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第一章
交渉しますっ!!
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サブタイは基本テキトーです。そろそろタイトルが脱線するかも・・・
でわ、どうぞっ!!
_____________________________________________
どーも皆さん、こんにちは!! 皆のアイドル、メリアたんだよー!!
・・・・ええ、こほん。冗談はひとまずこれまでにして・・・
今、シラナイおじさんに口説かれて困ってます。誰か助けて下さい。
え、商会のお偉いさん?そんなん知らんわ。
なんでウチの雑貨屋に絡んでくるわけ?
こちとら必死こいてこの町中の商店見てまわって、できるだけかぶる商品を売らないようにして、できるだけ目立たないように、敵視されないようにってこれまで頑張ってきたのに。
・・・・・話を聞いてみると、なんとも馬鹿らしいことに、ウチの店を支配下に置きたいらしい。
相手は協力関係がなんたらかんたら言っていたけれど、だったらウチの売り上げの二割も取ろうとするなっちゅーの。それを払えばウチの手伝いと警護もしてくれるってさー。マジうけるー。
何を今更ってかんじ。そんなこと出来てなかったら一月も店は保たないってのに・・・
・・・・・・どうやら相当見くびられているらしい。
なんか気に入らない。
「すいません。せっかくのお誘いですが、辞退させていただきます。」
「なぜです?私は貴女を守りたいのです!」
・・・・・・・・・・・・はぁ。
「私は自分一人で自分の身を守ることができます。」
「だ、だが、君はまだ子供じゃないか。しかも、店を一人で切り盛りしている。」
「子供だって皆この年で畑仕事なんて始めてますよ。何が駄目なんですか。」
「いや、それは・・・」
「そもそも、私が貴方方の庇護下に入るメリットはあるんですか?」
そう、こちらの旨みが殆どない。なのに傘下に入れとか・・・馬鹿げてる。
「はっきり言いまして、私にはそれの良さが分かりません。」
「何をおっしゃる!!我が商会に守られることで、敵の多いこの町で、貴女は安心して商売できる。それの何処が駄目なんです。」
おっさん、それはあんたの敵だ。
「いや、私はそんなにこの町の商人の方と仲は悪くないですよ。寧ろ、逆に対等条件で手を組まないかとの話をよく頂きます。」
「ウチだってある程度の譲歩はするぞ。それに、規模の拡大を目指すなら助けは必要だろう。」
はい、この人譲歩って言いましたー!
「どうやら、貴方と私は馬が合わないようです。ご親切に声を掛けて下さり、ありがとうございました。貴方に、良いご縁があることを。」
それだけ言うと、制止の声をフル無視で、商会を飛び出した。
道を歩きながら思考を巡らす。
・・確かにあのおっさんの言うとおり、部下は必要なのかもしれないな・・・・・・・・・
・・・さて、どうやって確保するか・・・
ちょうど目の前を、指名手配を受けている覆面盗賊のビラが風に揺られて舞う。
とうぞく・・・・・・・盗賊!!
しかも覆面だ。こいつは都合が良い。
私の口角が、自然と上がった。
・・・・・・・・・いーことかんがえたっ!!
*********************************************
ロクでもない予感・・・・・・
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
次話もよろしくお願いします。
お気に入り登録、コメント感想、評価など、首をキリンよりも長くしてお待ちしております!!
でわ、どうぞっ!!
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・・・・ええ、こほん。冗談はひとまずこれまでにして・・・
今、シラナイおじさんに口説かれて困ってます。誰か助けて下さい。
え、商会のお偉いさん?そんなん知らんわ。
なんでウチの雑貨屋に絡んでくるわけ?
こちとら必死こいてこの町中の商店見てまわって、できるだけかぶる商品を売らないようにして、できるだけ目立たないように、敵視されないようにってこれまで頑張ってきたのに。
・・・・・話を聞いてみると、なんとも馬鹿らしいことに、ウチの店を支配下に置きたいらしい。
相手は協力関係がなんたらかんたら言っていたけれど、だったらウチの売り上げの二割も取ろうとするなっちゅーの。それを払えばウチの手伝いと警護もしてくれるってさー。マジうけるー。
何を今更ってかんじ。そんなこと出来てなかったら一月も店は保たないってのに・・・
・・・・・・どうやら相当見くびられているらしい。
なんか気に入らない。
「すいません。せっかくのお誘いですが、辞退させていただきます。」
「なぜです?私は貴女を守りたいのです!」
・・・・・・・・・・・・はぁ。
「私は自分一人で自分の身を守ることができます。」
「だ、だが、君はまだ子供じゃないか。しかも、店を一人で切り盛りしている。」
「子供だって皆この年で畑仕事なんて始めてますよ。何が駄目なんですか。」
「いや、それは・・・」
「そもそも、私が貴方方の庇護下に入るメリットはあるんですか?」
そう、こちらの旨みが殆どない。なのに傘下に入れとか・・・馬鹿げてる。
「はっきり言いまして、私にはそれの良さが分かりません。」
「何をおっしゃる!!我が商会に守られることで、敵の多いこの町で、貴女は安心して商売できる。それの何処が駄目なんです。」
おっさん、それはあんたの敵だ。
「いや、私はそんなにこの町の商人の方と仲は悪くないですよ。寧ろ、逆に対等条件で手を組まないかとの話をよく頂きます。」
「ウチだってある程度の譲歩はするぞ。それに、規模の拡大を目指すなら助けは必要だろう。」
はい、この人譲歩って言いましたー!
「どうやら、貴方と私は馬が合わないようです。ご親切に声を掛けて下さり、ありがとうございました。貴方に、良いご縁があることを。」
それだけ言うと、制止の声をフル無視で、商会を飛び出した。
道を歩きながら思考を巡らす。
・・確かにあのおっさんの言うとおり、部下は必要なのかもしれないな・・・・・・・・・
・・・さて、どうやって確保するか・・・
ちょうど目の前を、指名手配を受けている覆面盗賊のビラが風に揺られて舞う。
とうぞく・・・・・・・盗賊!!
しかも覆面だ。こいつは都合が良い。
私の口角が、自然と上がった。
・・・・・・・・・いーことかんがえたっ!!
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ロクでもない予感・・・・・・
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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