349 / 688
第22章 日常10:僕、決めた!
4
しおりを挟む
「で、どうなの? 見たこと無いわけじゃないでしょ?」
テーブルを拭いた紙ナプキンを纏め、和人が小悪魔な雰囲気丸出しでニッコリ微笑む。
「見たことは……あるよ? でも服着てたし……」
「でも大きくなってるのは分かったのよね?」
「ま、まあ……、うん」
あくまで僕の目にはそう見えただけだけどね?
あ、でも初めて翔真くんのお家にお泊まりした時は確か……
そうだ、あの時翔真くん、HIMEのDVDをオカズに、一人でシテたっけ?
でも後ろ姿しか見てないし、実際に実物を見たわけじゃないからな……
「ふーん‥…、じゃあそっちの心配はなさそうね」
そっちってどっちだよ、もぉ……
「後は、触れるか触れないかの問題ね」
「触るって……、何……を?」
僕が首を傾げると、すっかりKAZU化した和人が「まあ!」と声を上げて、くくくと喉を鳴らしてと笑った。
「ねぇ、本気で言ってる?」
「うん……」
本気で分かんないから聞いてるんだけど?
「呆れた……。アレの事に決まってるじゃないの」
アレ……とは?
「だから、智樹のオチンチンのことよ」
「オ、オ、オ、オチ……チ……ッ……」
僕は咄嗟に周りを見回した。
さっきまでいたお姉さん達はいつの間にかいなくなっていて、お隣のテーブルは空席になっている。
僕はホッと胸を撫で下ろすと、動揺した気持ちを落ち着かせようと、グラスの水を一気に飲み干した。
だってオチンチンとかさ……、普通言う?
僕、恥ずかしくなっちゃう……
「多分、大丈夫……」
なのに恥じらいながらも、やっぱり素直に答えてしまう僕♡
ふふ、僕、嘘つけない性格なの♪
「この間……、和人ん家に泊まった時、翔真くん触ってくれたから……」
「え、ちょ、ちょっと、それどういうこと?」
「え、だから……、和人達の声があんまり凄くて、それで……つい……」
「勃っちゃった……、ってこと?」
「うん。あ、でも出してはないからね?」
……って、そこまで言う必要、なかった?
テーブルを拭いた紙ナプキンを纏め、和人が小悪魔な雰囲気丸出しでニッコリ微笑む。
「見たことは……あるよ? でも服着てたし……」
「でも大きくなってるのは分かったのよね?」
「ま、まあ……、うん」
あくまで僕の目にはそう見えただけだけどね?
あ、でも初めて翔真くんのお家にお泊まりした時は確か……
そうだ、あの時翔真くん、HIMEのDVDをオカズに、一人でシテたっけ?
でも後ろ姿しか見てないし、実際に実物を見たわけじゃないからな……
「ふーん‥…、じゃあそっちの心配はなさそうね」
そっちってどっちだよ、もぉ……
「後は、触れるか触れないかの問題ね」
「触るって……、何……を?」
僕が首を傾げると、すっかりKAZU化した和人が「まあ!」と声を上げて、くくくと喉を鳴らしてと笑った。
「ねぇ、本気で言ってる?」
「うん……」
本気で分かんないから聞いてるんだけど?
「呆れた……。アレの事に決まってるじゃないの」
アレ……とは?
「だから、智樹のオチンチンのことよ」
「オ、オ、オ、オチ……チ……ッ……」
僕は咄嗟に周りを見回した。
さっきまでいたお姉さん達はいつの間にかいなくなっていて、お隣のテーブルは空席になっている。
僕はホッと胸を撫で下ろすと、動揺した気持ちを落ち着かせようと、グラスの水を一気に飲み干した。
だってオチンチンとかさ……、普通言う?
僕、恥ずかしくなっちゃう……
「多分、大丈夫……」
なのに恥じらいながらも、やっぱり素直に答えてしまう僕♡
ふふ、僕、嘘つけない性格なの♪
「この間……、和人ん家に泊まった時、翔真くん触ってくれたから……」
「え、ちょ、ちょっと、それどういうこと?」
「え、だから……、和人達の声があんまり凄くて、それで……つい……」
「勃っちゃった……、ってこと?」
「うん。あ、でも出してはないからね?」
……って、そこまで言う必要、なかった?
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/horror.png?id=d742d2f035dd0b8efefe)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる