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「イクッ……、イッちゃう……」
一緒がいいのに……
僕だけが先に、なんてヤなのに……
なのに翔真に与えられる刺激に抗えない身体は、僕の意思に反して震え出し、そこに溜まって行く熱量は留まることなく増えていく。
「やだっ……、まだだめっ……」
僕は溜まりに溜まった射精感を何とか逃そうと、頭を何度か乱暴に振った。
「イッていいんだよ?」
分かってるよ……、分かってるけどさ……
我慢だって身体によくないことだって知ってるけどさ……
でも翔真と一緒じゃなきゃ駄目なんだもん。
「やだよ……、翔真と一緒じゃなきゃヤだ……」
「智樹……?」
一瞬驚いたように見開かれた目が、優しく細められる。
「そうだね、一緒がいいよね?」
そう言って僕の髪を撫でた手が、頬を滑り、息つく間もなく喘ぐ僕の唇の輪郭をなぞる。
僕はその指をパクッと唇で挟み、指の先に舌を絡めた。
「くくく、それ……やばいって……」
えっ……、そう……なの……?
僕が無意識にしたことが、どうやら翔真に火をつけたようで……
僅かに腰を引いた翔真が、僕の身体が壊れてしまうんじゃないかってくらいの勢いで突き上げた。
「あっ……、あ、あ、あ、あ、あ……、イクッ……、イクッ……」
今度こそ絶対無理……っ!
そう思った時、翔真の動きがピタリと止まり、僕の中にジュワーっと熱いものが広がった。
一緒がいいのに……
僕だけが先に、なんてヤなのに……
なのに翔真に与えられる刺激に抗えない身体は、僕の意思に反して震え出し、そこに溜まって行く熱量は留まることなく増えていく。
「やだっ……、まだだめっ……」
僕は溜まりに溜まった射精感を何とか逃そうと、頭を何度か乱暴に振った。
「イッていいんだよ?」
分かってるよ……、分かってるけどさ……
我慢だって身体によくないことだって知ってるけどさ……
でも翔真と一緒じゃなきゃ駄目なんだもん。
「やだよ……、翔真と一緒じゃなきゃヤだ……」
「智樹……?」
一瞬驚いたように見開かれた目が、優しく細められる。
「そうだね、一緒がいいよね?」
そう言って僕の髪を撫でた手が、頬を滑り、息つく間もなく喘ぐ僕の唇の輪郭をなぞる。
僕はその指をパクッと唇で挟み、指の先に舌を絡めた。
「くくく、それ……やばいって……」
えっ……、そう……なの……?
僕が無意識にしたことが、どうやら翔真に火をつけたようで……
僅かに腰を引いた翔真が、僕の身体が壊れてしまうんじゃないかってくらいの勢いで突き上げた。
「あっ……、あ、あ、あ、あ、あ……、イクッ……、イクッ……」
今度こそ絶対無理……っ!
そう思った時、翔真の動きがピタリと止まり、僕の中にジュワーっと熱いものが広がった。
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