555 / 688
第30章 日常15:こんなの初めて♡
6
しおりを挟む
リビングのドアを開けると、点けてあった筈の照明が消されていて……
「しょぉ……まくん?」
名前を呼ぶと、ベッドサイドで小さな明かりが灯った。
「ランタンの明かりて、けっこうムードあるんだね?」
「うん。ここに越して来る時にね、色々家具とか見てたんだけど、可愛いなって……思って、つい衝動買いしちゃったの」
本当は、火を灯す物が欲しかったんだけど、火事でも起こしたら大変だと思って、LEDタイプの物にしたんだけど……
「そっか……」
何だろう……、ランタンの小さな明かりだけだから……なのかな、翔真くんがいつもと違って見える。
凄く男らしいってゆーか……、良い意味でゾクゾクする。
「ねぇ、見せて?」
「え……?」
「智樹の身体……、見せて……?」
「う……ん……」
僕はベッドの端に座った翔真くんの前に立つと、胸に巻いたバスタオルをゆっくりと捲った。
パサリ……、と小さな音を立てて、バスタオルが床に落ちる。
裸になることなんて慣れてるつもりだったのに、翔真くんが見てると思ったら凄く恥ずかしくて、つい両手で胸とお股を隠してしまう。
でも翔真くんはそれを許してはくれなくて……
「隠さないでちゃんと見せて?」
しっかり欲望の色を宿した目で僕を見上げた。
僕がその目に逆らえないこと知ってるくせに……
翔真くんの意地悪……
僕は胸とお股を隠していた手をどけると、僕の身体を舐めるように見る翔真くんの視線から逃れるように、顔を背けた。
「すっげぇ綺麗……」
言われて咄嗟に視線を翔真くんに戻した瞬間、
「え……?」
僕の視界はグルンと一回転をして……
気付いた時には、僕はもうベッドの中で、翔真くんが僕を見下ろしていた。
「翔……真くん?」
名前を呼ぶと、優しく微笑んだ翔真くんの指がシッと僕の唇を塞いで、それから……
「大事にするから」って、僕の額にそっとキスをしてくれて、それからほっぺにもしてくれて、それから……
「しょぉ……まくん?」
名前を呼ぶと、ベッドサイドで小さな明かりが灯った。
「ランタンの明かりて、けっこうムードあるんだね?」
「うん。ここに越して来る時にね、色々家具とか見てたんだけど、可愛いなって……思って、つい衝動買いしちゃったの」
本当は、火を灯す物が欲しかったんだけど、火事でも起こしたら大変だと思って、LEDタイプの物にしたんだけど……
「そっか……」
何だろう……、ランタンの小さな明かりだけだから……なのかな、翔真くんがいつもと違って見える。
凄く男らしいってゆーか……、良い意味でゾクゾクする。
「ねぇ、見せて?」
「え……?」
「智樹の身体……、見せて……?」
「う……ん……」
僕はベッドの端に座った翔真くんの前に立つと、胸に巻いたバスタオルをゆっくりと捲った。
パサリ……、と小さな音を立てて、バスタオルが床に落ちる。
裸になることなんて慣れてるつもりだったのに、翔真くんが見てると思ったら凄く恥ずかしくて、つい両手で胸とお股を隠してしまう。
でも翔真くんはそれを許してはくれなくて……
「隠さないでちゃんと見せて?」
しっかり欲望の色を宿した目で僕を見上げた。
僕がその目に逆らえないこと知ってるくせに……
翔真くんの意地悪……
僕は胸とお股を隠していた手をどけると、僕の身体を舐めるように見る翔真くんの視線から逃れるように、顔を背けた。
「すっげぇ綺麗……」
言われて咄嗟に視線を翔真くんに戻した瞬間、
「え……?」
僕の視界はグルンと一回転をして……
気付いた時には、僕はもうベッドの中で、翔真くんが僕を見下ろしていた。
「翔……真くん?」
名前を呼ぶと、優しく微笑んだ翔真くんの指がシッと僕の唇を塞いで、それから……
「大事にするから」って、僕の額にそっとキスをしてくれて、それからほっぺにもしてくれて、それから……
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる