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第5話 ご利用は計画的に。
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町では雑貨屋の前に行列が出来ていた。
「なんとまぁ・・・現金な・・・」
そのまま、アトリエにお邪魔し
「雑貨屋で行列が出来ていましたよ。」
「マジで!?」
「瓶は回収させてください。」
「はい良いですよ。この価格での取引はこれで終わりかぁ・・・」
「けど、魔法水の供給が直ぐに始まるとは思いませんが・・・」
「どういうこと?」
「ポーションが作れるキャラが居るのにここに持ってくる必要があるのかしら?」
「・・・あのぉ・・・」
「無理です。これからスライム争奪戦が始まるのですよ?獲物を変更しますよ。」
「い・・・いやぁぁぁぁーーー!!」
併せて約500,000cぐらいを荒稼ぎをして頂きました。
そろそろ良い時間になったので、宿に取ってゲームを一時中断することにした。
宿に入らなくても良いのだが、ゲームを再開した時、時間的な感覚のせいで行動が麻痺するから宿に取った方が安全である。
ベテラン(ネットゲーム廃人)と呼ばれる人はそんなことが無いみたいだが、確実に安全を求めると言う場合は、宿を取った方が良いのだ。
さて、宿も問題なく取れて、一時中断をした。
*
ネットでは何とも酷い事に成っていた。
攻略ページとうたっていた多くのネットスペースは誹謗中傷が散乱し、収拾がつかなくなっていた。
その中で、明らかに荒稼ぎした俺のことが上がっていた。
だが、あれからゲームを再開をしていないため、的確な情報が不足し身勝手な推測が飛び交っていた。
そんな中で在ろうが、ゲームを再開することにした。
理由は暇だし、簡単に見つかるはずが無いと思ってのことだ。
さて、ゲームを再開したのだが、次の獲物はネズミだ。
ネズミのドロップアイテムのガラス玉、買い取り所はアトリエ。
すこし、アトリエの様子を見てみたけど程々出入りが有り、今行くのは得策では無いと思いとどまる。
現状、荒稼ぎした際に70,000cもする魔法鞄を購入した。
中に入れる物の制限があるが、並の鞄よりかは質量共に大量に物が入れることが出来る。
その為、大量の瓶を保管することも出来るし、余分な物をストックできるスペースもある。
ネズミの出現エリアを訪れた。
今までであったら、多くのキャラたちがお金を稼ぐ為に多く居るが、どうやらスライム争奪戦のため、キャラが居ない。
「次はここが、争奪戦に成るのか?」
ネズミはスライムよりかは小さく、少し群れる。
油断すると直ぐに集団攻撃を受けてしまう。
その為、チームを組んで討伐するのが一般的である。
「さてやってみるか!」
と言うことで、ネズミを狩っていく、
「さすがにスライムよりかは手強い。」
うまいバランスでネズミを強くしていた。
だが、スライムで培った経験は無駄では無く、ネズミを討伐していった。
次から次へと現れるネズミ、一撃では倒すことは出来ずに時間が掛かるが、逃げる為の時間の間が有り、問題なくHPが少なくなったら逃げることが出来た。
少なくなったHPはポーションで回復するか、時間を掛けると自然とHPは回復した。
無駄にポーションを使わずに、時間を掛けてHPを回復しつつネズミの討伐を進めていった。
*
「そろそろ限界か・・・」
他のキャラが訪れ始めた狩り場は、異様な気配が流れ始めた。
俺は、早々に狩り場を移動しウサギの狩り場に向かった。
ここも他のキャラが居なく、俺一人と成っていた。
ウサギのドロップアイテムは、ウサギの皮と肉と尻尾と耳だ。
買い取り所は、皮と尻尾と耳は加工所、肉は精肉所だ。
ウサギは、一体のみのモンスターで有り群れることは無いが、ネズミよりかは強く設定されている。
そのため、これも一人では少し手強い相手に成っている。
意外とタイミングが合わないとピョンピョン跳ねるウサギは攻撃が当たらない。
タイミングを合わし攻撃を仕掛ける。
出てくるドロップアイテムはまちまちであるが、それぞれ価値があり、いい稼ぎに成る。
ただし、多くのキャラはチームで討伐するのでさほどの儲けが出ない。
意外と一人の方が稼ぎが良いのだが、コミュニケーションから正反対の設定をしてくる運営は何を狙っているのだろうか・・・。
スライムよりかは武器の消耗率が低いと言っても消耗する物は消耗する。
こまめに武器の状態を確認し、手入れを行う。
通常のキャラたちより狩り場にいる時間が長く居ることが出来、効率よく討伐が出来る。
そのため、多くのドロップアイテムを獲得することが出来ていった。
「魔法鞄を事前に購入して正解であった・・・」
あの時は、ギリギリの購入金額で迷ったが、今購入して正解であった。
それでも、鞄の限界に近づいていった。
要らぬ問題事が降りかかる可能性があるので、売却は後回しで宿に直行!
そのまま、ゲームを中断した。
「なんとまぁ・・・現金な・・・」
そのまま、アトリエにお邪魔し
「雑貨屋で行列が出来ていましたよ。」
「マジで!?」
「瓶は回収させてください。」
「はい良いですよ。この価格での取引はこれで終わりかぁ・・・」
「けど、魔法水の供給が直ぐに始まるとは思いませんが・・・」
「どういうこと?」
「ポーションが作れるキャラが居るのにここに持ってくる必要があるのかしら?」
「・・・あのぉ・・・」
「無理です。これからスライム争奪戦が始まるのですよ?獲物を変更しますよ。」
「い・・・いやぁぁぁぁーーー!!」
併せて約500,000cぐらいを荒稼ぎをして頂きました。
そろそろ良い時間になったので、宿に取ってゲームを一時中断することにした。
宿に入らなくても良いのだが、ゲームを再開した時、時間的な感覚のせいで行動が麻痺するから宿に取った方が安全である。
ベテラン(ネットゲーム廃人)と呼ばれる人はそんなことが無いみたいだが、確実に安全を求めると言う場合は、宿を取った方が良いのだ。
さて、宿も問題なく取れて、一時中断をした。
*
ネットでは何とも酷い事に成っていた。
攻略ページとうたっていた多くのネットスペースは誹謗中傷が散乱し、収拾がつかなくなっていた。
その中で、明らかに荒稼ぎした俺のことが上がっていた。
だが、あれからゲームを再開をしていないため、的確な情報が不足し身勝手な推測が飛び交っていた。
そんな中で在ろうが、ゲームを再開することにした。
理由は暇だし、簡単に見つかるはずが無いと思ってのことだ。
さて、ゲームを再開したのだが、次の獲物はネズミだ。
ネズミのドロップアイテムのガラス玉、買い取り所はアトリエ。
すこし、アトリエの様子を見てみたけど程々出入りが有り、今行くのは得策では無いと思いとどまる。
現状、荒稼ぎした際に70,000cもする魔法鞄を購入した。
中に入れる物の制限があるが、並の鞄よりかは質量共に大量に物が入れることが出来る。
その為、大量の瓶を保管することも出来るし、余分な物をストックできるスペースもある。
ネズミの出現エリアを訪れた。
今までであったら、多くのキャラたちがお金を稼ぐ為に多く居るが、どうやらスライム争奪戦のため、キャラが居ない。
「次はここが、争奪戦に成るのか?」
ネズミはスライムよりかは小さく、少し群れる。
油断すると直ぐに集団攻撃を受けてしまう。
その為、チームを組んで討伐するのが一般的である。
「さてやってみるか!」
と言うことで、ネズミを狩っていく、
「さすがにスライムよりかは手強い。」
うまいバランスでネズミを強くしていた。
だが、スライムで培った経験は無駄では無く、ネズミを討伐していった。
次から次へと現れるネズミ、一撃では倒すことは出来ずに時間が掛かるが、逃げる為の時間の間が有り、問題なくHPが少なくなったら逃げることが出来た。
少なくなったHPはポーションで回復するか、時間を掛けると自然とHPは回復した。
無駄にポーションを使わずに、時間を掛けてHPを回復しつつネズミの討伐を進めていった。
*
「そろそろ限界か・・・」
他のキャラが訪れ始めた狩り場は、異様な気配が流れ始めた。
俺は、早々に狩り場を移動しウサギの狩り場に向かった。
ここも他のキャラが居なく、俺一人と成っていた。
ウサギのドロップアイテムは、ウサギの皮と肉と尻尾と耳だ。
買い取り所は、皮と尻尾と耳は加工所、肉は精肉所だ。
ウサギは、一体のみのモンスターで有り群れることは無いが、ネズミよりかは強く設定されている。
そのため、これも一人では少し手強い相手に成っている。
意外とタイミングが合わないとピョンピョン跳ねるウサギは攻撃が当たらない。
タイミングを合わし攻撃を仕掛ける。
出てくるドロップアイテムはまちまちであるが、それぞれ価値があり、いい稼ぎに成る。
ただし、多くのキャラはチームで討伐するのでさほどの儲けが出ない。
意外と一人の方が稼ぎが良いのだが、コミュニケーションから正反対の設定をしてくる運営は何を狙っているのだろうか・・・。
スライムよりかは武器の消耗率が低いと言っても消耗する物は消耗する。
こまめに武器の状態を確認し、手入れを行う。
通常のキャラたちより狩り場にいる時間が長く居ることが出来、効率よく討伐が出来る。
そのため、多くのドロップアイテムを獲得することが出来ていった。
「魔法鞄を事前に購入して正解であった・・・」
あの時は、ギリギリの購入金額で迷ったが、今購入して正解であった。
それでも、鞄の限界に近づいていった。
要らぬ問題事が降りかかる可能性があるので、売却は後回しで宿に直行!
そのまま、ゲームを中断した。
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