愛玩人形

誠奈

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第7章   哀傷…

20

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 肌を覆う物が何も無くなった身体を、智子が拘束を解かれた両手で隠そうと身を捩る。

 でも僕はそれを許すまいと、胸の膨らみと下腹部の膨らみを隠そうとする手を捕まえ、智子の震える身体を強く抱きしめた。

 「綺麗だよ智子。まるで天使様のようだ……」


 だから隠さないでおくれ。


 「嘘よ……、智子は天使様なんかじゃないわ……。化け物なのよ……」
 「そんなことあるもんか。どんな姿であろうと、僕にとって君は天使様そのものだから……」

 僕はそっと智子を抱き上げ寝台へと運ぶと、もじもじと擦り合わせる両足の間にある膨らみに手を添えた。

 「いや……、触らないで……、智子、おかしくなってしまう……」
 「いいんだよ、おかしくなっても……。僕だって……」


 智子の笑顔を思い浮べては、何度狂いそうになったことか……


 「兄さまは智子を見て気持ち悪くはないの? 智子を嫌いにならないの?」
 「どうして? こんなに綺麗なのに、嫌いになどなれるものか」 
 「で、でも……」
 「ほら、ここも、それからここも……」


 僕は、智子の全てが愛おしくて堪らないというのに……


 僕は言いながら智子の足の付け根に唇を落とし、やがて小さく揺れる膨らみに唇を触れた。

 「あっ、だめ……。兄さまのお口が汚れてしまうわ……」
 「汚くなんかないよ……」

 智子の身体に汚い部分なんて、一つもない。
 僕は小さく息を飲むと、智子の小さな膨らみを口に含んだ。

 「きゃっ……、いやよ……、兄さま、あっ、あん、あっ……」

 智子が激しく頭を振りながら、僕を引き剥がそうと手を伸ばすけど、僕はその手を柔らかな布団の上に押さえ付け、膨らみを頬張り続けた。
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