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case2.哀
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現在私は彼氏がいない。
少し前に彼氏がいたが遠距離恋愛の末別れた。
それから一年顔が広いこともあり沢山の紹介を受けた。
年下だったり年齢は様々だ、、、。
そんな中私の趣味であるジムで仲良くなった人がいた。
元々クールでちょっとミステリアスな人が好きな私は彼のことが少し気になっていた。
「哀ちゃん、近々呑みにいこうよ」
この言葉を言われても日にちとかを決めてたわけではないので社交辞令だろうと思っていた。
だがその日は突然やってきた。
「来週の木曜日空いてる?」
何の前触れもなくメールがきた。
え!!え!!!どうしよ、、、
どうしようというか行くの一択なんだけど。
「行きます」
一言連絡しファッションショーが始まった。
楽しみすぎる!!
そしてあっと今に木曜日、、、
「ごめん待たせたかな?」
振り向かなくても分かる、この声は
「毛利さん!全然、待ってないです!」
「じゃあ行こうか」
「はい!」
「、、、え?」
ガヤガヤした店内に毛利さんの声が静かに聞こえた。
「転勤が決まって今月までしかいないんだよ」
予想してなかった言葉だけになにも言えなくなってしまった。
「そ、そうですか、、、」
やっと出た言葉も気の利かない言葉で情けなくなった、、、。
「寂しい、、、?」
「え、、、?」
横を見ると切ない顔で笑う彼の顔。
どんな気持ちかわからない私は笑いながら
「寂しいに決まってるじゃ無いですか~」
冗談ぽく言ってその場を誤魔化した。
「さー沢山呑んだしどうしようか?」
楽しいしまだ一緒にいたいな、、、
「カラオケでも行きますか?」
「お!いいねカラオケ行こうか」
即答だったのが嬉しくて自分でも分かるくらい笑顔だったと思う。
沢山歌い時間も遅くなってきて眠くなってきた。
「なんか眠くなってきたね、、、」
彼の言葉を聞いたらもう大人の世界だ。
お分かりいただけただろうか。
先ほどまで歌を歌っていたのに今はホテルにいる。
これがなにを意味するか大人なら分かるだろう。
そう一線を越えたのだ、、、
後悔してるかと聞かれると少し後悔した。
かっこいいで終わらせとけば良かったなって。
「以上で終わりです」
カシュッとビールを開ける音が部屋に響き渡る。
「おー、、、そんな感じになってたんだね~」
酔っ払った華が肩を組みながら話してくる。
今日は週に一度の華の家での女子会だ。
「そっか、でもめちゃくちゃ落ち込んでるとかじゃなくて良かったよ」
「今誰かしゃべった?」
渚が話した後に華がボケる。
「いや、私だよ!!」
そこに渚がすかさずツッコミ爆笑が起きる。
嫌なこともこの二人に話すと笑いに変えてくれるから楽しくなれる。
「二人ともありがとう」
そう心の中でつぶやき目を閉じた。
哀が幸せな話をするのはまたいつか、、、。
少し前に彼氏がいたが遠距離恋愛の末別れた。
それから一年顔が広いこともあり沢山の紹介を受けた。
年下だったり年齢は様々だ、、、。
そんな中私の趣味であるジムで仲良くなった人がいた。
元々クールでちょっとミステリアスな人が好きな私は彼のことが少し気になっていた。
「哀ちゃん、近々呑みにいこうよ」
この言葉を言われても日にちとかを決めてたわけではないので社交辞令だろうと思っていた。
だがその日は突然やってきた。
「来週の木曜日空いてる?」
何の前触れもなくメールがきた。
え!!え!!!どうしよ、、、
どうしようというか行くの一択なんだけど。
「行きます」
一言連絡しファッションショーが始まった。
楽しみすぎる!!
そしてあっと今に木曜日、、、
「ごめん待たせたかな?」
振り向かなくても分かる、この声は
「毛利さん!全然、待ってないです!」
「じゃあ行こうか」
「はい!」
「、、、え?」
ガヤガヤした店内に毛利さんの声が静かに聞こえた。
「転勤が決まって今月までしかいないんだよ」
予想してなかった言葉だけになにも言えなくなってしまった。
「そ、そうですか、、、」
やっと出た言葉も気の利かない言葉で情けなくなった、、、。
「寂しい、、、?」
「え、、、?」
横を見ると切ない顔で笑う彼の顔。
どんな気持ちかわからない私は笑いながら
「寂しいに決まってるじゃ無いですか~」
冗談ぽく言ってその場を誤魔化した。
「さー沢山呑んだしどうしようか?」
楽しいしまだ一緒にいたいな、、、
「カラオケでも行きますか?」
「お!いいねカラオケ行こうか」
即答だったのが嬉しくて自分でも分かるくらい笑顔だったと思う。
沢山歌い時間も遅くなってきて眠くなってきた。
「なんか眠くなってきたね、、、」
彼の言葉を聞いたらもう大人の世界だ。
お分かりいただけただろうか。
先ほどまで歌を歌っていたのに今はホテルにいる。
これがなにを意味するか大人なら分かるだろう。
そう一線を越えたのだ、、、
後悔してるかと聞かれると少し後悔した。
かっこいいで終わらせとけば良かったなって。
「以上で終わりです」
カシュッとビールを開ける音が部屋に響き渡る。
「おー、、、そんな感じになってたんだね~」
酔っ払った華が肩を組みながら話してくる。
今日は週に一度の華の家での女子会だ。
「そっか、でもめちゃくちゃ落ち込んでるとかじゃなくて良かったよ」
「今誰かしゃべった?」
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「いや、私だよ!!」
そこに渚がすかさずツッコミ爆笑が起きる。
嫌なこともこの二人に話すと笑いに変えてくれるから楽しくなれる。
「二人ともありがとう」
そう心の中でつぶやき目を閉じた。
哀が幸せな話をするのはまたいつか、、、。
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