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翔真に抱っこされて寝室へと運ばれる。
翔真らしく、〝THE 男〟な匂いのするベッドに下ろされた僕は、服を脱ぐのももどかしく翔真の唇に吸い付き、閉じていた唇をこじ開けて、その奥で焦りまくってる翔真の舌先を絡め取った。
そしたらね、翔真ったらさ、やっぱ負けず嫌いなんだろうね?
僕の舌先を思いっきり押し返してきてさ……、もうそうなると形勢は逆転、完全に翔真のペース。
ふふふ、そうこなくっちゃ♪
僕の口の中にズカズカと入ってきた翔真の舌先は、所狭しと僕の口の中を動き回っては、僕の舌を吸ったりペロペロしたりで、僕が息苦しくて翔真の胸を叩かなきゃ、僕は窒息死寸前。
ま、もしそうなっても、きっと翔真が人工呼吸してくれるだろうけど♪
「くくく、キスだけで意気上がっちゃってんじゃん」
「もぉ……、誰のせいだと思ってんの?」
息継ぎの間さえ与えてくれなかったくせに。
「言ったでしょ? 俺、我慢出来ない、って」
「ふふ、そうだったね」
忘れてなんかない。
だって僕も同じだから……
「きて?」
で、僕を翔真で満たして?
僕はTシャツを脱ぎ捨てると、ベッドに仰向けに寝転がって、翔真に両手を伸ばした。
翔真らしく、〝THE 男〟な匂いのするベッドに下ろされた僕は、服を脱ぐのももどかしく翔真の唇に吸い付き、閉じていた唇をこじ開けて、その奥で焦りまくってる翔真の舌先を絡め取った。
そしたらね、翔真ったらさ、やっぱ負けず嫌いなんだろうね?
僕の舌先を思いっきり押し返してきてさ……、もうそうなると形勢は逆転、完全に翔真のペース。
ふふふ、そうこなくっちゃ♪
僕の口の中にズカズカと入ってきた翔真の舌先は、所狭しと僕の口の中を動き回っては、僕の舌を吸ったりペロペロしたりで、僕が息苦しくて翔真の胸を叩かなきゃ、僕は窒息死寸前。
ま、もしそうなっても、きっと翔真が人工呼吸してくれるだろうけど♪
「くくく、キスだけで意気上がっちゃってんじゃん」
「もぉ……、誰のせいだと思ってんの?」
息継ぎの間さえ与えてくれなかったくせに。
「言ったでしょ? 俺、我慢出来ない、って」
「ふふ、そうだったね」
忘れてなんかない。
だって僕も同じだから……
「きて?」
で、僕を翔真で満たして?
僕はTシャツを脱ぎ捨てると、ベッドに仰向けに寝転がって、翔真に両手を伸ばした。
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