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第二十話

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「誰の仕業かはともかくだ、はよせんとなぁんも出来ないぬぇー。どーしようかなぁ」
 舌舐めずりをしながら進むハルの後ろを源次郎が付き添うようについて行き、置いて行かれたくない大和が慌てて追う。それにローブの男二人と佐々木が続いた。すげえ美人だな、佐々木が大和を肘でつつく。そんな二人や朗らかに笑う源次郎を通り過ぎ、ローブの男が一人、スキンヘッドの方がハルの隣に並び、ぼそりと耳打ちする。
「署長、お楽しみのところ申し訳ありませんが、時間がありません」
「ちぇ、わかってらあ。別に楽しんでないもん」
 そんなことをしている間に球体の傍までやってきて、ハルは肩を回して見上げた。高さ三メートルはあるそれをじっと見上げて、ふむ、と顎に手を当てる。
「ああ、地雷になってんのね、弾けて攻撃してくる。こりゃ確かに手出せないわ……弾けさせないようにやっけど、ちょおーっと離れてちょ」
 言われるがままに、ハル以外の全員がそれぞれ球体から離れた。五メートル以内にいるのはハルのみで、離れたのを見届けてからなんの躊躇もなく、球体を右手の人差し指でつん!とつつく。指は一瞬ずぶりと球体に沈み、同じ勢いのままずぽっと抜けた。
 ぶしゅうと黒い空気が噴き出る。炭を吐きだすタコのようだ。黒い空気は飛び散ることは無く、びゅるびゅるとハルの広げた右手に集まって行く。あれほど大きかった球体はどんどん小さくなっていくのに、ハルの掌に集まるものは野球ボール程の大きさを保ち続けた。
 最後にちゅるりとマーブル色の表皮もハルの掌に収まり、中にいた人間がどさどさと落ちて来る。外国人が三人、少年が二人。大和や五課が言った通りだ。最後に落ちてきたのが黒いスウェットに脱色金髪の少年で、五人とも気絶してはいるが目立った外傷はない。ハルはむんずとその少年の胸倉を左手で掴み、細腕に似合わぬ造作で引きずり上げる。
「ふむ、原因はこれだな」
 ぽいと集めた球体を近寄って来たスキンヘッドの方のローブの男に投げ、また開いた手で少年の首元に手を突っ込む。引き抜いた右手は次にペンダントを掴んでいて、動物の皮で出来ているらしい紐を形の良い真っ白な歯で食いちぎり、一同の絶句をよそに、ぶら下げ全体をまじまじと眺めた。動物の皮の紐に銀色の板のシンプルなものだ。3ミリ程の板にはよく見ると、可愛らしい外国のこどもが彫り込まれている。
 もう安全だと判断した面々が、徐々に絶句から動き出す。ある者は気絶する五人の介抱に回り、ある者は源次郎と大和とともに、介抱組に少年を渡すハルの横に並ぶ。球体を受け取ったスキンヘッドの男はいずこかへ消えた。残ったひょろりとした方のローブの男が、するっとハルの目の前にやってきてペンダントを受け取る。
「これですか。呪具か何かで?」
 手のひらに装飾である銀の板のほうを乗せて、一同に絵を見せながらローブの男が訪ねた。
「そんなもんね。中にゴブリンが入ってる」
「中に?ゴブリン?ヨーロッパの妖精の?」
「そう、西欧の小鬼ちゅわん」
「中って、何処に?」
 まじまじとペンダントを一同が見る中で、ふぅ、とハルが絵に息を吹きかける。ぽわとこどもの姿が淡く輝くとぷっくりと膨らんで、愛らしいこどもの絵から出てきたとは思えない、浅黒い肌の尖った耳鍵鼻をした、小さな角の生えたこびとがぐったりと現れた。おお、と一同が騒ぐ中、見えていない佐々木は首を傾げる。佐々木には装飾からこどもの絵が消え、ただの板になったようにしか見えない。
 男の両手のひらの上で目覚める様子が無いゴブリンの額に、ハルは臆することなく唇を落とした。するといくらかぐったりとした表情が和らぎ、顔色がよくなったように見える。あの球体から出てきた中で一番見た目の体調が危ういのは、どう見てもこのゴブリンだ。
「この子の力を媒介にして、特定の力に反応し、作動するようにしてたんだろ。応急処置はしたけど、かなりの重体よん。早く病院に運んであげてネ」
「事情聴取は、出来そうですか」
 ローブの男の淡々としたもの言いに、ハルは片眉を上げてニヤリと笑った。とん、と男の右胸を人差し指で押す。
「この子にもあの五人にも、何も残ってはいない。何もだ。わかっているだろう?テロとはそういうものだと。あの五人からこの子からこの土地から、記憶も思いも感情も温もりも、何もかも根こそぎ消えている。小規模だったことに神に感謝しろ。この校庭全体が空になっていたら、それこそ新しい土地を狙う小悪党の巣窟になっているところだった。今、君が考え行動すべきことは事情聴取では無く、球体があった部分周辺の処置、少年達のご家族に向けての記憶喪失の理由を考えること、それよりも何よりも、目の前の小さな子鬼の命を救うべく、今すぐ早急に迅速に病院に駆け込むことだ」
 ぐぐ、と男の胸を押す指に力がこもる。ローブの男の今まで一つも動かなかった顔のパーツが、眉だけぴくりと苦しげに動く。決して長身では無いのに、ハルがそのひょろりと背の高い男を圧倒しているのが見て取れる。
 ハルは指を離し、ぱんぱんと二度手を叩いた。
「わかったら、はよ動く!ハルちゃんはゲンと大和と三人仲良く車で待っててあげるから、用事があったら呼んでね!以上、解散!」
 そう言った瞬間くるりときびすを返し、ずかずかと車の方へ歩いて行く。源次郎と大和がそれに続き、ハルが動いたことでまたわらわらと人が動き出す。ハルに一喝された男はゴブリンを持ったまま、何処かへ消えていった。
 車に乗り込むとその身を沈め、はあと深い溜息をつく。出張から帰って来ても休む暇なく、いつの間にか夜中だ。あまぁいものが食べたい、そう呟くハルに、運転席に座った源次郎はポケットをあさり、果物が印刷された包装紙の飴をあげた。助手席に座った大和にも一つ渡し、自分も包装をはがして口に放り込み、にこりと笑う。
「お疲れ様です。大和くんもお疲れ様。もう少しだからね」
 多分。笑顔で言う源次郎の付け足した言葉は、飴と労わりの言葉で回復したぶんをどっしりと沈め、そしてただただ真実だった。まだ帰れないのはわかっている。それを肯定するように、佐々木がにこにこと後部座席に乗ってきた。
 お邪魔しまーす、佐々木は軽い調子で入って来て、ハルに隣失礼しますと頭を下げた。もごもごと口の中で飴を転がしながら、ハルはにこりと挨拶代りに、とってつけた笑顔を返す。
「参考意見、お伺いに来たのかしらぁ?」
「ご明察です。俺は大和と友人関係でして、本来ならこちらとしてはマイナスなんですが、お話、しやすいでしょう?」
「そーね。運転手さぁん、優しい彼にも飴ちゃんあげたげて」
 はいはいと源次郎はまたポケットから飴を出し、佐々木に一つ手渡した。何個入ってんだ?大和は助手席で、貰った飴を持っていた上着のポケットに入れつつ、首を傾げた。ポケットはそんなに膨らんでいないが、ちょっと得体の知れない部分がある源次郎の笑顔を見ていると、ちょうだい、と言い続けたら、校庭にいる人数分の飴が、ぽいぽいと出てきそうな気がした。
 黒を基調とした車内に、ポップな色合いの飴と甘い果実の匂いが広がる。少々妙な空間の中だが、話すのは今の事件の話だ。ゴブリンでしたっけ?俺は見えなかったんですけどね、と佐々木が飴をポケットにしまいながら笑う。
「映画とか、ゲームに出てくる奴ですよね?悪さばかりする感じの」
「そんなんね。人転ばせたり台所荒らしたり、昔のことだし、伝わってんのはネズミの仕業が殆どかもしんねえけど、有名な妖精の一つよ。簡単に見付けられて、んでもって簡単に利用出来る。あの子がちょっとでもお話出来たら、何処らへんに住んでたかぐらいはわかるかも」
 かろん、とハルの口の中で飴が音を立てる。
「……記憶が、無くなっているんですか、彼らは。そういうのって、わかるんですか」
 窓の外で静かに介抱され、やってきた救急車に乗せられて行く被害者を見る。見えない佐々木にも見えた球体は、佐々木にとって、人生ぶんの価値観を揺るがものだった。不気味な色合いをして浮いていて、手足が不格好に何本も飛び出て中に人がいるのをまざまざと伝え、黒い空気を吹き出して消えた。それが消えるとまるで出来事まで消えたかのように出てきた五人は、無傷でただ眠っているだけに見えるほど穏やかである。
 見える感じるハルや源次郎、大和はあっさりと頷く。源次郎だけが短く静かに、そうだね、と相槌を打つ。
「不可思議なものは、優しい事もあるけれど残酷な時は残酷なんだ。五体満足だっただけ、よかったかも知れない。今はお互いに法律を作り、随分と均衡を保てるようになったんだよ」
「均衡を、保ってるんですか」
「全部本当に起こったことかはわからないけど、今昔物語や伊勢物語に出てくる鬼を知ってる?その鬼たちのように、突然有無を言わさず人間を食べる、ってことはなくなったみたいだから、保ってるんじゃないかな?」
 柔和に笑う源次郎に、佐々木は目を白黒させた。自分の中でただのお伽噺だった話が、まるで厳重に保管される事件の資料のように語られて、なんだか眩暈がする。全部が全部真実では無いということは、つまり、全部が全部作り話でも無いということだ。
 しかし白黒させたのは一瞬だ。二、三度まばたきを繰り返して、そうですか、と佐々木は一言言って身を乗り出し、車内の空気をさっと本題に向けた。佐々木が訪ねて来たのは、事件についての見解だ。早期解決に向けて、先に進むべく早々に意見を交わしたい刑事の姿が、そこにある。
「あのペンダントは、どう思いますか。薔薇の棘の口封じですかね?」
 一人の刑事として、にこ、と笑って訪ねてきた佐々木に、ハルもにこりと微笑む。早く解決して市民の平和を守りたいのは、ハルとて同じだ。解決したい意味大半、ハルはほんの少し、疲労から早く帰りたい意味も込めている。
「口封じにしては、タイミングが早いにゃあ。公安に囲まれていたとわかってたにしろ、わかってなかったにしろ、大和一人倒して、逃げることだって選択肢としてはあったしぃ……その場にいた大和は、どう思うよ?」
 大和は一度頷いてから口を開いた。
「俺も署長に同意っす。あのペンダントの発動条件が、攻撃系の術の発動、だったようにしか思えないんすよね。薔薇の棘の連中が目的だったのか、それとも単純に最初に放たれる術に反応するようにセットされてたのか……どちらにしても、口封じってイメージじゃないっすね。前者と後者じゃ大きく変わって来るし……つか、あのペンダントを少年らが持ってたってのが、まずわかんねっす。どうやって手に入れたのか……どっかで買ったか貰ったか。結局、全部が全部、調べねえとわかんねぇよ」
 源次郎もそれに同意するように、何度もうんうんと頷いた。その様子に佐々木も頷いて、腕を組む。見えないものを探す、事件現場からのスタートは、超自然的なものが絡んでいようが、絡んでいまいが同じだ。求めるべき犯人や動機は、スタート地点からは明確に見えない場合が多い。相手のことを調べながら行動しても、それが全てその通り正解とは限らないのだ。
 どちらにせよ、超自然的なものが見えない感じない佐々木が、今出せる答えは限られている。一度首を傾げ考えるそぶりを見せたが、佐々木はまたにこっと笑って車のドアを開けた。
「ご意見、ありがとうございます。五課から改めて何かあると思いますので、もう少し、待機してください」
 ハルはその言葉に、わざとらしく大きな溜息をついた。がりりと大きな音を立てて、これ見よがしに飴玉を噛み砕く。そのままぼりぼりとスナック菓子のように噛みながら、ん、と手を伸ばして源次郎に二個目をせがむ。唇まで尖らせるハルに、源次郎は二つ、飴を渡した。
 少し苦笑し、では、と佐々木は車のドアを閉めた。だが直ぐに何かを思い出したかのようにドアを開く。それからすぐ大和に向って、今までの仕事としての少し壁のある態度とは違い、一緒に月日を過ごした友人としての態度で言った。
「大和、お前敬語もうちょっと頑張れよ。てか、変だぞ」
 大和は、盛大に顔をしかめた。
「……うっせえなあ。頭悪ィ元ヤンが、変な環境で敬語覚えっと、こうなんだよ」
 俺は頑張ってる。ぼそっと吐き出すように言う大和に、佐々木はあははと笑いながら今度飲みに行こうと付け足して、今度こそドアを閉めて去って行った。
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