591 / 688
第31章 日常16:僕の彼氏を紹介します
20
しおりを挟む
さっぱりして和人の部屋に戻ると、僕達がお風呂を上がるのを待っていたのか、翔真くんと相原さんがスッポンポンのまま床に胡座をかいていた。
ってゆーか、せめてパンツくらい履いとけば良いのにね?
大事な息子が風邪ひくよ?
二人のプランとした息子達を交互に見ながら、僕がクスクスと肩を揺らしていると、翔真くんが僕の濡れた髪を撫でて、額にチュッとキスをした。
「ごめんね、また無理させて。俺さ、どうも智樹を目の前にすると、頭ではダメだって分かってるのに、身体が全く言うこと聞かなくなっちゃって……」
ふふ、そうみたいだね?
「でもそれって僕も同じだから。僕も翔真くんに見つめられると、欲しくなっちゃうから……」
僕も翔真くんを前にしたら、自分を止められなくなっちゃうもん。
「だから謝らないで?」
「でも約束したし……」
もぉ……、《約束は破るためにある》って豪語してたの、誰だっけ?
「ね、お風呂行っておいでよ。さっぱりするよ?」
見れば翔真くんの身体も、あちこち白く(何でかは……分かるでしょ?)なってて、相当汚れてる。
「うん、そうするよ」
もう一度僕の額にキスをして、しっかり持参したお着替えセットを手に、和人の部屋を出て行った。
そしてその後を追うように、相原さんもバスルームに向かう……けど、
「ちょっと待って?」
僕はスキップ気味の相原さんを呼び止めた。
「ん? 智樹、どうしたの?」
「あのね、翔真くんに変なコトしないでね?」
僕が言うと、隣で和人がブッと吹き出した。
「翔くんは僕の彼氏なんだからね? 変なことしたら、僕……」
相原さんのこと嫌いになっちゃうんだからね?
「わ、分かった、しない……絶対しないから、信じて?」
「本当……に?」
「ほ、本当だよ」
うーん……、なんだか信用出来ないけど、ここは信じるしかないよね?
それに和人もいることだし、何かあれば和人が相原さんを怒ってくれるもんね?
ま、その前に翔真くんが相手にはしないだろうけど。
ってゆーか、せめてパンツくらい履いとけば良いのにね?
大事な息子が風邪ひくよ?
二人のプランとした息子達を交互に見ながら、僕がクスクスと肩を揺らしていると、翔真くんが僕の濡れた髪を撫でて、額にチュッとキスをした。
「ごめんね、また無理させて。俺さ、どうも智樹を目の前にすると、頭ではダメだって分かってるのに、身体が全く言うこと聞かなくなっちゃって……」
ふふ、そうみたいだね?
「でもそれって僕も同じだから。僕も翔真くんに見つめられると、欲しくなっちゃうから……」
僕も翔真くんを前にしたら、自分を止められなくなっちゃうもん。
「だから謝らないで?」
「でも約束したし……」
もぉ……、《約束は破るためにある》って豪語してたの、誰だっけ?
「ね、お風呂行っておいでよ。さっぱりするよ?」
見れば翔真くんの身体も、あちこち白く(何でかは……分かるでしょ?)なってて、相当汚れてる。
「うん、そうするよ」
もう一度僕の額にキスをして、しっかり持参したお着替えセットを手に、和人の部屋を出て行った。
そしてその後を追うように、相原さんもバスルームに向かう……けど、
「ちょっと待って?」
僕はスキップ気味の相原さんを呼び止めた。
「ん? 智樹、どうしたの?」
「あのね、翔真くんに変なコトしないでね?」
僕が言うと、隣で和人がブッと吹き出した。
「翔くんは僕の彼氏なんだからね? 変なことしたら、僕……」
相原さんのこと嫌いになっちゃうんだからね?
「わ、分かった、しない……絶対しないから、信じて?」
「本当……に?」
「ほ、本当だよ」
うーん……、なんだか信用出来ないけど、ここは信じるしかないよね?
それに和人もいることだし、何かあれば和人が相原さんを怒ってくれるもんね?
ま、その前に翔真くんが相手にはしないだろうけど。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説


寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開



鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる