H・I・M・E ーactressー

誠奈

文字の大きさ
上 下
416 / 688
第24章  scene5:ツルテカな僕

28

しおりを挟む
 どっちか……、なんてきっと選べない。
 でももしどちらか一つを……っていわれたら……

 やっぱり僕は固くて太い方を選んでしまうんだろうな……

 キスは好きだけと、それだけじゃ絶対物足りなくなるって、僕分かってるもん。


 「太くて固いの……、食べたい……」

 だから自然と答えなんて出ちゃうよね。

 「コレが欲しの? どこに?」
 「HIMEのお口に欲しい……」

 それから……

 「ね、かじゅのも……欲しい……」

 僕が言うと、和人がそれまで埋めていた僕のお股からパッと顔を上げた

 「ほーんと、欲張りだね?」

 そして唾液と、僕の息子くんが流した涙で濡れた口の周りを、赤い舌でペロリと舐め取ってから、ニヤリと笑った。


 だって、二人が言ったんだよ?
 僕的には全然自覚なかったけど、僕、相当溜まってるんでしょ?

 だから仕方ないじゃん?


 和人の意地悪な口調に、プーッと両頬を膨らました僕を、二人が肩を揺らして笑った……かと思ったら、僕の身体が突然浮き上がって……

 「え、あ、うわっ……!」
 「立って?」

 床に下ろされた僕は、腰を和人に、そして脇を相原さんに支えられる格好で立たされ……

 「あ、あの……」


 こんな格好にさせられて、今から僕は何をされるの?


 戸惑いと、不安定過ぎる格好に身体が揺れそうになって、思わず壁に手を伸ばす僕だけど、僕のちんまりとした部屋とは違って、和人の部屋は広過ぎて、壁までが遠くて……
 一人藻掻いていると……

 「手はここね?」

 相原さんが僕の手を取り、自分の腰に回させた。

 当然……

 「あ……」

 僕の目の前数センチ先には、相原さんの元気良く上向いた息子があって……

 「凄……い、大っきくて、……美味しそう♡」

 僕はゴクリと喉を鳴らしてから、思いっきり大きなお口を開けて、相原さんの息子をパクリ、とお口に含んだ。

 先っぽに舌を絡めて、唇でキュッと締め付けて……

 「あ、こら……っ……」

 そしたら相原さんの腰がビクンと揺れて、ついでに僕のお口の中の息子も、ブルンと震えた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男

湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。 何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。

くまさんのマッサージ♡

はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。 2024.03.06 閲覧、お気に入りありがとうございます。 m(_ _)m もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。 2024.03.10 完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m 今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。 2024.03.19 https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy イベントページになります。 25日0時より開始です! ※補足 サークルスペースが確定いたしました。 一次創作2: え5 にて出展させていただいてます! 2024.10.28 11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。 2024.11.01 https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2 本日22時より、イベントが開催されます。 よろしければ遊びに来てください。

白雪王子と容赦のない七人ショタ!

ミクリ21
BL
男の白雪姫の魔改造した話です。

男色医師

虎 正規
BL
ゲイの医者、黒河の毒牙から逃れられるか?

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

永遠の快楽

桜小路勇人/舘石奈々
BL
万引きをしたのが見つかってしまい脅された「僕」がされた事は・・・・・ ※タイトル変更しました※ 全11話毎日22時に続話更新予定です

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

処理中です...