようで、周辺は書かれておらず真っ白なままだ。
竜侯騎士団から写してもらった地図にもこっちの方は描いてはいなかった。
そのため、山を挟んだ地図に成っているため、通常の街道地図とは程遠い物に成っている・・・。
「それでもコンパスからルートを割り出せるか・・・。」
っと言う事で、メグテール公爵領に向かいそうな道を消していると、スマホが鳴った。
またか!!
「お前、そろそろ表に出てきたらどうだ?」
と言ってみたが何も反応が無い・・・。
まぁいい・・・。
今画面が出ているのは、この周辺の地図と道のルートだった。
天空の目が無いのに何で把握が出来るの謎だが、気にしない事にした。
御蔭でルートは三つに絞られた。
トゥヒス男爵領 ジフスミラ子爵領 ヒヌーイン子爵領
俺が入って来たのはトゥヒス男爵領方面だったので、候補から消した。
この二つのどっちかになるが、人通りが多い方に決める事にした。
そろそろお腹も空いたので片づけて食事にする事にした。
この頃は、自分で作らずに完全にその場任せで外食をしている。
その方が、子供らしいと思ったからだ。
*
この宿は食事が付いていないので、表に出て食べる場所を探す事にした。
すると、後ろから追跡する人が少なくても二人いた。
気にせずに食堂に入って、食事を楽しむ事にした。
心が強いのか、そのうちの一人が他の人と一緒に食堂に入って来た。
こいつも仲間か・・・。
食事を終え、お金を支払い表に出た。
残った奴と他の数名が一緒になって追跡された。
町の中で剣を持ってウロウロすることが出来ないので、宿に置いている。
別に剣をも言っていなくても対処できるし、魔法が有るので問題はない。
用心は十分にしているのだ。
そのまま、宿には向かわずに再び中央大通りに向かい人の流れを見ている時に誘拐された・・・させた。
数日後、街道に入る前に、着ている服を着替えた。
普通の旅人の服に、いつもの普通の何時の鞄を背負い剣を肩にかけた。
ここから、タイミング的に合わせるための行動であった。
都市に近くなると一日一日泊まれるように宿が点在し街道の人通りも増えてきたので街道に入ったのだが・・・。
夜に近づくとさすがに治安和悪くなり、お金と体を求める盗賊や奴隷狩りが頭を出してくる。
「断る!」
と言って身なりが悪い短剣を握っている大人たちに言い返した。
正直言ってすこぶる弱いので、剣を抜くまでもない。
無理やり、押さえつけたら言う事を聞くだろうと言う短絡的な行動に出てくる大人たちに、軽く体を避ける。
「この餓鬼!!」
と強がるが、片手で一人を腹パンして横から来た人を蹴りで一撃、体を半回転をしてエルボーして三人目
少し間が空いていたが、即行で距離を詰めてストレートで沈める。
最後の一人になったところで、
「誰がお嬢ちゃん?俺は男だぞ。」
と言ってアッパーで沈めた。
こいつらの金に服や武器など、すべての物を頂いてたち去った。
だって、お金が対して持っていなかったもん!
村に入り無理をせずに宿に泊まった。
俺の様な子供も色々と事情を抱えて旅をしているようで、内情を聞かれずに宿に泊まれるが料金によって対応が変わる。
資金的には、魔境の魔人が持っていた財布からお金を拾っているが、今のご時世の通貨に対応できるのかが不安になる。
だが、竜侯騎士団から貰った鞄の中にもお金が入っていた。
気付いた時には山麓で一泊をしている時であった。
今は、素直に使っとく事にした。
魔物を狩ってギルドに向かえばそれなりの資金は得ることが出来るが、何せ子供が大量の魔物の素材を持ってきたら顔を憶えられるため、避けたかった。
それにギルドカードを持っていなければ、かなり安い値段で交渉される。
それはともかく・・・。
宿に泊まっていると、女の子に勘違いされる。
そりゃ、面倒なので髪を伸ばしているままに成っているが、もう少し見たら男ってわかるだろうが!!
だが、男と言いあって料金が高くなるのも困るので、敢えて否定も肯定もしずに、そのまま泊まって行った。
そんなこんなで、三日後にはコンコード伯爵領の領都に到着した。
ギルドカードが無かったため、お金を取られたが問題なく中に入る事が出来た。
*
さてここから何処に向かうのかが問題に成ってくる。
中央大通りには各領地に向かうための看板が立っており、何処に向かう事が出来るのか、コンパスを見ながらメモして、宿屋に入った。
借りた部屋の中で地図とコンパスとメモを広げて、今後の予定を決めていく。
この地図は今までの所有者が訪れた事がある場所には明確に書かれている。
だが、ここまでの彷徨ってい無いようで、周辺は書かれておらず真っ白なままだ。
竜侯騎士団から写してもらった地図にもこっちの方は描いてはいなかった。
そのため、山を挟んだ地図に成っているため、通常の街道地図とは程遠い物に成っている・・・。
「それでもコンパスからルートを割り出せるか・・・。」
っと言う事で、メグテール公爵領に向かいそうな道を消していると、スマホが鳴った。
またか!!
「お前、そろそろ表に出てきたらどうだ?」
と言ってみたが何も反応が無い・・・。
まぁいい・・・。
今画面が出ているのは、この周辺の地図と道のルートだった。
天空の目が無いのに何で把握が出来るの謎だが、気にしない事にした。
御蔭でルートは三つに絞られた。
トゥヒス男爵領 ジフスミラ子爵領 ヒヌーイン子爵領
俺が入って来たのはトゥヒス男爵領方面だったので、候補から消した。
この二つのどっちかになるが、人通りが多い方に決める事にした。
そろそろお腹も空いたので片づけて食事にする事にした。
この頃は、自分で作らずに完全にその場任せで外食をしている。
その方が、子供らしいと思ったからだ。
*
この宿は食事が付いていないので、表に出て食べる場所を探す事にした。
すると、後ろから追跡する人が少なくても二人いた。
気にせずに食堂に入って、食事を楽しむ事にした。
心が強いのか、そのうちの一人が他の人と一緒に食堂に入って来た。
こいつも仲間か・・・。
食事を終え、お金を支払い表に出た。
残った奴と他の数名が一緒になって追跡された。
町の中で剣を持ってウロウロすることが出来ないので、宿に置いている。
別に剣をも言っていなくても対処できるし、魔法が有るので問題はない。
用心は十分にしているのだ。
そのまま、宿には向かわずに再び中央大通りに向かい人の流れを見ている時に誘拐された・・・させた。
13
お気に入りに追加
2,162
あなたにおすすめの小説
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
最強スキルで無双したからって、美女達によってこられても迷惑なだけなのだが……。冥府王は普通目指して今日も無双する
覧都
ファンタジー
男は四人の魔王を倒し力の回復と傷ついた体を治す為に魔法で眠りについた。
三十四年の後、完全回復をした男は、配下の大魔女マリーに眠りの世界から魔法により連れ戻される。
三十四年間ずっと見ていたの夢の中では、ノコと言う名前で貧相で虚弱体質のさえない日本人として生活していた。
目覚めた男はマリーに、このさえない男ノコに姿を変えてもらう。
それはノコに自分の世界で、人生を満喫してもらおうと思ったからだ。
この世界でノコは世界最強のスキルを持っていた。
同時に四人の魔王を倒せるほどのスキル<冥府の王>
このスキルはゾンビやゴーストを自由に使役するスキルであり、世界中をゾンビだらけに出来るスキルだ。
だがノコの目標はゾンビだらけにすることでは無い。
彼女いない歴イコール年齢のノコに普通の彼女を作ることであった。
だがノコに近づいて来るのは、大賢者やお姫様、ドラゴンなどの普通じゃない美女ばかりでした。
果たして普通の彼女など出来るのでしょうか。
普通で平凡な幸せな生活をしたいと思うノコに、そんな平凡な日々がやって来ないという物語です。
ぬいぐるみばかり作っていたら実家を追い出された件〜だけど作ったぬいぐるみが意志を持ったので何も不自由してません〜
望月かれん
ファンタジー
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
愛し子
水姫
ファンタジー
アリスティア王国のアレル公爵家にはリリアという公爵令嬢がいた。
彼女は神様の愛し子であった。
彼女が12歳を迎えたとき物語が動き出す。
初めて書きます。お手柔らかにお願いします。
アドバイスや、感想を貰えると嬉しいです。
沢山の方に読んで頂けて嬉しく思います。
感謝の気持ちを込めまして番外編を検討しています。
皆様のリクエストお待ちしております。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
転生犬は陰陽師となって人間を助けます!
犬社護
ファンタジー
犬神 輝(いぬがみ あきら)は、アルバイトが終わり帰ろうとしたところ、交通事故に遭い死んでしまった。そして-------前世の記憶を持ったまま、犬に転生した。
暫くの間は、のほほんとした楽しい日常だった。しかし、とある幽霊と知り合ったことがきっかけで、彼は霊能力に目覚めた。様々な動物と話すことが可能となったが、月日を重ねていくうちに、自分だけが持つ力を理解し、その重要性に葛藤していくことになるとは、この時はわからなかった。
-------そして、関わった多くの人々や動物の運命を改変していくことも。
これは、楽しい日常とちょっと怖い非日常が織り成す物語となっています。
犬視点で物語をお楽しみ下さい。
感想をお待ちしています。
完結となっていますが、とりあえず休載とさせて頂きます。
【完結】王女様の暇つぶしに私を巻き込まないでください
むとうみつき
ファンタジー
暇を持て余した王女殿下が、自らの婚約者候補達にゲームの提案。
「勉強しか興味のない、あのガリ勉女を恋に落としなさい!」
それって私のことだよね?!
そんな王女様の話しをうっかり聞いてしまっていた、ガリ勉女シェリル。
でもシェリルには必死で勉強する理由があって…。
長編です。
よろしくお願いします。
カクヨムにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる