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序章:平穏の終わり
6/3(火):真剣なダンジョン都市攻略
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「うーん……しんどいわ……」
「昨日はしゃぎすぎて体調を崩したか?」
「そんな子供じゃないわよ……ハァ」
輝夜は38.8分の熱を出していた。昨日の夜は何ともなかったし元気だったが朝起きてみればしんどそうにしていた。
「病院に行くか?」
「いいわぁ……寝ていれば元気になるからぁ……」
「そうか。それなら今日は大人しくしているんだな」
「うぅ……ダンジョンに行きたいわぁ……」
「今日治して明日行けばいい」
今日は輝夜の看病か。まあそれを責めたりはしない。人間だから熱を出す時は出す。
「んぅ……学人、何しているの……?」
「何って看病しているんだが?」
「そんなこと気にしなくていいわ……ダンジョン都市に行きなさい」
「いや、そんなことできるわけないだろ。看病するぞ」
「子供じゃないんだから、大丈夫よ……それに、期限までの目標を、今日中に学人がダンジョン都市でできることを終わらせれば、ずっといれるということよね? ……それなら、行きなさい」
それはそれで余韻に浸らずに詰め詰めでやらないといけないわけだ。面白そうだからいいけど。
「分かった。お昼には一度戻ってくるからな」
「ぅん……」
輝夜はそのまま寝てしまった。これは本当に今日中に終わらせて輝夜の方に時間を割いた方がいいかもしれないな。
念のためにちょくちょく輝夜の顔を見るようにしよう。でもパーティになっているから危なくなりそうならHPで分かるか。
上級ヒールをかけて輝夜が少しでも楽になれるようにしてから俺は急いで準備してダンジョン都市に入った。
上級ヒールでも回復しないから病気は違うのか。解毒や浄化を習得して試してみたけど効果はないみたいだ。もしかしたら効果があるのかもしれないが様子見だな。
昨日ぶりのダンジョン都市。輝夜の要望のためにも楽しむのではなく終わらせる方向で動く。
具体的にはレベル上げのために停滞ではなく次のモンスターを倒してどんなドロップアイテムが出るのか調べる。そもそも進んだ方がレベル上げをしやすいからな。
俺はとどまってレベル上げをするのがゲームだろうが現実だろうが好きだ。それが俺の悪い癖だ。
「やるか」
剣王の魔剣と剣王の征鎧を装備して走り始める。剣王の征鎧はAGIも上がるからより速くなる。さらにここで魔剣を振ることで移動時間も無駄にはしない!
輝夜に言われたというのもあるが俺がマジでやればどれくらいやれるのかが気になった。今まで楽しさが勝っていたがもう今回は面白くなくても作業を突き詰める。
スライムエリアはスライムに遭遇することなく抜け、チンアントエリアはいつも通りたくさんいる。飛行で避けてもいいが超級雷魔法を使えば簡単だからレベルアップのために超級雷魔法を使って一掃する。
「賢者スキルすごいな」
今の俺は賢者スキルを一つも持っていないから前回と威力を比べたら明らかに威力が落ちている。でも超級魔法の威力はそれがなくても強いしこれが俺の標準威力だと認識していないといけない。
上書きして増やすという手もあるがそこは輝夜に役割を渡していた方がパーティとして明確になる。
チンアントエリアの次のハイピジンエリアも超級雷魔法で一掃して次のエリアのメタルトータスエリアに入る。
メタルトータスは比較的に多くはないがそれはチンアントとハイピジンを比べたらの話だ。
視界に入るメタルトータスは太刀を振るついでに切り裂いていく。振っても速くなるし到達する前に次の太刀が振れるくらいには速くなっている。
倒せるし剣を振れるから数が少なければこうするか。移動しながらの戦い方も学んでおこう。
メタルトータスエリアを抜けた先はゴブリンエリアだ。
前回来た時は軍隊だったが今回も軍隊だった。でも所詮は一体一体が強さが変わらないから、強くなっている俺の前では軍隊の意味がなくなっている。
飛剣の太刀を横一閃することで軍隊のほとんどが斬られた。ゴブリンは今後のことを考えて視界に入るゴブリンは魔法を駆使して倒しておくことにした。
魔弾、属性付与、魔力譲渡、パーティ作成は必要なボトルだ。上書きで増やすことはできるけど貸力では俺がいなければそれを渡すことができない。
その点ボトルは渡すことができるからボトルの必要性がないわけではない。
「次だ」
五分ぐらい滞在してゴブリンの出が悪くなったから次のエリアに向かうことにした。ここまでで十五分くらいしか経っていないがまだまだ効率を上げないとLv1000にするのは全く時間が足りない。
次のエリアに入るとこのエリアが何エリアなのか分かった。
「ヴェノムビーか」
人間の子供ほどのサイズでお尻に大きな針を持つ蜂、ヴェノムビー。まさかの日本のダンジョンでは出現しないモンスターだった。
そしてこいつは猛毒を持っているためその解毒薬が見つかっていないため、海外のどこかのダンジョンだとヴェノムビーの巣があちこちある階層があってそれ以上下には行けないというダンジョンがあるとか。
でもこの鎧があるし問題はないだろう。一撃も喰らってやるつもりはないけど。
五体のヴェノムビーがこちらに気が付く前に神域の三太刀、飛剣で二太刀を放ったことでほぼ同時にヴェノムビーを殺すことができた。
それが引き金になったのか地面からぶわぁっとヴェノムビーが大量に出てきた。
「くはっ! これなら早く終わりそうだ」
いかんいかん、楽しくなってきた。楽しくなるのはいいことだが今は作業だと思わないと悪い癖が出てしまう。
ヴェノムビーたちはお尻を前に出して大きな針を出しながら俺に向かってきた。
「サンダー」
超級雷魔法で一掃する。やっぱりこれが一番効率がいいな。
「ん?」
おいおい、このエリアはかなり出てくる量が多いな。今までなら緩やかに増えて行ったがこのヴェノムビーエリアは急激にモンスターが増える。
「これなら時短になるな」
剣を振りつつ神域で太刀を出し魔法を使う。これで魔法剣士なるものが効率よく発動しているし無駄なく倒すことができる。
ここにいられる時間は三十分、最高でも一時間くらいだな。次がある。
「マックスサンダー」
腕時計を見て三十分経ったことを確認してから超級雷魔法でヴェノムビーを一掃して次のエリアに向かう。
その間にヴェノムビーのドロップアイテムを確認しておく。
初級雷魔法×500、中級雷魔法×659、狼特効×238、解析×581、解毒×545、浄化×598、初級ヒール×566という治療セットだった。ていうか八つに増えるかと思ったが七つで終わりなのかな。
そう言えば確かアイテムシンセシスで解毒と浄化と初級ヒールで何かできていたような気がする。それも終わったら見に行こう。
それにしても俺のステータスが上がったからモンスターが出てくる数も増えて結果効率が爆上がりしている。これはもう目標レベルに達成するんじゃないか?
次のエリアのモンスターはヴェノムビーのドロップアイテムである狼、サイレンウルフではないかと考えていた。
その通り、サイレンウルフが六体集まっていた。
このダンジョン都市だとモンスターを倒し続ければ普通のダンジョンのサイレンウルフ以上に集まってくる。だがこのダンジョン都市のサイレンウルフはどうなのだろうか。
少し気になってわざとサイレンウルフに気付かれるようにした。
東京ダンジョンの時はダンジョンという狭い空間だったが外でもかなり響く声を六体すべてが出した。
「うお」
サイレンウルフエリア全体から地響きがして俺の足元からもサイレンウルフが現れた。
俺は思いっきり地面を踏むことで地面から出てこようとしているサイレンウルフたちを殺した。
俺の周囲には出てこなくなったがうじゃうじゃとサイレンウルフがエリアに埋め尽くされた。
「異常だな……」
いつもの笑いを抑えてサイレンウルフのヤバさを感じたが、それでもさっきのヴェノムビーよりかは全く気にならない。
だってヴェノムビーは死に至らしめる毒を持って爆発的に数が増えるんだからそれに比べてればエリア全体にいることは全く気にならない。
むしろ増やす手間が省けて良かった。
「昨日はしゃぎすぎて体調を崩したか?」
「そんな子供じゃないわよ……ハァ」
輝夜は38.8分の熱を出していた。昨日の夜は何ともなかったし元気だったが朝起きてみればしんどそうにしていた。
「病院に行くか?」
「いいわぁ……寝ていれば元気になるからぁ……」
「そうか。それなら今日は大人しくしているんだな」
「うぅ……ダンジョンに行きたいわぁ……」
「今日治して明日行けばいい」
今日は輝夜の看病か。まあそれを責めたりはしない。人間だから熱を出す時は出す。
「んぅ……学人、何しているの……?」
「何って看病しているんだが?」
「そんなこと気にしなくていいわ……ダンジョン都市に行きなさい」
「いや、そんなことできるわけないだろ。看病するぞ」
「子供じゃないんだから、大丈夫よ……それに、期限までの目標を、今日中に学人がダンジョン都市でできることを終わらせれば、ずっといれるということよね? ……それなら、行きなさい」
それはそれで余韻に浸らずに詰め詰めでやらないといけないわけだ。面白そうだからいいけど。
「分かった。お昼には一度戻ってくるからな」
「ぅん……」
輝夜はそのまま寝てしまった。これは本当に今日中に終わらせて輝夜の方に時間を割いた方がいいかもしれないな。
念のためにちょくちょく輝夜の顔を見るようにしよう。でもパーティになっているから危なくなりそうならHPで分かるか。
上級ヒールをかけて輝夜が少しでも楽になれるようにしてから俺は急いで準備してダンジョン都市に入った。
上級ヒールでも回復しないから病気は違うのか。解毒や浄化を習得して試してみたけど効果はないみたいだ。もしかしたら効果があるのかもしれないが様子見だな。
昨日ぶりのダンジョン都市。輝夜の要望のためにも楽しむのではなく終わらせる方向で動く。
具体的にはレベル上げのために停滞ではなく次のモンスターを倒してどんなドロップアイテムが出るのか調べる。そもそも進んだ方がレベル上げをしやすいからな。
俺はとどまってレベル上げをするのがゲームだろうが現実だろうが好きだ。それが俺の悪い癖だ。
「やるか」
剣王の魔剣と剣王の征鎧を装備して走り始める。剣王の征鎧はAGIも上がるからより速くなる。さらにここで魔剣を振ることで移動時間も無駄にはしない!
輝夜に言われたというのもあるが俺がマジでやればどれくらいやれるのかが気になった。今まで楽しさが勝っていたがもう今回は面白くなくても作業を突き詰める。
スライムエリアはスライムに遭遇することなく抜け、チンアントエリアはいつも通りたくさんいる。飛行で避けてもいいが超級雷魔法を使えば簡単だからレベルアップのために超級雷魔法を使って一掃する。
「賢者スキルすごいな」
今の俺は賢者スキルを一つも持っていないから前回と威力を比べたら明らかに威力が落ちている。でも超級魔法の威力はそれがなくても強いしこれが俺の標準威力だと認識していないといけない。
上書きして増やすという手もあるがそこは輝夜に役割を渡していた方がパーティとして明確になる。
チンアントエリアの次のハイピジンエリアも超級雷魔法で一掃して次のエリアのメタルトータスエリアに入る。
メタルトータスは比較的に多くはないがそれはチンアントとハイピジンを比べたらの話だ。
視界に入るメタルトータスは太刀を振るついでに切り裂いていく。振っても速くなるし到達する前に次の太刀が振れるくらいには速くなっている。
倒せるし剣を振れるから数が少なければこうするか。移動しながらの戦い方も学んでおこう。
メタルトータスエリアを抜けた先はゴブリンエリアだ。
前回来た時は軍隊だったが今回も軍隊だった。でも所詮は一体一体が強さが変わらないから、強くなっている俺の前では軍隊の意味がなくなっている。
飛剣の太刀を横一閃することで軍隊のほとんどが斬られた。ゴブリンは今後のことを考えて視界に入るゴブリンは魔法を駆使して倒しておくことにした。
魔弾、属性付与、魔力譲渡、パーティ作成は必要なボトルだ。上書きで増やすことはできるけど貸力では俺がいなければそれを渡すことができない。
その点ボトルは渡すことができるからボトルの必要性がないわけではない。
「次だ」
五分ぐらい滞在してゴブリンの出が悪くなったから次のエリアに向かうことにした。ここまでで十五分くらいしか経っていないがまだまだ効率を上げないとLv1000にするのは全く時間が足りない。
次のエリアに入るとこのエリアが何エリアなのか分かった。
「ヴェノムビーか」
人間の子供ほどのサイズでお尻に大きな針を持つ蜂、ヴェノムビー。まさかの日本のダンジョンでは出現しないモンスターだった。
そしてこいつは猛毒を持っているためその解毒薬が見つかっていないため、海外のどこかのダンジョンだとヴェノムビーの巣があちこちある階層があってそれ以上下には行けないというダンジョンがあるとか。
でもこの鎧があるし問題はないだろう。一撃も喰らってやるつもりはないけど。
五体のヴェノムビーがこちらに気が付く前に神域の三太刀、飛剣で二太刀を放ったことでほぼ同時にヴェノムビーを殺すことができた。
それが引き金になったのか地面からぶわぁっとヴェノムビーが大量に出てきた。
「くはっ! これなら早く終わりそうだ」
いかんいかん、楽しくなってきた。楽しくなるのはいいことだが今は作業だと思わないと悪い癖が出てしまう。
ヴェノムビーたちはお尻を前に出して大きな針を出しながら俺に向かってきた。
「サンダー」
超級雷魔法で一掃する。やっぱりこれが一番効率がいいな。
「ん?」
おいおい、このエリアはかなり出てくる量が多いな。今までなら緩やかに増えて行ったがこのヴェノムビーエリアは急激にモンスターが増える。
「これなら時短になるな」
剣を振りつつ神域で太刀を出し魔法を使う。これで魔法剣士なるものが効率よく発動しているし無駄なく倒すことができる。
ここにいられる時間は三十分、最高でも一時間くらいだな。次がある。
「マックスサンダー」
腕時計を見て三十分経ったことを確認してから超級雷魔法でヴェノムビーを一掃して次のエリアに向かう。
その間にヴェノムビーのドロップアイテムを確認しておく。
初級雷魔法×500、中級雷魔法×659、狼特効×238、解析×581、解毒×545、浄化×598、初級ヒール×566という治療セットだった。ていうか八つに増えるかと思ったが七つで終わりなのかな。
そう言えば確かアイテムシンセシスで解毒と浄化と初級ヒールで何かできていたような気がする。それも終わったら見に行こう。
それにしても俺のステータスが上がったからモンスターが出てくる数も増えて結果効率が爆上がりしている。これはもう目標レベルに達成するんじゃないか?
次のエリアのモンスターはヴェノムビーのドロップアイテムである狼、サイレンウルフではないかと考えていた。
その通り、サイレンウルフが六体集まっていた。
このダンジョン都市だとモンスターを倒し続ければ普通のダンジョンのサイレンウルフ以上に集まってくる。だがこのダンジョン都市のサイレンウルフはどうなのだろうか。
少し気になってわざとサイレンウルフに気付かれるようにした。
東京ダンジョンの時はダンジョンという狭い空間だったが外でもかなり響く声を六体すべてが出した。
「うお」
サイレンウルフエリア全体から地響きがして俺の足元からもサイレンウルフが現れた。
俺は思いっきり地面を踏むことで地面から出てこようとしているサイレンウルフたちを殺した。
俺の周囲には出てこなくなったがうじゃうじゃとサイレンウルフがエリアに埋め尽くされた。
「異常だな……」
いつもの笑いを抑えてサイレンウルフのヤバさを感じたが、それでもさっきのヴェノムビーよりかは全く気にならない。
だってヴェノムビーは死に至らしめる毒を持って爆発的に数が増えるんだからそれに比べてればエリア全体にいることは全く気にならない。
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