H・I・M・E ーactressー

誠奈

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第24章  scene5:ツルテカな僕

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 「あの……、えと……、和……人?」

 咄嗟に身体を起こそうとした僕の足首を、和人が物凄い力で掴む。

 「え、ちょ……ちょっと……?」
 「くくく、何慌ててんの?」


 いやいや、この状況、普通に慌てるでしょ?


 「言ったでしょ、ご褒美上げるって……」
 う、うん……」

 でもまさか本当にくれると思わなかったんだもん!

 「本当はね、ちゃんと全身可愛がって上げたいとこなんだけど、私もそろそろ限界でね……」


 だ、だろう……ね?
 だって和人のお股、すっごく立派になってるの、下着越しでも分かるもん。


 「それにHIMEのココも、しっかり受け入れ態勢出来てるみたいだしね?」


 そ、それは……うん、否定しないよ?
 自分でも分かるくらい、蕾がヒクヒクしてるもん。


 「思うんだけどさ、こんだけ敏感になってるのってさ、絶対溜まってるからだと思うんだよね……」
 「そ、そうなの……?」

 実際に挿れてはないけど、定期的に……ってゆーか、ちゃんと出してはいるし、自分ではそんなに溜まってるって感じはなかったんだけど、和人が言うならそうなのかも?

 「こんな状態だと、次の撮影相当辛くなるんじゃない? レイプシーンとかあるみたいだし、かなりハードな撮影になるでしょ?」


 え……、ちょっと待って?
 どうして和人が次の撮影内容知ってんの?

 ハードな撮影にはなるって言った記憶はあるけど、レイプシーンがあるとは、一言も言ったことないんだけど?


 「だからさ、ね?」

 ね、って……、そんなエロ心丸出しで笑われても……

 僕、「うん♪」って答えるしかないじゃん!


 僕は両手を後ろに回し、桃のようにプリンとしたツルテカなお尻を指で開いた。

 「優しく……してね?」 


 本当はさ、和人の言葉がすっごーく気になってるんだよ?
 でもさ、和人も限界かも知んないけど、僕も限界なの。

 だから……


 「ここに、和人の立派なのちょうだい?」


 僕を和人で満たして欲しいの。


 ……って、やっぱり僕、溜まってるんだろうか?
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