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第16話 想定外だよ!想定外!
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予測通りにネズミであった。
出てくるモンスターは、ネズミだけで、スライムよりかは経験が多めにはいる。
「劇的に変わったな・・・」
装備を強化・強変させたことにより、HPに余裕が生まれ、ポーションの使用量が減り、攻撃力が増した。
特にネズミを一撃で倒せるようになったのは、良かった。
これで攻撃スキルが手に入ったら、本当に良いのだが、本当に、そろそろ攻撃用のスキルを獲得したい。
獲得できるまで、気長にダンジョンライフを楽しむしか無いな。
「何が始めに手には入るか楽しみだ。」
と言った矢先・・・。
【スキル:中剣指南:Lv1 手に入りました。】
「をぉい!」
初心者でネットで言われている手に入る主なスキルは打撃、斬撃もしくは一閃を手に入る。
○○指南シリーズは、中堅の実力者が手に入れるスキルで、初心者のそれも初期に手に入れてる物では無い。
「バレたら絶対に荒れるな・・・」
指南シリーズは、手に入れた武器とLvに応じて攻撃数値を加算する。
そのため、一種の実力のバロメータとして有名なスキルである。
「何故これが手に入った!?」
と言うことで掲示板を調べてみた。
調べてみて以下のことが解った。
このスキルを手に入るためのカウントがあり、リセットされる条件がある。
武器の持ち替え、同じ種類の武器でもリセットされるらしい。
死に戻りを数回するとリセットされるみたいだ。
これは、ごり押しと資金を物を言わせて指南を手に入れようとしたギルドが居たが、上の条件を満たしても指南は手に入らなかった。
こつこつと死なない程度に条件を満たしたキャラ達は、全員獲得できたと言う事例があるため、死にも取りリセットがあると言われている。
つまり・・・。
一回も死なずに、武器を持ち替えずに討伐し続けた結果、手に入ったと言うことであるらしい。
「むぅ・・・っと言うことは・・・」
スラロックによる、剣の耐久値回復が確立した今、そう言うキャラ達が現れ易くなっているはずだ。
「お!」
噂をしたら何とやら、新たな書き込みで指南を手に入れたと報告をした奴が居る。
「うをうを・・・」
コメントカウント数が伸びる伸びる。
これは荒れるな。
*
さて、ネズミの方に戻りますか。
「指南を手に入れてもLvが低いから、余り期待が出来ないけどね。」
Lvの高さに応じてダメージ加算が増えていく、今の段階では微々たる加算である。
指南はあくまで、攻撃サポートスキル、サポートであって攻撃そのもののスキルでは無い。
此処での一番の一撃と言うスキルでは無いのだ。
それでも、指南が有る無しでは討伐に掛かる時間が違っていた。
力の入れようでは大きくモンスターにダメージを与えることが出来る。
ただし、斬撃や一閃ほどでは無いが低レベルでこれは意外とつがい勝手が良すぎるスキルの可能性が出てきた。
時間の間を作り再び掲示板を漁る。
検索項目は中剣指南。
「無い!」
そう無いのだ。
指南だけで調べたら大剣や短剣が出てくるだけで中剣が出てこない。
「マジか!?」
何も無しでもましかと思い、大剣や短剣の指南をしても
「指南単独での検証はしていないのか・・・」
指南を手に入るのは、ほぼ初級スキルを手にした後である。
そのために、初級スキルの底上げスキルと言う感じで記されており、どれぐらいダメージ数が上がる数値が記されているぐらいであった。
「これって、ヤバくないか?」
ある意味の未検証スキル、これから現れる指南単独獲得キャラによる検証に更なる大荒れの予感・・・。
「だ・・・大丈夫・・・たぶん、大丈夫だ・・・たぶん・・・」
このダンジョン・・・前半はネズミで有り後半との境に大ネズミが控えていた。
大ネズミの時だけはネズミは直ぐに消えずに残る。
残ったネズミもう一度、攻撃を与える事が出来たら時にやっと消えるのだ。
この事が解ると一気に大ネズミ攻略が楽になるのだが、手間は掛かるしどうしても喰われてしまう物もある。
それでも、一番初めにやった大ネズミ攻略よりかは戦術的に楽に攻略が出来るようになった。
戦術的つまり、ポーションの消費を抑えてる事ができた。
一撃で倒せるようになったのと、HPの微弱回復が役に立った。
ただ後半が問題だ。
「蛇か・・・」
ネズミが来たらそりゃ蛇が来る。
どっかの田舎の爺ちゃんが言っていた。
まさにその通りの仕様で蛇が襲ってくる。
「毒蛇じゃ無いだけましか・・・」
と言っていたときがありました。
ボス部屋にて、大毒蛇と蛇の一団が待ち構えていました。
「それは!なしっでしょ!」
毒を吐く吐く吐く・・・それも麻痺付きで。
ちょっと待ってくれ旦那!
どんなボスか見るだけだったのに、扉を開けた瞬間・・・毒を吐かれた。
HPダメージと麻痺・・・ダンジョン離脱をしたくても出来ない。
離脱のため指を動かそうとしても動けないのだ。
じゅわり、じゅわり、HPが削れていく、ボス部屋の外にいるから、蛇やボス蛇は襲ってこないが、毒が良い仕事をする。
毒・麻痺時間が終わりかけるときに、また毒を吐く。
「運営ぇぇぇぇ~!!!」
此処で呪いの言葉を言いたくなる。
ポーションさえ使わせない鬼畜仕様。
そんのまま、毒ダメージで初の死に戻りをした。
出てくるモンスターは、ネズミだけで、スライムよりかは経験が多めにはいる。
「劇的に変わったな・・・」
装備を強化・強変させたことにより、HPに余裕が生まれ、ポーションの使用量が減り、攻撃力が増した。
特にネズミを一撃で倒せるようになったのは、良かった。
これで攻撃スキルが手に入ったら、本当に良いのだが、本当に、そろそろ攻撃用のスキルを獲得したい。
獲得できるまで、気長にダンジョンライフを楽しむしか無いな。
「何が始めに手には入るか楽しみだ。」
と言った矢先・・・。
【スキル:中剣指南:Lv1 手に入りました。】
「をぉい!」
初心者でネットで言われている手に入る主なスキルは打撃、斬撃もしくは一閃を手に入る。
○○指南シリーズは、中堅の実力者が手に入れるスキルで、初心者のそれも初期に手に入れてる物では無い。
「バレたら絶対に荒れるな・・・」
指南シリーズは、手に入れた武器とLvに応じて攻撃数値を加算する。
そのため、一種の実力のバロメータとして有名なスキルである。
「何故これが手に入った!?」
と言うことで掲示板を調べてみた。
調べてみて以下のことが解った。
このスキルを手に入るためのカウントがあり、リセットされる条件がある。
武器の持ち替え、同じ種類の武器でもリセットされるらしい。
死に戻りを数回するとリセットされるみたいだ。
これは、ごり押しと資金を物を言わせて指南を手に入れようとしたギルドが居たが、上の条件を満たしても指南は手に入らなかった。
こつこつと死なない程度に条件を満たしたキャラ達は、全員獲得できたと言う事例があるため、死にも取りリセットがあると言われている。
つまり・・・。
一回も死なずに、武器を持ち替えずに討伐し続けた結果、手に入ったと言うことであるらしい。
「むぅ・・・っと言うことは・・・」
スラロックによる、剣の耐久値回復が確立した今、そう言うキャラ達が現れ易くなっているはずだ。
「お!」
噂をしたら何とやら、新たな書き込みで指南を手に入れたと報告をした奴が居る。
「うをうを・・・」
コメントカウント数が伸びる伸びる。
これは荒れるな。
*
さて、ネズミの方に戻りますか。
「指南を手に入れてもLvが低いから、余り期待が出来ないけどね。」
Lvの高さに応じてダメージ加算が増えていく、今の段階では微々たる加算である。
指南はあくまで、攻撃サポートスキル、サポートであって攻撃そのもののスキルでは無い。
此処での一番の一撃と言うスキルでは無いのだ。
それでも、指南が有る無しでは討伐に掛かる時間が違っていた。
力の入れようでは大きくモンスターにダメージを与えることが出来る。
ただし、斬撃や一閃ほどでは無いが低レベルでこれは意外とつがい勝手が良すぎるスキルの可能性が出てきた。
時間の間を作り再び掲示板を漁る。
検索項目は中剣指南。
「無い!」
そう無いのだ。
指南だけで調べたら大剣や短剣が出てくるだけで中剣が出てこない。
「マジか!?」
何も無しでもましかと思い、大剣や短剣の指南をしても
「指南単独での検証はしていないのか・・・」
指南を手に入るのは、ほぼ初級スキルを手にした後である。
そのために、初級スキルの底上げスキルと言う感じで記されており、どれぐらいダメージ数が上がる数値が記されているぐらいであった。
「これって、ヤバくないか?」
ある意味の未検証スキル、これから現れる指南単独獲得キャラによる検証に更なる大荒れの予感・・・。
「だ・・・大丈夫・・・たぶん、大丈夫だ・・・たぶん・・・」
このダンジョン・・・前半はネズミで有り後半との境に大ネズミが控えていた。
大ネズミの時だけはネズミは直ぐに消えずに残る。
残ったネズミもう一度、攻撃を与える事が出来たら時にやっと消えるのだ。
この事が解ると一気に大ネズミ攻略が楽になるのだが、手間は掛かるしどうしても喰われてしまう物もある。
それでも、一番初めにやった大ネズミ攻略よりかは戦術的に楽に攻略が出来るようになった。
戦術的つまり、ポーションの消費を抑えてる事ができた。
一撃で倒せるようになったのと、HPの微弱回復が役に立った。
ただ後半が問題だ。
「蛇か・・・」
ネズミが来たらそりゃ蛇が来る。
どっかの田舎の爺ちゃんが言っていた。
まさにその通りの仕様で蛇が襲ってくる。
「毒蛇じゃ無いだけましか・・・」
と言っていたときがありました。
ボス部屋にて、大毒蛇と蛇の一団が待ち構えていました。
「それは!なしっでしょ!」
毒を吐く吐く吐く・・・それも麻痺付きで。
ちょっと待ってくれ旦那!
どんなボスか見るだけだったのに、扉を開けた瞬間・・・毒を吐かれた。
HPダメージと麻痺・・・ダンジョン離脱をしたくても出来ない。
離脱のため指を動かそうとしても動けないのだ。
じゅわり、じゅわり、HPが削れていく、ボス部屋の外にいるから、蛇やボス蛇は襲ってこないが、毒が良い仕事をする。
毒・麻痺時間が終わりかけるときに、また毒を吐く。
「運営ぇぇぇぇ~!!!」
此処で呪いの言葉を言いたくなる。
ポーションさえ使わせない鬼畜仕様。
そんのまま、毒ダメージで初の死に戻りをした。
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