297 / 688
第19章 scene4:宴会場からのお部屋でインタビュー
28
しおりを挟む
「ふぁ~あ、眠っ……」
大きな欠伸をして、和人が畳の上に並べた座布団の上ににゴロンとする。
「あ、お布団……、和人の分も敷かなきゃ……」
確か押し入れの中にまだお布団があったよね?
そう思って立ち上がろうとするけど……
「いてててて……」
全身が筋肉痛みたくなって、思うように身体が動かせない。
どうしよう……、和人を座布団の上に寝かせるわけにはいかないし……
うーん、困った。
僕が悩んでいると和人が僕の寝ているお布団に、コロンと転がってきて僕の肩を抱き寄せた。
「一緒に寝よっか?」
「え、で、でも……」
思いがけず和人に腕枕をして貰う格好になった僕は、ちょっぴりドキドキしてしまう。
だって僕達……、お互いスッボンポンのポン!なんだもん♡
「ね、何か着た方が……」
「面倒くさいよ。いいじゃん、今更恥ずかしがる関係でもないし」
そりゃそうだけどさ……
メイクした時みたく美人さんってわけじゃないけど、スッピンも僕と同じでとっても可愛いのに、KAZUじゃなくなった和人って、急に男らしくなったりするんだもん。
不思議な魅力があるってゆーかさ、だから余計にこの状況が照れくさくなってしまう。
「あ、もしかしてまたシタくなっちゃったとか?」
「そ、そんなんじゃないし……」
「良かった、あんだけアンアン言っといてまだ足りないのかと思ったよ」
「ま、まさか……!」
これ以上は流石に僕の身体がもたないよ。
「仮にそうだったとしても、今の私に智樹の相手が出来る程の体力は残ってないけどね?」
うん、それは僕も同じ。
抱く側のことは……正直良く分かんないけど、抱かれる側だってただ喘いでれば良いってもんでもないし、それなりに演技(僕は出来ないけど……)も必要だから、見た目以上に疲れるんだよね。
「も、もお……、冗談ばっか言ってないで、もう寝よ?」
殆ど身長差なんてないのに、和人の胸に頬を埋め、上目遣いで和人を見ると、和人はクスリと笑って僕の髪を撫でてくれて……
「だね。明日も早いし……。寝るとしますか」
僕の額にチュッとキスをしてくれた。
大きな欠伸をして、和人が畳の上に並べた座布団の上ににゴロンとする。
「あ、お布団……、和人の分も敷かなきゃ……」
確か押し入れの中にまだお布団があったよね?
そう思って立ち上がろうとするけど……
「いてててて……」
全身が筋肉痛みたくなって、思うように身体が動かせない。
どうしよう……、和人を座布団の上に寝かせるわけにはいかないし……
うーん、困った。
僕が悩んでいると和人が僕の寝ているお布団に、コロンと転がってきて僕の肩を抱き寄せた。
「一緒に寝よっか?」
「え、で、でも……」
思いがけず和人に腕枕をして貰う格好になった僕は、ちょっぴりドキドキしてしまう。
だって僕達……、お互いスッボンポンのポン!なんだもん♡
「ね、何か着た方が……」
「面倒くさいよ。いいじゃん、今更恥ずかしがる関係でもないし」
そりゃそうだけどさ……
メイクした時みたく美人さんってわけじゃないけど、スッピンも僕と同じでとっても可愛いのに、KAZUじゃなくなった和人って、急に男らしくなったりするんだもん。
不思議な魅力があるってゆーかさ、だから余計にこの状況が照れくさくなってしまう。
「あ、もしかしてまたシタくなっちゃったとか?」
「そ、そんなんじゃないし……」
「良かった、あんだけアンアン言っといてまだ足りないのかと思ったよ」
「ま、まさか……!」
これ以上は流石に僕の身体がもたないよ。
「仮にそうだったとしても、今の私に智樹の相手が出来る程の体力は残ってないけどね?」
うん、それは僕も同じ。
抱く側のことは……正直良く分かんないけど、抱かれる側だってただ喘いでれば良いってもんでもないし、それなりに演技(僕は出来ないけど……)も必要だから、見た目以上に疲れるんだよね。
「も、もお……、冗談ばっか言ってないで、もう寝よ?」
殆ど身長差なんてないのに、和人の胸に頬を埋め、上目遣いで和人を見ると、和人はクスリと笑って僕の髪を撫でてくれて……
「だね。明日も早いし……。寝るとしますか」
僕の額にチュッとキスをしてくれた。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説


寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開



鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる